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金沢消防団
最終更新日 2025年11月17日
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チラシ表面
チラシ裏面
令和7年度 活動報告
横浜市消防操法技術訓練会~技を磨き絆を強く~
令和7年11月8日(土曜日)、横浜市中区山下ふ頭で開催された「横浜市消防操法技術訓練会(消防団の部)」において、金沢消防団第七分団が出場し、見事第3位入賞という優秀な成績を収めました。当日は冷たい風が吹く厳しいコンディションの中、出場した消防団員は日頃の訓練の成果を発揮し、迅速かつ正確な操法を披露しました。消防操法は、火災現場での初動対応力を高めるために欠かせない重要な技術であり、地域の安全を守るために消防団員が日々磨き続けている技能です。今回の結果は、消防団員の技術向上への取り組みの成果であり、支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。今後も金沢消防署と金沢消防団は、市民の皆さまの安心・安全を守るため、更なる技術向上に努めてまいります。
今回優秀な成績を残した消防団員と第七分団
第七分団の放水する雄姿
専科教育「機関科」~一滴を制して千流を守る~
令和7年9月16日(火曜日)、金沢消防署及び釜利谷ひろば公園にて、消防団専科教育「機関科」を実施しました。この研修は、消防車両を安全かつ的確に運行し、災害現場で迅速な対応を行うための知識と技術を習得することを目的としています。午前中は座学で、道路交通法令や緊急車両運転の心構えや過去の事故事例を通じて安全運転の重要性を学びました。午後は実技に移り、可搬式ポンプの構造や水をくみ上げて送る方法、中継送水の方法を確認し、ポンプ運用や走行訓練を行いました。参加した消防団員は、講師の指導のもとで繰り返し操作を行い、災害時に確実な対応ができるよう技術を磨きました。金沢消防団は、今後も継続的な教育を通じて、地域の皆さまの安全・安心を守るための体制を強化してまいります。
講師(消防団員)による取扱説明
放水はじめ!
第51回 金沢まつり「花火大会」消防特別警戒~安全を守り笑顔を灯す~
令和7年8月30日(土曜日)、海の公園で開催された第51回金沢まつり「花火大会」において、来場者の安全確保とイベントの安全な運営に資することを目的に、消防特別警戒を実施しました。多くの来場者が訪れる大規模な花火大会では、火災や救急事案への迅速な対応が求められます。当日は、会場内外に分かれて警戒を行い、熱中症や転倒などの傷病者への初期対応に加え、万一の火災発生時には消火活動を迅速に行える体制を整えました。また、会場周辺での徒歩による巡回も実施し、来場者の安全を見守りました。花火が夜空を彩る中、警戒活動は無事に終了しました。金沢消防団は、今後も地域の皆さまが安心してイベントを楽しめるよう、関係機関と協力しながら安全対策を強化してまいります。
金沢消防団長に参集報告
救護担当の待機状況
上級救命講習~学びて救う守る命~
令和7年8月24日(日曜日)、令和7年度金沢消防団上級救命講習を実施しました。災害や事故の現場では、応急手当の知識と技術が一人の命を救う大きな力となります。今回の講習は、団員が正しい応急手当を身につけるとともに、将来は講師として地域にその知識を広めることを目指して行われました。講習では心肺蘇生法やAEDの使用方法、止血や三角巾の取扱いなど、実践的な内容を学びました。参加した消防団員は、講師の指導のもとで繰り返し実技を行い、緊急時に自信を持って対応できる力を養いました。金沢消防団は、今後も継続的な研修を重ね、地域の皆さまの安全と安心を守るために全力で取り組んでまいります。
研修の様子(心肺蘇生法)
研修の様子(外傷等への対応要領)
無線通信取扱訓練~声をつなぎ力を結ぶ~
令和7年7月26日(土曜日)、金沢区役所にて、令和7年度金沢消防団無線通信取扱訓練を実施しました。台風や豪雨などの災害時に、迅速で正確な情報共有を図るため、団員が無線機の基本操作を確認し、風水害を想定した実践的な通信手順を学ぶことを目的としました。訓練は座学と実技の二部構成で、まず無線機の機能や取り扱い方法を学び、その後、複数の無線機を使った交信を体験しました。分団ごとに時間を分けて実施したことで、効率的かつ丁寧な指導が行われ、参加した団員からは「災害時に自信を持って対応できる」との声が聞かれました。今回の取り組みにより、消防団の通信体制はさらに強化されました。今後も継続的な訓練を通じて、地域の皆さまの安全・安心を守るための備えを進めてまいります。
無線機を用いた実践訓練の様子
無線の基礎知識に関する座学の様子
高潮対策訓練~用心に怪我なし~
令和7年7月10日(木曜日)、金沢消防署及び金沢区役所にて、台風や発達した低気圧の接近による高潮被害を想定した高潮対策訓練を実施しました。 高潮とは、海面の水位が異常に上昇し、堤防などを越えて海水が陸地に流入する現象であり、建物や地域に甚大な浸水被害をもたらす可能性があります。今回の訓練では、災害対応の拠点としての消防署及び区役所の機能を保つため、浸水防止対策として止水板やタイガーダム(水のう型簡易膨張ダムシステム)の設置を消防団、消防署、区役所が連携し実施しました。 気温が高く、炎天下での訓練となりましたが、これから迎える風水害期に備え、非常に有意義で充実した訓練となりました。
止水板の設定方法の確認
タイガーダム設定の様子
タイガーダム設定完了
消防団指揮能力向上訓練~一木を以て林を成さず~
令和7年6月21日(土曜日)、金沢区役所にて金沢消防団と金沢消防署による指揮能力向上訓練を実施しました。
火災を想定したシミュレーションを通じて、両者の連携強化を図るとともに、情報収集要領や消防団の作戦卓への記録方法について学びました。実践的な内容で、非常に有意義な訓練となりました。
訓練の様子1
訓練の様子2
前期新入団員教育~習うより慣れよ~
令和7年6月1日(日曜日)金沢区役所及び金沢消防署にて、令和7年度金沢消防団前期新入団員教育を実施しました。26名の新入団員が参加した本教育では、訓練礼式、ホース延長要領、ロープ結索など実技のほか、消防団ワークス(アプリ)の操作方法の確認など、消防団員としての基本的な知識・技術の習得に取り組みました。
新入団員の方が充実した消防団活動を行っていけるよう、金沢消防署消防団係は全力でバックアップしていきます!!!
座学
ロープ結索訓練
訓練礼式
三浦半島各市町との合同訓練~大海を知る~
令和7年5月25日(日曜日)に横須賀市消防総合訓練センターで三浦半島各市町・横浜市金沢消防団合同訓練が実施されました。横須賀市・三浦市・逗子市・鎌倉市・葉山町の各消防団が集まる合同訓練会に横浜市からは金沢消防団が参加しました。前半は火災を想定した放水訓練を複数の消防団が実施し、後半の意見交換会では、訓練などの活動や団員募集活動の取組み、各消防団が保有している資機材や消防団車両の特徴などについてお互いに情報交換しました。今回の合同訓練では、普段接することが少ない他都市の消防団と交流を深めることができ、とても有意義な訓練会となりました。
消防団車両と積載資機材の展示
放水訓練
熱中症対策研修~備えあれば憂いなし~
令和7年5月25日(日曜日)に金沢区役所で熱中症対策研修を実施しました。外部講師にお越しいただき、熱中症のメカニズムや熱中症にならないための知識や対策を学びました。これから本格的な夏を迎える前に今できること「備え」を考える良い機会になりました。
金沢消防団は今年の夏も引き続き、金沢区民の皆様の安心安全を守るべく、一丸となって活動していきます!
講義の様子
令和6年度 主な活動実績
風水害水防工法研修(5月)
若手消防団員の意見交換会(8月)
訓練指導者育成研修(10月)
上級救命講習(11月)
新入団員教育(11月)
三浦半島各市町、横浜市金沢消防団「女性消防団員合同研修」(令和7年2月)
第55回神奈川県消防操法大会(7月)
航空支援隊訓練(11月)
震災対応連携訓練会(11月)
金沢山「称名寺」消防総合訓練(令和7年1月)
消防団指揮能力向上訓練(令和7年2月)
遠距離送水訓練(令和7年2月)
金沢まつり花火大会「消防特別警戒」(8月)
金沢区消防出初式(令和7年1月)
「どんど焼き」警備(令和7年1月)
令和7年度年間行事予定
| 日程 | 主な行事 |
|---|---|
| 4月14日(月曜日) | 昇任者辞令交付式 |
| 5月~令和8年3月 | 消防署と消防団との連携訓練 |
| 5月25日(日曜日) | 熱中症対策研修 |
| 6月1日(日曜日) | 前期新入団員教育 |
| 6月21日(土曜日) | 消防団指揮能力向上訓練 |
| 6月26日(木曜日) | 風水害対策地区本部運営訓練 |
| 7月10日(木曜日) | 高潮対策訓練 |
| 8月24日(日曜日) | 消防団上級救命講習 |
| 8月30日(土曜日) | 金沢まつり花火大会「消防特別警戒」 |
| 9月16日(火曜日) | 機関科 |
| 10月15日(水曜日) | 消防団装備担当者との意見交換会 |
| 10月18日(土曜日) | 金沢まつり「いきいきフェスタ」 |
11月8日(土曜日) |
横浜市消防操法技術訓練会(第七分団出場) |
| 11月9日~11月15日 | 秋の火災予防運動 |
| 11月30日(日曜日) | 後期新入団員教育 |
| 12月20日~1月4日 | 年末年始消防特別警戒 |
| 12月14日(日曜日) | 消防団指揮能力向上訓練 |
| 1月6日(火曜日) | 金沢区消防出初式 |
| 1月17日(土曜日) | 「どんど焼き」警備 |
| 2月中 | 遠距離送水訓練 |
| 3月1日~3月7日 | 春の火災予防運動 |
| 3月中 | 定年退団者辞令交付式 |
通年 |
基礎的諸能力の測定、小型ポンプ操法訓練、定期点検、訓練礼式、放水訓練、資機材取扱訓練等 |
金沢消防団の紹介
昭和22年12月に消防組織法が公布され民主を基調とする地方分権の精神により消防行政は、横浜市に移管されることになり昭和23年3月7日、自治体消防発足とともに消防団の組織および運営も一変し、横浜市長の指揮下となりました。
昭和27年10月1日をもって金沢消防署が磯子消防署から分離独立したことに伴い、消防団も同年11月15日に条例により磯子消防団から独立し、団長以下488人の陣容をもって横浜市金沢消防団が誕生しました。
令和7年11月1日現在では、団員数575人、器具置場32棟、可搬式小型ポンプ積載車31台、小型ポンプ44台の陣容となり、平成10年4月1日からは女性消防団員も入団し、116人の女性が地域防災の担い手として活躍しています。
金沢消防団の組織体制
| 消防団本部 | 1本部 |
|---|---|
| 分団数 | 8分団 |
| 班数 | 33班 |
| 団員数 | 575人 |
| 女性消防団員数(内数) | 116人 |
| 積載車 | 31台 |
| 器具置場 | 32棟 |
| 可搬式小型動力ポンプ | 44台 |
| 階級 | 人員 |
|---|---|
| 団長 | 1人 |
| 副団長 | 3人 |
| 本部部長 | 7人 |
| 分団長 | 8人 |
| 副分団長 | 16人 |
| 部長 | 48人 |
| 班長 | 89人 |
| 団員 | 403人 |
金沢消防団の担当区域
| 班 | 担当区域 |
|---|---|
第1班 |
班別受持区域はなく、全班で第一分団管轄区域を受持つ |
| 班 | 担当区域 |
|---|---|
第1班 |
班別受持区域はなく、全班で第二分団管轄区域を受持つ |
| 班 | 担当区域 |
|---|---|
| 第1班 | 谷津町、西柴一丁目、片吹、泥亀一丁目(1~18番)、堀口 |
| 第2班 | 能見台四丁目~六丁目、能見台森、能見台東 |
| 班 | 担当区域 |
|---|---|
| 第1班 | 寺前二丁目 |
| 第2班 | 寺前一丁目 |
| 第3班 | 金沢町 |
| 班 | 担当区域 |
|---|---|
| 第1班 | 町屋町、大川(1~6番)、泥亀一丁目(19~29番)、 |
| 第2班 | 洲崎町、平潟町 |
| 第3班 | 野島町、乙舳町 |
| 班 | 担当区域 |
|---|---|
| 第1班 | 釜利谷東二丁目~三丁目、釜利谷東四丁目(一部) |
| 第2班 | 釜利谷町、釜利谷東四丁目(一部)、釜利谷東五丁目、 |
| 第3班 | 釜利谷東七丁目、釜利谷東八丁目、釜利谷西二丁目、 |
| 第4班 | 釜利谷東一丁目、釜利谷東六丁目、釜利谷南一丁目、 |
| 班 | 担当区域 |
|---|---|
| 第1班 | 六浦一丁目(一部)、瀬戸、柳町(一部) |
| 第2班 | 六浦一丁目(一部)、六浦二丁目、六浦三丁目(一部)、 |
| 第3班 | 六浦一丁目(一部)、六浦四丁目(一部) |
| 第4班 | 六浦東一丁目(一部)、柳町(一部) |
| 第5班 | 六浦東二丁目、六浦南一丁目(一部) |
| 第6班 | 六浦東一丁目(一部)、六浦東三丁目(一部) |
| 班 | 担当区域 |
|---|---|
| 第1班 | 六浦三丁目(一部)、六浦四丁目(一部)、 |
| 第2班 | 六浦五丁目(一部)、六浦南一丁目(一部)、 |
| 第3班 | 大道一丁目(一部)、大道二丁目(一部)、高舟台一丁目 |
| 第4班 | 大道一丁目(一部)、大道二丁目(一部)、高舟台二丁目 |
| 第5班 | 東朝比奈一丁目(一部)、東朝比奈二丁目~三丁目、 |
| 第6班 | 六浦東三丁目(一部)、六浦南二丁目(一部)、 |
| 第7班 | 六浦南五丁目(一部)、六浦町 |
金沢消防団 訓練等の見学について
消防団に興味はあるけど、実際の活動の様子がわからない。
消防団と聞くと「消火」「訓練」というイメージ?自分の年齢や体力で訓練に参加できるかどうかなど
皆さまの不安や疑問にお答えするため、金沢消防団では消防団の訓練等の見学をすることが可能です。
実際の消防団の訓練にお越しいただき、「活動の様子」や「消防団の雰囲気」を感じていただくことができます。
消防団係がお手伝いしますので、まずは下記連絡先まで、お気軽に相談ください。
金沢消防署総務・予防課消防団係
電話番号:045-781-0119
メール:sy-kanazawa-sy@city.yokohama.lg.jp
入団の申し込み
金沢消防団入団希望の方!消防団に興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください。
入団申請はこちら
女性消防団員募集中!
消防団員数が減少する一方で、女性消防団員数は年々増加しています。
現在、金沢消防団では116人の女性団員が活躍しています。
防災指導や、学校や町内会での救命講習等、男性団員の参加が比較的少ない消防団活動の中、多くの女性団員が参加しています。
また、日頃の各種訓練においても男性団員と同じメニューをこなすだけでなく、女性団員スキルアップ研修等も行い貴重な戦力となっています。
女性の持つソフトな面をいかして、住宅用火災警報器の普及促進、一人暮らしの高齢者宅の防火訪問、住民に対する防災教育、応急手当の普及指導等においては、特に女性消防団員の活躍が期待されています。また、消火活動や後方支援、操法訓練にも参加しています。
大きな災害では消防士だけではなく、消防団の力が欠かせない。こうした中、いま、消防団に女性の力が求められています。
金沢消防団へ入団して活躍の場を広げてみませんか!!
横浜市消防団協力事業所表示制度
消防団活動に協力している事業所に対し表示証を交付して、協力事業所が地域への社会貢献を果たしていることを社会的に評価することで、協力事業所の信頼性の向上につながり、消防団と事業所等との連携・協力体制が一層強化されることによって、地域における消防・防災体制の充実強化につながります。
現在、横浜市内146事業所が登録されていて、金沢区では7事業所が登録されています。
【金沢区協力事業所】
・株式会社総合車両製作所
・黒川釣船店
・有限会社 小松屋石材店
・株式会社 ジェイ・ワン
・株式会社 神奈川都市交通金沢営業所
・株式会社 津乃国屋材木店
・社会福祉法人あおぞら あおぞら谷津保育園
横浜市消防団協力事業所表示制度実施要綱(PDF:388KB)
総務省消防庁消防団協力事業所パンフレット(PDF:2,331KB)
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ページID:598-679-187





