電気火災
最終更新日 2022年10月7日
電気は、私たちの日常生活において必要不可欠なものであり、その電気を利用する電気製品は様々なものが開発されています。
そんな身近な電気製品ですが、使用方法を誤ったり、使用環境によっては思いがけない火災を引き起こし尊い命を奪ってしまうこともあります。
電気火災の件数は横ばいの状態で、全体の火災に占める割合は上昇傾向にあります。
電気火災の注意点
リチウムイオンバッテリー
電気機器の火災の中には、近年急速に普及しているリチウムイオンバッテリーを原因とした火災が含まれています。
スマートフォンやタブレット等を充電できる予備の電源として、リチウムイオンバッテリーが軽量でありながら高電圧かつ大電力なため、皆様にとって身近なものになっていますが、取扱いを誤ると発熱によってやけどを負うこともあり、場合によっては事故につながることもありますので、十分に注意して、安全に取り扱ってください。
(1)リコール対象製品でないか、リコール情報を確認しましょう。
(2)新規に購入する際は、PSEマークを必ず確認しましょう。
(3)製品本体に強い衝撃、圧力を加えない、高温の環境に放置しないようにしましょう。
(4)充電中は周囲に可燃物を置かないようにしましょう。
(5)膨らんでいる、熱くなっている、変な臭いがするなど、いつもと違って異常を感じたら使用を中止しましょう。
(6)充電コネクタの破損や水ぬれに注意しましょう。
(7)公共交通機関での事故を避けるため、持込規則を確認して、それに従いましょう。
(8)使用済みモバイルバッテリーはリサイクルに出しましょう。やむを得ず廃棄する際には他の家庭ごみと区別して出しましょう。
※PSEマークとは、電気用品の安全性確保について定められた「電気用品安全法」の基準をクリアした電化製品に付けられるマーク
※モバイルバッテリーの事故に注意しましょう!【消費者庁】(PDF:908KB)
リチウムイオンバッテリーが使われている主な製品
リチウムイオンバッテリーが使われている製品の火災後の画像
スマートフォン
スマートフォン2
ノートパソコン
電動自転車のバッテリー
モバイルバッテリー
モバイルバッテリー2
リコール品からの出火
コードレス掃除機用リチウムイオンバッテリーから出火した火災が発生しました。
当該製品は、保管状態でも発火するため大変危険です。
まずはクリックして確認を!
⇒https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211029005/20211029005.html(外部サイト)
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