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化学物質について知ろう
最終更新日 2024年4月1日
化学物質と環境リスク
化学物質とは
地球上にある全てのものは、化学物質でできています。自然のものも、人が作ったものも、全て化学物質です。
私たちは化学物質の持つ「役に立つ性質」を使うことで、生活を便利で豊かにしてきました。
一方で、使い方を間違えると、ヒトや動植物に悪い影響をあたえるおそれがあるものもあります。
空気や河川・海などの環境中に出された化学物質が、ヒトや動植物に悪い影響を及ぼす可能性のことを、化学物質の「環境リスク」といいます。
環境リスクを小さくするには
化学物質を利用した製品を使うときに、わたしたち一人ひとりが心がけたいことを紹介します。
適正な量で使用する
製品に表示されている使用量を守りましょう。必要以上の量を使用せず、体に取り込む量を減らし、環境への排出量を抑えます。
換気を十分にする
塗料や殺虫剤などを室内で使うときには、換気をして体に取り込む量を減らしましょう。
正しい使い方をする
製品表示をよく読み、使用上の注意を守って使いましょう。例えば、「混ぜるな危険」の表示がある製品は、使い方を間違えると有害性の高い化学物質が発生することがありますが、使用上の注意を守ることで発生を防ぐことができます。
周囲への配慮をお願いします(柔軟仕上げ剤等の香りについて)
近年、さまざまな香りの柔軟仕上げ剤が発売されるようになり、衣類に好みの香りをつける人が増えていますが、香りに対する感じ方は一人ひとり違い個人差があります。自分にとっては快適な香りでも、周りでは強い香りに感じ、不快感を訴える人がいることをご理解ください。(いわゆる「香害」)
使用量の目安などを参考に、周囲の方にもご配慮いただきながらお使いください。
関連リンク
リスクコミュニケーション
市民、事業者、行政が化学物質に関する情報を共有し、意見交換を通じて意思疎通を図ることをリスクコミュニケーションと呼んでいます。横浜市では、リスクコミュニケーションを推進するため、イベントやセミナー等により、市民及び事業者の方へ化学物質対策についての情報提供を行っています。
- リスクコミュニケーション(外部サイト)(環境省)
化学物質と環境に関するセミナー
横浜市では、川崎市と連携して化学物質と環境に関するセミナーを開催しています。
環境にやさしい工場に見学に行こう!
環境にやさしい取り組みを行っている、横浜市内の工場を紹介しています。
見学の実施状況等は、各工場にご確認ください。チラシに掲載されている、各工場のホームページもご参照ください。
動画版 化学物質について知ろう!
化学物質について簡単に知っていただくための動画を公開しています。
その1 化学物質と環境リスク
その2 PRTRってなんだろう?
PDF版 化学物質について知ろう!
PRTR
PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)とは、有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握し、集計し、公表する仕組みです。
PRTRについての詳細は、以下のリンクからご覧ください。
おうちでできる実験動画
おうちで簡単にできる実験を紹介しています。身近な化学物質の性質を楽しく学びましょう。
以下のリンクからご覧ください。
その他関連情報
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