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体罰等によらない子育てのために

最終更新日 2025年9月5日


  

体罰等によらない子育てを広げましょう!

 令和元年6月に「児童虐待の防止等に関する法律」が改正され、親権者による体罰の禁止が明文化されました。この改正は、体罰をした親を罰するのではなく、体罰によらない子育てを社会全体で推進することを目的としたものです。
 横浜市でも、令和3年10月に「横浜市子供を虐待から守る条例」を改正し、体罰などこどもの品位を傷つける行為がなく、全てのこどもが一人の人間として尊重され、健やかに成長することができる社会の形成に取り組むことなどを追記しています。
 こどもが健やかに成長するためには、体罰等に対する意識を一人ひとりが変えていかなければなりません。同時に、保護者が孤立せず、こどもが育ちやすい社会であるために、体罰等を容認しない機運を醸成するとともに、寛容さをもってこどもの成長に温かいまなざしを向け、社会全体で子育てを行っていく必要があります。
 子育て家庭を応援しながら、体罰等のない社会を実現していきましょう。

詳細はこちら

なぜ体罰はいけないの?

体罰等がこどもの成長・発達に悪影響を与えることは科学的にも明らかになっています。
体罰等が繰り返されると、心身にさまざまな悪影響が生じる可能性があると言われています。

<体罰等の影響>

  • 「落ち着いて話を聞けない」「我慢ができない」「感情をうまく表せない」などの行動の問題のリスクが高まる
  • 体罰や暴言等を受けた体験がトラウマとなり、心身にダメージを与え、子供の成長発達に悪影響を与える
  • 厳しい体罰で脳の前頭前野が委縮する、暴言を浴びせられると脳の聴覚野が肥大するなど、脳の発達に悪影響を与えるなど

体罰等によらない子育ての工夫・ポイント

子育ては、毎日が発見と成長の連続。
時にはどうしようもなくイライラしてしまうこともありますよね。
たたかない・どならない子育てのためにできる工夫として、以下のようなものがあります。
うまくいかないときは、相談してください。
  


  

一人で抱えず、相談してください

こども本人からの相談や、妊娠期・乳幼児期から思春期までの子育てに関する相談

横浜市こども家庭相談

・無料、予約不要、区役所への来庁での相談も可能です

親子関係や家族の悩みをもつこども本人、子育ての不安などに悩んでいる保護者の方

かながわ子ども家庭110番相談LINE

・相談受付時間:月~土曜日9時~21時(年末年始を除く)
・LINEアプリのホーム画面の検索でID「@kana_kodomo110」で検索

虐待かもと思ったら

よこはま子ども虐待ホットライン電話

0120-805-240(はまっこ24時間)24時間365日受付

体罰によらない子育てとこどもの権利に関する啓発動画を配信中

動画は全部で4種類あります。下記画像をクリックして、動画をご覧ください。
(画像をクリックすると横浜市公式YouTubeチャンネルに移動します。)
 

  • こども向け動画「あなたの権利を守るために」

 :「こんなことされてない?」こどもの権利や相談先について

  • 養育者向け動画「子育てに悩むあなたへ」

 :「子育てに悩んでいませんか?」子育てのコツや相談先について

  • 市民向け動画「体罰によらない子育てを広げよう!」

 :体罰がこどもに与える影響や、体罰によらない子育ての重要性について

  • 中・高校生向け動画「ほんとうはちがう」

 :「つらい思いをかかえこまないで」相談先について
  
  

「こどもに対するしつけと体罰に関するアンケート」の結果

横浜市民の皆様を対象に、「こどもに対するしつけと体罰に関するアンケート」を実施しました。
今後もこどもを中心とした支援や、体罰によらない子育てを更に推進するため、広報啓発の強化や市民・養育者に向けた講座の開催等に取り組みます。

令和6年度

令和4年度

令和2年度


  

このページへのお問合せ

こども青少年局こども福祉保健部こどもの権利擁護課

電話:045-671-4288

電話:045-671-4288

ファクス:045-550-3948

メールアドレス:kd-kenriyogo@city.yokohama.lg.jp

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ページID:298-990-786

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