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アレルギーとは

このページは神奈川県アレルギー疾患医療拠点病院である横浜市立みなと赤十字病院が監修しています。

最終更新日 2025年11月25日

アレルギーとは

私たちの体には「免疫」という仕組みがあり、病気を引き起こす異物(例えば、ウイルスや細菌など)から体を守る役割を担っています。この仕組みが、ある特定の異物(ダニや花粉、食べ物など)に対して過剰に反応してしまい、体に症状を引き起こすことを「アレルギー反応」と言います。

アレルギー反応の仕組み

アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン(抗原)」と言い、私たちの身のまわりには、ダニ、花粉、食べ物など多くのアレルゲンが存在します。アレルゲンが体の中に入ると、異物とみなして排除しようとする免疫機能がはたらき、「IgE抗体」という免疫物質が作られます。この状態を「感作(かんさ)」と言います。感作された状態で再度アレルゲンが体内に入ると、アレルゲンはIgE抗体と結びつき、その刺激でマスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、アレルギー症状を引き起こします。

アレルギーの病気について

アレルギーの病気としては、ぜん息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などがあります。それぞれの病気の詳細については各項目をご参照ください。
アレルギーの病気には、年齢によって発症しやすい臓器・病気があるという特徴があります。小児期では、乳児期にアトピー性皮膚炎を最初に発症し、その後、食物アレルギー、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎というように成長とともに発症していく傾向があります。必ずしもすべての人がこのような順序だった発症をするとは限りませんが、成長するにつれていろいろなアレルギーの病気が出たり消えたりしていく様子を、音楽隊の行進(マーチ)になぞらえて「アレルギーマーチ」と呼んでいます。

さらに詳しく知りたい方へ

このページへのお問合せ

医療局医療政策部医療政策課

電話:045-671-2466

電話:045-671-2466

ファクス:045-664-3851

メールアドレス:ir-seisaku@city.yokohama.lg.jp

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