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国産初の牛脊髄吸入除去装置(ヨコハマセイフティー)

最終更新日 2018年10月1日

横浜食肉市場で働く人たちは、自分たちがつくる肉が市民・消費者に喜ばれ、安心して食べてもらうことを常に願っています。
そのような中で、平成13年9月に国内初のBSE(牛海綿状脳症)が発生し、同年の10月18日から全ての牛について、BSEスクリーニング検査が開始されました。
BSEスクリーニング検査以外にも、と畜解体作業の中で2重、3重のBSE対策が講じられました。その中の一つに「牛の脊髄除去」があります。これは、異常プリオンがたまりやすいとされる脊髄を、感染の有無にかかわらずと畜の段階であらかじめすべての牛の背骨から抜き取り、食用となる肉に接触しないようにする作業です。
しかし、どうやって抜き取ったらよいのか、当時はその方法も装置もありませんでした。そこで、と畜解体作業者、衛生検査員、機械担当者等が集まり、試行錯誤の末、国産初の牛脊髄吸入除去装置(ヨコハマセイフティー)を開発しました(平成13年11月完成)。同装置の脊髄除去率は、ほぼ100%を実証(横浜市食肉衛生検査所実測)した画期的なもので、他市場からの引き合いもあり、これまでに日本全国へ74台販売しました。
この装置には、市場で働く人たちの「安全な食肉を、市民・消費者に安心して食べてもらいたい」という強い思いが込められています。

牛脊髄吸入除去装置(ヨコハマセイフティー)

ヨコハマセイフティーの詳細については、(株)横浜市食肉公社(外部サイト)のページも参照してください。

食肉衛生検査 ・ BSE検査 ・ 牛脊髄吸入除去装置(ヨコハマセイフティー
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