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喫煙・飲酒基礎情報
最終更新日 2024年4月8日
喫煙と過度な飲酒は、健康に大変有害です。自分の健康について、見直しましょう。
■ 喫煙について
■ 飲酒について
たばこを吸っている方も、たばこの煙を吸ってしまっている方もぜひ知って欲しい事実です。
たばこの煙には、ニコチンやタールなどの有害物質が含まれており、がんをはじめ様々な病気になるリスクを高めます。
実は、喫煙習慣自体が既に「ニコチン依存症」という病気なのです。
Q.たばこの煙の種類は何種類?
たばこの煙には3種類あります。喫煙者本人が吸い込む煙を「主流煙」、喫煙者が吐き出す煙を「呼出煙」、たばこの先から立ちのぼる煙を「副流煙」といいます。
喫煙者の周りにいる人が自分の意思に関係なく吸ってしまう煙「副流煙」は主流煙よりも有害です。
Q.あなたは、たばこの害を知っていますか?
自分自身への害(主流煙)
- がん(咽頭、口腔、肺、食道、肝臓、膀胱、胃、すい臓)
- 肺気腫
- 呼吸困難
- 動脈硬化
- 脳梗塞
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 骨粗しょう症や骨折
周囲の人への害(副流煙)
- 早産や流産の原因になる
- 低出生児が生まれやすい(胎児への酸素供給不足)
- 老化が促進される
- 皮膚のしみ、しわ、くすみ、黒ずみ
- 歯周病になりやすい
たばこは毒の缶詰!?
⇒「たばこは毒の缶詰です」ポスター(PDF:350KB)
たばこの煙には、5,000種類以上もの化学物質が含まれています。
そのうち、発がん性物質は、なんと70種類あります。そのため、たばこは毒物の缶詰と表現されることもあります。
発がん物質の例
- ニコチン:ゴキブリ殺虫剤の成分、依存症を引き起こす物質
- ホルマリン:死体や生物標本の防腐処理
- カドミウム:イタイイタイ病の原因、カーバッテリー
- ベンゼン:ガソリンの成分
- ヒ素:毒薬(アリ殺虫剤)
- トルエン:シンナーの主成分
- フェノール:消毒殺虫剤
- シアン化:殺鼠剤(さっそざい)(ねずみ駆除)
- タール:発がん物質
- アセトン:ペンキ除去剤
- ブタン:ライターの燃料
- 一酸化炭素:排気ガス
Q. たばこがすぐにやめられないのはなぜ?
たばこの煙にはニコチンという物質が含まれていますが、そのニコチンは、麻薬にも劣らない依存性をもつ薬物なのです。
ニコチンはヘロインと同じくらい、やめるのが難しいのです。
Q.たばこを吸い続けることは寿命に影響があるの?
喫煙を続けることで、10年間も短くなります。1本で5分30秒寿命が縮むとも言われています。
Q.たばこを吸い続けるといくらかかる?
1日で:500円×2箱=1,000円
1年間で 1,000円×365日=36万5千円
30年間で 約1,100万円にもなります!!
Q.スモーカーズ フェイスって?
たばこを吸っていると皮膚のハリがなくなってきて、
目じり・口周りなどのしわが増えます。
そのため、実際の年齢よりも老けて見えます。
「ほんの1本」からあなたの美しさが失われます。
このような喫煙者に特有の顔を「スモーカーズ
フェイス」といい、しわに加え、歯や歯ぐきの着色、
口臭、白髪、頭髪の脱毛なども伴います。
右の写真は、イギリスBBCで放送された22歳の
双子が40歳になった時のシミュレーション画像です。
喫煙の有無によってすっかり容貌が変わっています。
右側女性は非喫煙者、左側女性は喫煙により、老化が
促進され、美しさをうばわれた典型的な
スモーカーズフェイスになっています。(引用:BBC(英)(外部サイト))
Q.電子たばこや加熱式たばこだと大丈夫?
→いいえ。実は、健康に悪影響を及ぼす可能性は否定できていないのです。
電子たばこ
日本ではニコチンを含むものは現在販売されていませんが、ニコチンの有無にかかわらず、健康影響には懸念があると考えられています。
加熱式たばこ
加熱式たばこの主流煙には、ニコチンが含まれています。ニコチン以外の有害化学物質の量は少ないとはされていますが、長期使用に伴う健康への影響は不明です。また、たばこ煙にさらされることについては安全なレベルというものがなく、喫煙者と受動喫煙者の健康に悪影響を及ぼす可能性は否定できていないと考えられています。
禁煙相談事業を行っています
西区役所では、禁煙に関心がある方、または身近な方の禁煙について等ご相談のある方に対し、禁煙達成へのお手伝いをしています。
保健師による1回30分ほどの面談、情報提供、スモーカーレベルを調べる検査(呼気中の一酸化炭素濃度測定など)が無料でできます。
たばこは、百害あって一利なしです。いつやめても遅くはありません!ぜひ、西区健康づくり係にご相談下さい。
・健康づくり相談【事前予約制】※詳細はチラシ(PDF)(PDF:892KB)参照
たばこに関するリンク集
・横浜市禁煙NOTE
・電子たばこ|e-ヘルスネット 情報提供 ⁻ 厚生労働省(外部サイト)
・加熱式たばこの健康影響|e-ヘルスネット 情報提供 ⁻ 厚生労働省(外部サイト)
親しい友人などとお酒を飲むことは、とても楽しいものです。しかし、多量のお酒を飲み続けると、肝臓などの病気になってしまう可能性があります。
その病気は、一度かかるとなかなか抜け出せない傾向にあります。飲酒は適量にとどめ、健康な毎日を過ごしましょう。
飲酒についての情報は、厚生労働省が作成した「飲酒ガイドライン」にわかりやすくまとまっています。そちらを参照してください。
健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて | 厚生労働省(外部サイト)
<アルコールの適量>
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