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エボラ出血熱・中東呼吸器症候群(MERS)について

最終更新日 2024年3月28日

エボラ出血熱とは

エボラ出血熱の特徴
原因   エボラウイルス
感染経路症状が発現している患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に十分な防護がない状態で触れた際に、ウイルスが傷口や粘膜から侵入して感染します。
また、流行地では野生動物からも感染します。
一般的に、無症状の患者からは感染せず、空気感染もありません。
発生地域ギニア、シエラレオネ、リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国
症状2から21日(通常は7から10日)の潜伏期間の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状が現れます。

予防・
治療法

現在、ワクチンや特異的な治療法はありません。患者の症状に応じた対症療法を行います。
  • 平成26年(2014年)3月以降、アフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリアで大規模な流行が発生しました。

中東呼吸器症候群(MERS)とは

中東呼吸器症候群(MERS)の特徴
原因   MERSコロナウイルス(2012年に初めて確認)
感染経路ヒトがどのようにして感染するかは、まだ正確には不明です。
ヒトコブラクダがMERSウイルスの感染源動物の一種であるとされていますが、その一方で、患者の中には動物との接触歴のない人も多く含まれています。家族間、感染対策の実施が不十分な医療機関における患者間、患者-医療従事者間等、濃厚接触者間での感染も報告されています。
発生地域アラブ首長国連邦、イエメン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン
症状2から14日程度の潜伏期間の後、発熱や急性の重症な呼吸器症状により、ほとんどの患者が肺炎を発症します。中には軽症の患者や、所見が非典型的な場合もあります。

予防・
治療法

現在、 ワクチンや特異的な治療法はありません。患者の症状に応じた対症療法を行います。

市民の皆様へ

 やむを得ず発生地域へ渡航する必要がある場合は、厚生労働省検疫所FORTHの「国・地域別情報」(外部サイト)や外務省の「海外安全情報」(外部サイト)等で現地の流行状況等を確認して、渡航の是非を検討するとともに、基本的な衛生対策(手洗い、患者や動物との接触をさける等)を確実に行いましょう。
 発生地域に渡航後、または感染者と接触後に症状を呈した場合は直接医療機関を受診せず、まずは各区の福祉保健センター福祉保健課健康づくり係までお電話でご相談ください。                                         
※平日営業時間内以外で上記に該当する場合の緊急時は横浜市保健所感染症食中毒緊急通報ダイヤルへご連絡ください。夜間休日時の緊急用のため、緊急性がない場合は連絡をご遠慮ください。

医療機関の皆様へ

関連サイト

エボラ出血熱

中東呼吸器症候群(MERS)

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このページへのお問合せ

医療局健康安全部健康安全課

電話:045-671-2463

電話:045-671-2463

ファクス:045-664-7296

メールアドレス:ir-kenkoanzen@city.yokohama.jp

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