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最終更新日 2023年1月13日
東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い拡散した放射性物質は、大気の流れにより横浜市上空にも達し、雨等により下水管に流入し、水再生センターに届きます。下水は、水再生センター及び汚泥資源化センターで処理し、最終的に下水汚泥焼却灰になります。前述のように下水管に放射性物質が流入したため下水汚泥焼却灰にも放射性物質が含まれるようになりました。このような現象は近隣の自治体も同じような状況となっています。
平成26年4月以降の焼却灰を対象に南本牧最終処分場の陸地化部分へ埋立てを実施しています。
下水焼却灰の埋立処分について(PDF:353KB)
ア 第一段階として、毎日発生している焼却灰を、処分場の陸地化したところを活用し、埋立てを検討
イ 既に下水道施設に保管している焼却灰については、今後の取扱いを検討
ウ 下水汚泥を資源として、引き続き有効利用を推進
(改良土利用としての資源化は、クリアランスレベル(100ベクレル/kg以下)を確実に守り、引き続き資源化を図っていきます。)
現在及び過去の下水汚泥焼却灰の保管状況は、以下のとおりです。
下水汚泥焼却灰の保管状況(PDF:415KB)
下水汚泥焼却灰の保管状況は、ピーク時で南・北部汚泥資源化センター合わせて約38,000トンに迫っておりましたが、処分がすすみ徐々に減少しています。しかし、場内に置かざるを得ない状況になっており、施設運営に影響があります。
一方、下水汚泥焼却灰の放射性物質濃度は、保管開始当初と比較し約50分の1以下まで低減しています。
本市下水道施設における流入下水・放流水・脱水汚泥・汚泥焼却灰・改良土及び南本牧廃棄物最終処分場での埋立処分混合灰の放射性物質濃度の測定結果です。
名称 | 北部汚泥資源化センター | 南部汚泥資源化センター | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
脱水汚泥 | 汚泥焼却灰 | 改良土 | 脱水汚泥 | 汚泥焼却灰 | ||
試料採取日 | 令和4年 | 令和4年 12月26日 | 令和4年 | 令和4年 12月5日 | 令和4年 | |
セシウム134 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | |
セシウム137 | 不検出 | 38.0 | 不検出 | 不検出 | 37.8 |
※不検出とは、定量下限値未満であることを示しています。
※ヨウ素131については、原発事故の影響を確認する指標として測定を始めましたが、ヨウ素131の半減期が8日に対して、既に3年以上経過していることを踏まえ、平成26年9月1日からは測定項目から除き、セシウム134及びセシウム137の2項目とします。
なお、汚泥焼却灰は、北部及び南部汚泥資源化センターの敷地内で保管しています。
平成27年2月~3月に資源循環局のごみ主灰と汚泥焼却灰を混ぜ合わせた混合灰の南本牧廃棄物最終処分場での試験埋立てを実施しました。試験埋立てで安全性を確認し、その後も空間線量と放射性物質濃度に異常が認められず、安全が確認できましたので、埋立てを平成27年7月から平成29年9月まで実施しました。
日付 | 平成29年9月15日 |
---|---|
混合灰セシウム濃度 | 83.5 |
名称 | 東側 | 西側 | 南側 | 北側 | 測定日 |
---|---|---|---|---|---|
北部汚泥資源化センター(鶴見区末広町) | 0.05 | 0.05 | 0.05 | 0.05 | 令和4年 |
南部汚泥資源化センター(金沢区幸浦) | 0.05 | 0.06 | 0.05 | 0.06 | 令和4年 |
※地上から高さ1メートルの地点で測定
排ガスについては不検出でした。
※この説明資料20ページの「図3-4 身のまわりの放射線被ばく」は、引用元のデータが更新されています。詳細は以下のURLを参照してください。
http://jccu.coop/food-safety/qa/pdf/qa03_03_02.pdf(外部サイト)
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