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横浜市の児童虐待対策について

最終更新日 2019年2月14日

本市では、平成21年12月に発生した死亡事例、平成22年7月に発生した重篤事例をきっかけに、平成22年9月、局区を横断した「児童虐待対策プロジェクト」を設置し、検討を行いました。プロジェクトでは、児童虐待の問題と課題について議論を重ね、その結果を8つの対策にまとめました。

児童虐待対策への5つの視点

子どもの命と尊厳を守るために、

  1. 虐待に迅速・適切に対応
  2. 虐待の再発防止
  3. 虐待への移行をくい止める
  4. 虐待の発生を予防
  5. 虐待に組織的に対応

という5つの視点で対策を検討しました。

3つの子育て層と必要な支援

子育ての状態を、

  1. 健全育成層
  2. 育児不安層・ハイリスク層
  3. 虐待層

の3つの層に分類したうえで、安心して健全な子育てができるように、各層への必要な支援を行う必要があることを共通認識とし、議論を進めました。

8つの対策

  1. 支援策の充実:区や保育所等の支援策を充実することで、子どもの安全を守ります。
  2. 体制の整備と強化:支援の中心を担う区、児童相談所、学校をはじめ、施策を推進するための体制を強化します。
  3. 組織的対応の強化:マニュアルの改訂や区と児童相談所の役割の明確化など、組織的な対応についてルールの設定や明確化を行います。
  4. 人材育成:区や児童相談所の専門性強化に加え、関係機関への研修を見直し、充実します。
  5. 関係機関相互の連携強化:情報共有のための連携会議の整備や虐待等の程度を表す「共有ランク」の作成等、関係機関相互の連携を強化します。
  6. 社会的養護の推進:児童養護施設の整備等により、社会的に児童を支える体制を強化します。
  7. 広報啓発の強化:市営バスや駅等での啓発等、より市民の目にふれるような啓発を行います。
  8. 地域子育て支援事業の推進:育児不安軽減のために、地域子育て支援拠点の整備等を行います。

このページへのお問合せ

こども青少年局こどもの権利擁護課児童虐待・DV対策係

電話:045-671-4288

電話:045-671-4288

ファクス:045-550-3948

メールアドレス:kd-stopkodomogyakutai@city.yokohama.jp

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