３月号　一汁三菜の栄養バランス「中学校給食」試食リポート

　中学校給食（デリバリー型）は、民間調理施設で調理した給食をランチボックスに盛り付けて配送し、各中学校で生徒に提供します。
　ごはん、おかず、汁物、牛乳のセット（牛乳なしのセットも選べます）が1食330円で、ごはん、汁物は温かい状態で提供されます。安全・安心でおいしい給食であることはもちろん、栄養士が一汁三菜を基本に栄養バランスの整った献立を作ります。
　また、食材は国産や地場産の旬のものをできる限り使用し、季節ごとの行事食や、全国の郷土料理、企業コラボや生徒考案メニューといった、充実の献立となっています。
　数ある人気の献立のうち、３品を試食してみました。

　まず初めにいただいたのは、「第6回横浜の子どもが作る弁当コンクール」で教育委員会賞を受賞したという「カリーなマグロ・チーズオムレツ」。
　たんぱく質や亜鉛、鉄を多く含む食材を使用した一品とのことで、体に良いのはもちろん、食欲をそそるカレー風味のマグロのフライや、チーズがとろけるオムレツなど、生徒の心を掴む献立となっています。

　次にいただいたのは、生徒考案の献立で、国際交流の中心地である横浜といえば「中華街！」という発想から、全てのメニューが中華料理となった「チャーハン風炊き込みごはん・八宝菜」。生徒が自分たちの「食べたい」を提案して、それが実際の献立になって提供されるというのは、とても楽しいですね。
　栄養バランスも、生徒と栄養士が意見交換を重ねた上で作られた献立なので、バッチリです。

　最後にいただいたのは、人気メニューの定番「からあげ」。ただの「からあげ」ではなく、「超ノリノリからあげ」と名付けられ、旬の食材（試食時は２月）である、青のりがふんだんに使用されています。名前の通り、気分があがると同時に、豊かな風味と季節を感じることもできる一品です。

　３品試食して、どのメニューもまずそのボリュームに驚きました。メニューひとつずつの量もですが、副菜などの品数が非常に充実していて栄養バランスも良く、育ち盛りの生徒の皆さんも十分満足できるものだと感じました（ご飯の量は選ぶことができるので、小食の人でも安心して注文できます）。
　肝心の味についても、ジューシーなお肉やシャキシャキとした野菜など、素材本来の良さを生かしつつ、丁寧に調理されていることが感じられ、非常においしかったです。また、ご飯ももっちりとしてかみしめると甘味を感じ、おかずとのバランスも良好でした。
　旬の食材を使用したり、生徒のアイデアを生かすなど、さまざまなバリュエーションが用意され、とても工夫された献立になっていたので、毎日の給食が楽しみになりますね。

　お手持ちのスマートフォンにアプリをダウンロードして利用者登録をします（現在ハマ弁を利用されている方は、新たに登録の必要はありません）。
アプリのダウンロードはこちらから　iOS版（外部サイト）　Android版（外部サイト）
※パソコンでご覧の方は、スマートフォン・タブレット等で二次元コードを読み取ってください。

注文は、アプリにログインして行い、３つの方法から選択できます。

①定期注文（一括注文）
一度注文すると、給食がある全ての日に、毎月自動で注文できます。

②カレンダーから
必要な日をカレンダーから選んで注文します。

③当日注文
給食を食べる日の前日15時から当日7時30分まで注文できます。

登録・注文・決済などの手順の詳細や毎月の献立表は、公式サイトでご覧いただけます。
中学校給食サイト（外部サイト）

アプリを利用して簡単に注文ができ、安全・安心で栄養バランスの整った中学校給食は４月スタートです。
新たな気持ちで迎える新学年の始まりとともに、給食の利用を始めてみてはいかかでしょうか。