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新型コロナウイルス感染症とこころの健康

最終更新日 2023年12月13日

生活の変化に伴う私たちのストレス

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い、様々な活動の自粛を求められる状況になっています。仕事、学校、外出、趣味などの生活の変化に伴い、私たちは心身ともにストレスを受けています。イライラ、ゆううつ、涙もろさ、意欲の低下、食欲不振などが起こっていませんか?その多くが一時的なストレス反応であり、多くの方々は時間とともに自然に回復していきます。

しかし、ストレスが長期化する場合や、個人の心理的ショックが激しい場合には、適切な医療やケアにつながらないと、深刻な精神的問題が残る場合があります。こころの健康を守るために、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?
【リーフレット】新型コロナウイルス感染症とこころの健康(PDF:449KB)

こころの健康を保つために


WHO(世界保健機関)は、2020年3月18日付でこころの健康を守るためのアドバイスを発表しました。私たちが日頃からできることとして、次のようなことが記載されています。

  • 不安をあおるようなソーシャルメディア(SNS)とはできるだけ距離をとりましょう。政府や地方自治体、信頼できる専門家などの情報に目を向けてください。
  • できれば決まった頻度で、一日に1~2回、決まったホームページをみるなどして最新の情報をチェックしておきましょう。正しい情報をえることは、不安を減らすことにも役立ちます。
  • 自分の身を守るとともに、まわりの人に思いやりをもって接しましょう。家族や、自分の生活するコミュニティで協力することは大切なことです。周囲の人とのつながりを絶たず、孤立しないようにしましょう。

お子さんがいる家庭では

  • 子どもが、年齢や成長の度合いに応じた方法で、自分の不安や恐怖を表現できるようにしてあげてください。子どもは、自分の不安な気持ちを話したり、聞いてもらうことで安心感を得ることができます。
  • 日々の生活をできるだけ規則正しく、パターン化しておくことが大切です。日々のルーチンが決まっていることは安心感にもつながります。また、可能であれば家の中や人混みを避けた環境で運動したり、その子にあった体を動かす活動をする時間を作ってあげましょう。
  • 子どもは、不安やストレスを感じると、保護者に構ってほしそうにしたり、わがままを言って困らせるなどの行動をとる事があります。これはごく自然な事です。今の状況について、子どもが何に不安を感じているのか、何を心配しているのか、話す機会を作ってあげてください。
  • 子どもたちは保護者がこのような状況でどう対応するかを観察しています。困った時、不安な時は、保護者のかたも遠慮せずに周囲やこころのケアの専門家などに相談するようにしましょう。大人が誰かに話を聞いてもらうなどして冷静さを取り戻すことは、それだけで子どもに安心感を与えることにつながります。

通院している方へ

  • 病院への通院についても、無理して自粛する必要はなく、主治医と相談して、通院の頻度などを決めましょう。マスクや手洗い、人混みを避けるなどの感染予防対策をして通院してください。信頼できる周囲の人と話をして、見通しを立てることは、安心感や希望につながります。

参考文献

Mental health and psychosocial considerations during the COVID-19 outbreak

こころの健康に関する横浜市の相談窓口

こころの健康の悩みを抱えていると、このような状況では特に相談がしづらく、孤立してしまいやすいとも言われています。
一人で抱え込まず、お困りの市民の方はお気軽にご相談ください。

こころの健康に関する情報

アルコール・薬物・ギャンブル等・ゲームなどの依存のお悩みを抱える方へ

「新型コロナウイルス感染症と依存症」のページをご覧ください。

新型コロナウイルス感染症に関する情報

新型コロナウイルス感染症に関する横浜市からのお知らせや厚生労働省等の関係機関の情報を掲載しています。
新型コロナウイルスに関する情報について」(本市ホームページ内)をご覧ください。

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このページへのお問合せ

健康福祉局障害福祉保健部こころの健康相談センター  ※相談窓口は【こころの健康に関するご相談】(内部リンク)へ。

電話:045-671-4455(代表)※この番号は相談専用ではありません。

電話:045-671-4455(代表)※この番号は相談専用ではありません。

ファクス:045-662-3525

メールアドレス:kf-kokoro@city.yokohama.jp

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