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【募集は終了しました 応募者なし】共同研究の相手方募集について(マンホール鉄蓋のDXによる劣化判定技術の開発)
横浜市水道局(以下「水道局」という。)では水道事業の技術的課題を解決するため、民間企業等との連携による研究の実施について、共同研究の相手方を募集しましたが、応募はありませんでした。
最終更新日 2025年10月27日
1 共同研究課題
マンホール鉄蓋のDXによる劣化判定技術の開発
2 共同研究の目的
本研究では、旧型式である平受けマンホール鉄蓋の劣化状態を効率的に判定することを目的とし、画像データ等の収集方法の確立及び劣化状態の自動診断機能の開発を行うことで、これまでよりも短期間で効率的に点検調査を行う方法の確立を目的としています。
3 共同研究の内容
共同研究の内容は次のとおりとします。(詳細な研究内容は共同研究の相手方と水道局との調整のうえ決定します。)
(1) 平受けマンホール鉄蓋の画像データ等の収集方法
市内に約15万か所以上設置されているマンホール鉄蓋のうち、平受けマンホール鉄蓋は、最大7万か所が残存しています。このうち、車道に設置されたものを対象として、劣化状況を自動的に判定するため、効率的な画像データ等の収集方法の確立を行います。画像データ等の収集方法は以下のいずれかの要件を満たすものとします。
ア カメラ等の機器や測量・測定機器等による画像、データ等の収集
イ 既存の画像、データ等の収集
(2) 劣化判定技術の開発
(1)で収集した画像データ等を、AI等を活用し、劣化状態の判定を自動的に行う技術の開発を行います。また、開発する判定技術は以下の項目を満たすものとします。
ア 対象となる平受けマンホール鉄蓋とその他の鉄蓋を判別する技術
イ 経年劣化や摩擦等の理由によって鉄蓋を支えるための受枠が擦り減ることがあります。受枠の擦り減りにより鉄蓋と受枠の間に生じた段差を認識する技術(枠‐蓋間4㎜以上の段差を認識できる技術)
ウ マンホール外枠付近や路面との段差に生じたひび割れなどの道路異常を検知する技術
(3) 実証実験の実施
ア 実証実験の概要
「(1)平受けマンホール鉄蓋の画像データ等の収集方法」で確立した取集方法により収集を行い、収集したデータを「(2)劣化判定技術の開発」で開発した判定技術によって精度確認を行います。また、精度確認は次の内容を確認します。なお、過年度の点検調査により収集した画像をサンプルとして提供することが可能です。
(ア)画像等の判定データの正確性(収集された判定データが対象の鉄蓋であるか)
(イ)劣化判定技術の精度(判定データを読み取り、鉄蓋マンホールが健全な状態であるかを判定する技術)
イ 実証実験のフィールド
実証実験は、横浜市内の道路上で行うものとします。
ウ 研究内容の評価、報告書作成
研究内容の評価及び報告書の作成を行うものとします。
4 研究費用
共同研究者は最大で3者までとします。水道局の費用負担は、年間予算額200万円(消費税及び地方交付税込み)です。共同研究相手方が複数の場合は、共同研究者の数で除した額(消費税及び地方消費税込み)を上限とし、これを超える部分については、共同研究者が負担するものとします。また、水道局の費用負担は、判定技術の開発、精度の検証に係る経費等とします。
5 連絡先
〒231-0005
横浜市中区本町6丁目50番地の10 横浜市庁舎20階
横浜市水道局総務部人材開発課人材育成係共同研究担当
電話番号:045-671-3115
メール:su-jinzai@city.yokohama.lg.jp
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