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新型コロナウイルス感染症と依存症
最終更新日 2023年12月21日
新型コロナウイルス感染症と依存症
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止により、様々な活動に影響が生じました。依存症の当事者や当事者家族の回復を支えてきた自助グループも、各地で開催できなくなる・規模を縮小するなどの影響が出ました。
また、それまでは全く問題なく生活できていても、生活の変化によりアルコールや薬物などを摂る量が増えてしまったケースがある事も指摘されています。
日々の生活で気をつけること
WHOや日本アルコール・アディクション医学会などは、このような人たちに対して、日々の生活で気を付けてほしいことを次のようにあげています。
- 料理や読書などの時間を作ったり、楽しんでリラックスできるほかの活動をする時間を増やすようにしましょう。無理のない範囲で運動することや、睡眠をしっかりとること、またバランスのいい食事と十分な水分補給など、規則正しい生活を忘れないようにしましょう。
- 在宅時間が長くなるとネットやゲームに接する時間も増える可能性があります。画面を⾒つめる時間が長くならないようにし、十分な休止時間とゲーム以外の活動を行う時間をつくるように心がけましょう。
- 自宅にいる時間が増えたり、不安な状況が続くと、普段より飲酒量が増えたり、お酒を止めていた方は再飲酒のリスクが高まることがあります。以前に比べて、お酒を飲む時間が早まっている方は、規則正しい生活を心掛け、飲酒について考えましょう。お酒を止めていたけれど、再飲酒して止まらない方、飲酒量が増えてお悩みの方は、横浜市の相談窓口や医療機関にご相談ください。
- 医学的なアドバイスがない中で、前医でもらった余りの処方薬を自己判断で内服したり、過度に内服したりすることは、健康上大きなリスクを伴い、薬物依存症の発症につながる可能性もあります。治療中の方は、治療を中断せず、主治医や医療従事者などの専門家に相談しましょう。
- オンラインサービスが拡充している現在では、ギャンブル等の問題がある人たちはオンラインギャンブル等に過度に没頭する可能性があります。ギャンブル等の習慣についても、一人で抱え込まずに積極的に相談するようにしましょう。
依存のお悩みを一人で抱え込まず、誰かとつながりましょう
- アルコール、薬物、ギャンブル等やゲームと言った依存症の悩みを抱えていると、相談がしづらく、孤立しやすいとも言われています。自助グループに参加している方は、スポンサーや同じグループのメンバーなどと連絡を取って、周囲とのつながりが切れないようにしましょう。
- 医療機関への通院についても、無理して自粛する必要はなく、主治医の先生と相談して、通院の頻度などを決めましょう。通院の際はマスクや手洗い、人混みを避けるなどの感染予防対策をしましょう。信頼できる周囲の人と話をして、見通しを立てることは、安心感や希望につながります。
<参考文献>
横浜市の依存症に関する相談先
なお、横浜市では依存症の個別相談を実施しています。
電話相談をお受けしていますので、お困りの市民の方は一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症に関する情報
新型コロナウイルス感染症に関する横浜市からのお知らせや厚生労働省等の関係機関の情報を掲載しています。
「新型コロナウイルス感染症に関する情報」(本市ホームページ内)をご覧ください。
このページへのお問合せ
健康福祉局障害福祉保健部こころの健康相談センター※相談窓口は【こころの健康に関するご相談】(内部リンク)へ。
電話:045-671-4455(代表)※この番号は相談専用ではありません。
電話:045-671-4455(代表)※この番号は相談専用ではありません。
ファクス:045-662-3525
メールアドレス:kf-kokoro@city.yokohama.jp
ページID:312-833-766