新横浜都心における「花と緑にあふれる環境先進都市」横浜の取組
花と緑で、ラグビーワールドカップ2019™を盛り上げます!
最終更新日 2020年3月30日
新横浜都心における「花と緑にあふれる環境先進都市」横浜の取組とは
2019年から2020年にかけて、横浜国際総合競技場ではラグビーワールドカップ2019™、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。国内外から多くの方が訪れる、横浜国際総合競技場周辺の新横浜都心エリアにおいて、関係区局と連携しながら、「花と緑にあふれる環境先進都市」横浜が実感できる取組を展開しています。
各取組の最新状況
花壇・フラワータワー・ハンギングバスケット
ラグビーワールドカップ開催期間中、街路樹の植栽帯や新横浜駅前公園、新横浜駅前ペデストリアンデッキに以下の花や緑を設置し、華やかさを演出しています。
- 出場チームをイメージしたコンテナ花壇20基
- 花で彩るコンテナ花壇21基
- 新設のレンガ花壇8基
- 既存のレンガ花壇8基
- フラワータワー8基
- 町内会と連携して演出するハンギングバスケット108基
- ハンギング付きコンテナ花壇15基
コンテナ花壇
レンガ花壇
フラワータワー
ハンギングバスケット
ハンギング付きコンテナ花壇
地域が主体となった通りの緑化
新横浜町内会が主体となって、「新横浜町内会美化環境部ガーデンシティ新横浜プロジェクトチーム」を結成し、新横浜スクエアビルへの壁面緑化の実施などに取り組みました。壁面緑化の高い視認性を活かし、賑わい演出の起点としています。
また、コンテナ花壇を民有地に設置し、街全体が緑豊かな雰囲気となるよう演出しています。
壁面緑化
雨水を引き込み貯留するレインガーデン
スタジアム通りに11箇所、新横浜中央通りに2箇所、Fマリノス通りに16箇所、それぞれでタイプの異なるレインガーデン(※)を設置しました。
(※)道路や歩道など周辺の雨水を花壇に引き込み、一時的に貯留し、時間をかけて浸透させる花壇
レインガーデン
花や緑への水やりに下水再生水を活用
エリア内の花や緑への水やりに下水再生水(※)を活用しています。
(※)水再生センターで下水処理を行った下水処理水は、大部分を海や河川へ放流していますが、一部は砂ろ過やオゾン処理などを行い下水再生水として、修景用水、トイレ洗浄水、雑用水等多くの用途に利用しています。
水やりに使用する下水再生水は、下水処理水を砂でろ過して、目に見えない細かい汚れを更に取り除いた後、オゾン消毒設備で滅菌しています。
暑さをしのげる環境づくり
- 街路樹を、緑陰が増えるように、樹形を整え、枝を多く残す等の剪定を実施しました。木陰をつくることで直射日光を遮り、暑さの緩和を図っています。
- 国土交通省の実証実験と連携し、新横浜駅前公園に、トンネル型とベンチ型の暑熱緩和施設を設置しています。
- 横浜国際総合競技場の東ゲート橋の地面を遮熱性舗装し、照り返しによる暑さを軽減しています。
暑熱緩和アーチなど
横浜国際総合競技場の照明LED化
- 競技用照明をLED化し、ラグビーワールドカップ決勝戦会場の基準で必要な照度を確保しています。このことにより、音響と一体となった臨場感あふれる迫力ある照明の演出が可能となっています。
- 既存の照明に比べ、約35%の省エネを実現しています。
- 場外のライトアップ照明はフルカラー化され、多様な色彩での点灯が可能になり、季節を表現した演出などで街に彩りを添える地域のランドマークとしての機能も発揮できる様になっています。
会場内
会場外
デザインマンホールによる賑わい
- 新横浜中央通りとアリーナ通りの、歩道上の下水道マンホールを30箇所、ラグビーワールドカップ2019™仕様のデザインマンホールに交換しています。設置期間は12月上旬までです。
デザインマンホール