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海外に渡航される方へ

最終更新日 2024年4月18日

海外渡航時に注意すべき感染症について

あなたの旅支度 本当に万全ですか?感染症への備えをしましょう。

日本国内ではほとんど発生が見られない、又は、あまり知られていない感染症で、海外では感染する危険性が高いものがいろいろあります。
海外への渡航に関する制限が緩和され、海外との往来が活発化しています。それに伴い、海外で流行している感染症にかかる方の増加が予想されます。
海外渡航前に、感染症の予防方法や各地域における発生状況についてあらかじめ正しい知識を身につけ、安全で楽しい時間をお過ごしください。
海外で流行する感染症の詳細は、輸入感染症についてをご覧ください。

        感染症に注意して楽しい海外旅行を動画

1.渡航前に…

出発前には、体調を整え、抵抗力を保つようにしましょう。
また、渡航先の衛生状況や感染症の流行状況、医療機関の情報などをあらかじめ入手しておくことがとても大切です。次のホームページを参考に、注意すべき感染症などについて確認してください。

予防接種によって予防が可能な感染症(黄熱(外部サイト)麻しん、風しんなど)もあります。渡航先の地域や渡航期間、渡航中の活動に応じて、接種を検討しましょう。

2.海外渡航時の一般的な注意

渡航先での行動内容によって、かかる可能性のある感染症はさまざまですが、一般的な注意事項は次のとおりです。

最も多いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症です。腸管出血性大腸菌(O157など)、A型肝炎、コレラ、細菌性赤痢、腸チフスやパラチフスなどがあります。

  • 生水は避け、水は沸かして飲むか、ミネラルウォーターを飲みましょう。氷入りのジュースや水割りのお酒にも注意しましょう。
  • 生野菜、カットされたフルーツ、生の魚介類や肉類は避けましょう。
  • 搾りたてのミルク、アイスクリーム、ヨーグルトなどは避けましょう。

黄熱、マラリア、デング熱、ジカウイルス感染症、ウエストナイル熱、チクングニア熱など、蚊に刺されることによって感染する病気が多くあります。特に熱帯・亜熱帯の地域では注意が必要です。また、ノミやダニなどにも注意が必要です。

  • 長袖や長ズボンなどを着用し、肌の露出を避けましょう。
  • 防虫スプレーや蚊取り線香なども利用しましょう。
  • 就寝時は、カヤなどを使用しましょう。

詳しくはこちらのページもご覧ください。→「蚊が媒介する感染症について」

犬やサル、げっ歯類(ネズミなど)や鳥類は、狂犬病や鳥インフルエンザなど、さまざまな病原体を持っている可能性があります。

  • むやみに動物に近づいたり、触ったりするのは止めましょう。

川や湖、沼などの水辺には、寄生虫がいる場合があります。

  • 流行地では、素足で歩いたり、水に入ったりすることは避けましょう。

病原体の付いた手で、口や鼻、目などを触ることによって、病原体が体内に入ります。

  • こまめに手を洗いましょう。特に、食事の前やトイレの後の手洗いは重要です。

3.帰国後には…

空港や港の検疫所では健康相談を行っています。入国時に具合が悪い場合には、必ず相談してください。
また、感染症によっては、帰国時には問題なくても、しばらく経過してから具合が悪くなることがあります。
その際は、渡航先・滞在期間・動物との接触などを事前に連絡の上、咳エチケット(マスクの着用等)を十分におこない、医療機関を受診してください。

Welcome to Japan.or welcome back.
入国・帰国者向け感染症啓発チラシ

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このページへのお問合せ

医療局健康安全部健康安全課

電話:045-671-2463

電話:045-671-2463

ファクス:045-664-7296

メールアドレス:ir-kenkoanzen@city.yokohama.jp

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