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泉区の魅力づくり・魅力の発信:3事業

最終更新日 2023年12月20日

農を生かしたまちづくり事業(予算額5,307千円)

継続事業(3年):区政推進課

【事業概要】
泉区の地域資源である農業を盛り上げ泉区の活性化につなげていくためには、農家の収入確保に向けた支援・取組みを継続的に行い、併せて区内産の農産物をより多くの人に知ってもらう必要があります。また、農家の高齢化や担い手不足といった課題に対応していくためにも、区民参加による労働力の確保を図るなど、区民、農家、区役所が一体となった取組みを進めます。

【事業構成】
農産物を生かしたまちづくり(予算額3,417千円)
泉区農の応援団(予算額1,890千円)

【総評(提言・提案)】

  1. 泉区の特性を踏まえた施策・事業として実施することは理解できますが、農を生かしたまちづくりを推進するにあたっては、専門家集団である「農業協同組合(JA)」があり、平成22年度当協議会の事業評価において「農協と充分協議・調整を図り、農業振興策・農地保全の有効活用の仕組みを構築すべきである」との提言・提案を行っています。
  2. 泉区ファーマーズマ-ケットハマッ子については、立地問題をはじめ農家が抱えている高齢化などへの対応、都市農業の構造的な問題点などの解決策が見えないなかでは、現状での取組みが精一杯であり、区民全体への事業波及効果は期待できないと考えます。
  3. 費用負担についても非営利団体の農協も一定の利益を得ており、このような事業団体に対して、区がリ-ス料を負担することは、区民満足度を高める事業として期待できません。区は、泉区ファーマーズマーケットハマッ子運営から撤退し、農業協同組合(JA)が当事業を継続することを望むのであれば、事業を移管し、任せるべきです。あくまでも農業振興施策・事業として農業を支援するのであれば「農の応援団事業」に重点を置き、当該事業の内容を充実することを期待します。
  4. 移動困難者の支援、地産・地消の推進、障害者の社会参画推進等を目的とした「福祉団体の配達プロジェクト」は22年11月と12月に4回にわたって実施していますが、不在時の対応、配達コスト、1件あたりの注文が少ないなどの検証結果により、「福祉団体による出張販売」に転換されたとのことです。しかし、試行実施の結果、事業の可能性がみられないのであれば、適切に事業計画を立てて実施すべきと考えます。また、「福祉団体による出張販売」については、一定の成果をあげています。
    なお、障害者の就労支援・社会参画の推進に向けては様々な方面での取組みを期待します。

【付帯意見】
泉区ファーマーズマーケットハマッ子

  • ファーマーズマ-ケットのリ-ス期間終了後の跡地などの利用はどうするのか、シナリオをきちんとする必要があります。
  • 採算面で区の支援がなくなると、どのようなことになるのか、もっと
    明確にすべきです。
  • 一年間の営業活動を通じて、生産物が常時供給できないとの意見もありますが、解決策はどのように考えているのでしょうか。
  • 家庭、個人菜園を充実するような取り組みを望みます。
  • 農家直売店より値段が高いことは昨年度の事業評価でも指摘しましたが、どう改善されるのか疑問です。廉価販売を望みます。

情報誌いずみ自慢

  • タブロイド版となっており、かつ記事も充実していて、大変好感がもてます。
  • 区民の利便性に効果はあります。これからも「見たい・行きたい・買いたい・参加したい」のコンセプトの紙面づくりを期待します。

水・緑・みち魅力づくり事業(予算額1,000千円)

継続事業(5年):土木事務所

【事業概要】
和泉川では、親水性を活用したイベント実施や、散策、ウォ-キング、ジョキング等、健康づくりの空間として、また区民の憩いの場としての利用が進んでいます。そこで、自然や歴史のある地域資源としての河川を活かし、魅力あるまちづくりに向けた計画づくりなど、和泉川の水辺魅力アップ事業を展開します。

【事業構成】
和泉川魅力づくり(予算額1,000千円)

  • 赤坂橋~境川周辺のサクラ植栽
  • 遊水地周辺の菜の花等の植栽

【総評(提言・提案)】

  1. 阿久和川、和泉川上流の河川事業に合わせた本事業により、住み良い地域となり、河川を利用したジョッギングなどが行われ、投資効果は充分あったと考えます。
  2. 区民の河川に対する愛護精神は高まり、清掃活動などのボランティア団体が多く生まれ、参加者が増加し活発化してきています。市・区からの補助金を平成22年度並にする事を希望します。
  3. 河川を愛する地域住民が増え、清掃活動などのボランティア参加者が活発化してくることも確実ですので区としてもボランティア・団体間の連携・提携を図るような仕組みづくりを要望します。
  4. 学校でも小学生、中学生が河川愛護活動団体に積極的に参画するよう、学校でも働きかけるような仕組みを構築し、ゴミの投げ捨て防止、自然を大切にする意識が醸成されるようにすべきです。
  5. 区内では「イズミザクラ」を中心に植栽していくという全体の考え方を統一していくことも検討する必要があると考えます。

【付帯意見】

  • 和泉川は「中洲」が発生するので浚渫工事は継続的に実施するよう要望します。

店舗開店支援事業(予算額1,000千円)

新規事業:地域振興課

【事業概要】
泉区内に新規開業しようとする事業者等に開業準備に要する費用の一部を助成するとともに、新規店舗開店に係る空き店舗情報などを広く提供することにより、泉区内の商業振興を図ります。

【事業構成】
泉区店舗開店支援補助
新規開店支援情報発信

【総評(提言・提案)】

  1. 泉区の商業振興を活性化させることを目的として実施することは、地域や区民が求めている方向性に対応しています。泉区においても大型のス-パ-マ-ケットの開設や店主の高齢化などにより、高齢者などにとって便利で身近な商店街に空き店舗が増えています。こうした実情を考えると、本事業は泉区の商工業の観点から、また地域コミュニティの形成の視点からも活性化させるための事業として大変意味のある取組みです。
  2. こうした事業は、開設に係る資金面での助成に終始する傾向がありますが、開設後、一時的に盛況となっても、時間の経過により、集客がなくなり閉店してしまうケ-スがありますので、開設者に対する精神面などでのサポ-トを随時行うことが必要です。
  3. 今回の区の取組みを契機として、区民と融合した商業施策として来年度以降も継続して実施すべきと考えますが、今後の事業の推移を見守ることとします。

問合せ先

区政推進課地域力推進担当 (3階307番)
電話:045-800-2333
FAX:045-800-2505

このページへのお問合せ

泉区総務部区政推進課

電話:045-800-2337

電話:045-800-2337

ファクス:045-800-2506

メールアドレス:iz-kusei@city.yokohama.jp

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