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荏子田横穴
最終更新日 2018年10月23日
文化財は長い間受け継がれてきた大切な財産です。
原則として公的機関が所蔵するもの以外は非公開となっています。
見学等にあたっては所有者の意向に充分ご配慮いただきますようお願いいたします。
荏子田横穴
(画像提供:横浜市教育委員会事務局)
名称 (ふりがな)
荏子田横穴 (えこだおうけつ)
分類/指定年月日
史跡 平成5年11月1日 市指定
概略
荏子田横穴は荏子田朝日公園の中にあり、別名荏子田かんかん穴とも呼ばれている。早渕川上流の標高45メートルほどの台地南側斜面に2基の横穴墓が並んでつくられている。7世紀前半頃のこの地域の有力者の墓と考えられている。昭和初年及び昭和30年代に発掘調査が行われた。西側に位置する1基は、入口から奥壁まで全長6メートル、遺骸を収める玄室は長さ3.7メートル、幅3.2メートル、高さ2.2メートルの切り妻式の家形を模したもので、壁や天井には棟木、桁、柱、親垂木、束柱などが浮き彫りにされている。市域では大変珍しいもので、葬られた人物の特異性が窺われる。
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