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(障害者差別事例11)聴覚・平衡機能障害 公共施設

最終更新日 2021年2月10日

  • 寄せられた事例がすべて「障害者差別」に該当するものではありません。また、記載内容が事実であるかどうかの確認は行っていません。
  • 個人、施設等の名称などに関する情報は、公表内容から除きます。
  • 長文にわたる事例や、状況等の詳細な説明は、その要旨を掲載します。

事例の内容

市民向けの講演会などで「手話通訳付」と書いてあり、筆記通訳については全く記載がないことがあります。一見、聴覚障害者へ配慮しているようですが、手話を理解できない中途失聴者・失聴者・難聴者を無視しているように感じ、悲しくなります。「聴覚障害=手話」という固定観念を強化するのも問題です。手話を使えないことで、本当に聴覚障害者?という疑いを向けられることもあり、そのことに傷ついている中途失聴者・難聴者の存在も知ってほしいです。聴覚障害者の8割以上は手話を理解できません。手話を第1言語とするろう者などの方々にとって、手話が必要不可欠な言語であることを否定するものではありません。手話はまさに「言語」であるため簡単にマスターできるものではないのです(外国語と同じです)。手話を第1言語とする聴覚障害者も、そうではない聴覚障害者も、ニーズに応じた情報保障を受けられるのがベストだと思います。

事例について、こうしてほしかったこと、こうしたほうが良いと思ったこと

手話通訳を最初から付けるのではなく、「手話通訳・筆記通訳が必要な方は○月○日までに御連絡ください」というような表記にする(必要に応じてどちらも対応するという形)。

対象者の障害種別

聴覚・平衡機能障害

場面

公共施設

このページへのお問合せ

健康福祉局障害福祉保健部障害施策推進課

電話:045-671-3598

電話:045-671-3598

ファクス:045-671-3566

メールアドレス:kf-sabetsu-kaisyou@city.yokohama.jp

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