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脱地球温暖化の推進:3事業
最終更新日 2023年12月20日
泉区の水や緑を守り創造する事業(予算額2,550千円)
継続事業(6年):区政推進課
【事業概要】
泉区の緑被率は本市全体の緑被率と比較して高く、緑豊かな環境にありますが、年々減少していることなどから、未来の子どもたちに自然豊かな泉区を残すため、地域団体などと連携して、緑環境を維持・保全するとともに、脱地球温暖化行動の取組みを推進します。
【事業構成】
水・緑保全啓発(予算額 1,060千円)
緑のじゅうたん(予算額 840千円)
脱温暖化行動普及啓発(予算額 650千円)
【総評(提言・提案)】
- 平成22年度においても提言したように、本事業は長期間にわたって、行政の取組みとして継続する必要がありますが、泉区全体の緑化事業の全体像などを分かり易いかたちで体系的に整理し直し、総合的な施策・事業として区民に示す必要があります。また、別事業として実施しているエコ体験・実感体験事業は、本事業の施策として位置づけて実施することも検討すべきです。
- 資源循環局泉事務所との連携を図りながら不法投棄がされやすい箇所などにゴ-ヤなどを活用して花植えをするなどの取組みを実施することも必要ではないかと考えます。
- 「水・緑保全啓発事業」では、緑地などの荒廃が進んでおり、水や緑の保
全などに対しては地権者の協力は必要不可欠であることから、所有者に対す
る働きかけや対話の機会を充実させることを引き続きお願いします。また、地域活動団体への長期的な支援に向けて、環境創造局制度への移行を目指して強化していくよう強く要望します。 - 「緑のじゅうたん事業」では、21年度から3カ年計画で27施設の校庭・園庭の芝生化を目指すとのことですが、緑地の保全活動として、緑化の啓発にもつながるすばらしい事業です。地域のボランティアの参画を得て実施することが望ましいと考えますが、地域による芝生の維持管理の受け入れをしない学校もありますので、教育委員会や学校支援連携担当に本事業の位置づけを説明するなどして理解を得るよう努めるべきです。
- ゴ-ヤの種などは、自治会町内会に配布するだけでなく、配布したものが実際どのように活用されているのかについて確認すべきです。
泉区ごみ減量化推進事業(予算額3,505千円)
新規(転換)事業:地域振興課
【事業概要】
次世代へ良質な都市環境や地球環境を引き継ぐために、区民や事業者との協働により、ごみの減量化を推進します。また、清潔できれいな街ヨコハマを実現するため、美化推進重点区域において、定期清掃及び啓発活動を実施します。
【事業構成】
ゴミ減量化活動支援(予算額2,626千円)
クリ-ンタウン(予算額 879千円)
【総評(提言・提案)】
- 「G30行動」から「ヨコハマ3R夢」として温室効果ガスの削減目標が新たに明示され、質的転換を図る取組みであるとのことですが、本事業の趣旨・意図がG30行動と比較して区民に十分周知されていないのが実態です。
- 限られた予算を活用して、のぼり旗やパンフレットを新規に作成し、啓発活動を実践していますが、実態としては、G30とは何ら変わっていないように見受けられます。リ-フレットについては区民に分かり易いようシンプルに見直すべきです。
- 行動目標「3つのRに楽しくチャレンジ」についても、楽しくチャレンジできる例を示すなどの具体的な取組みが必要であり、また、個人・団体で楽しくチャレンジできたことは、区として表彰するなど、当該リ-フレットへの掲載や区民に広報泉区版やホームページなどで広報することも必要と考えます。
- ヨコハマ3R夢プランは、ゴミの分別が原点なので、粘り強く区民・市民に訴えていくことがポイントになりますので、啓発事業については減量目標を重点にして実施していくべきです。
- 地区連合に交付している補助金については、限度額である年額15万円を一律的に配布しているが、使途・内容に応じた補助金制度にするなど補助金の交付条件についての検討を要望します。
エコ体験・実感推進事業(予算額2,940千円)
継続事業3年:区政推進課
【事業概要】
地球温暖化対策は全世界で危機感を持って取組む喫緊の課題となっています。環境モデル都市である横浜市として、市民、事業者、行政が一体となって脱地球温暖化に取組むことが重要となっています。
そこで、区民、事業者、行政がそれぞれの役割分担をしながら節電対策も含めて脱地球温暖化の取組みを進めていきます。
【事業構成】
脱温暖化行動普及(予算額 420千円)
エコ車検実施(予算額 220千円)
公共交通利用促進(予算額 250千円)
公共施設環境整備(予算額 2,050千円)
【総評(提言・提案)】
- 投資効果、波及効果が分かり難い事業ですが、区民・事業者・行政、それぞれの役割分担を行い、環境への負荷軽減策に取り組む必要があります。
また、昨年度の事業評価でも提言したように、ヨコハマ3R夢(G30)活動と連動するとともに、泉区の水や緑を守り創造する事業とも連動した総合的な区の取り組みが必要であると考えますので再検討を要望します。 - エコ体験・実感推進ということであれば、効果を数値化するなど実感できるような工夫をすべきです。また、エコ普及は長期的な観点から取り組むべきものですが、測定方法や結果のフォロ-などが不十分と考えますので定量的なかたちで実績を示すなどの工夫をお願いします。
例えば、区内にモデル地区を決めて事業を重点的、試行的に実施するなどの方策を検討すべきです。また、地域住民と行政が協働で検証にあたる方法も考えられます。 - 公共交通利用促進事業として、バスマップの配布や年1回イベントを実施していますが、これらにより利用を促進することは難しいと考えます。泉区は『自動車の利用が市内で2番目に多い』とのことですが、その要因を分析したうえでバス路線の整備を図り、公共交通利用促進のキャンペ-ンや広報などを企画・実施することにより脱温暖化にも効果があると思われます。
- 「脱温暖化行動普及事業」の「消費電力測定器貸出」は、ユニ-クな取組みであり、貸し出し数を増やし、公募等でモニターなども増加させるべきです。
- 参加体験型学習イベントでは学習したことが日常生活にどのように役に立っているのか、アンケ-ト調査などをして広く広報することも必要です。
問合せ先
区政推進課地域力推進担当 (3階307番)
電話:045-800-2333
FAX:045-800-2505
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