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火災通報装置に発生する事象への対応について
最終更新日 2023年7月4日
火災通報装置を設置している建物関係者の皆さんへ
東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」といいます。)が提供する固定電話サービスがIP網へ移行することに伴い、NTT東日本の加入電話回線と接続している一部の火災通報装置について、消防機関からの呼返しの連絡が正常に受けられなくなる事象が発生する場合があります。
事象の概要
火災通報装置の起動ボタンを押すことにより、119番通報は問題なくできます。
その後、消防局の指令台からの呼返しの連絡が入り火災通報装置の専用電話機が鳴りますが、鳴ってすぐに受話器をとると通話ができない事象が発生するおそれがあります。
事象が発生する条件
次の3つの条件のすべてに該当する場合に事象が発生することがあります。
1 NTT東日本の加入電話回線と火災通報装置を接続していること。
2 火災通報装置を接続している電話回線が次の特定サービスの契約をしていること。
・ナンバー・ディスプレイ
・ダイヤルインサービス
・住宅向けサービスの「特殊詐欺対策サービス」
※いずれか又は複数のサービスを契約している場合が該当します。
3 火災通報装置が特定の型式に該当すること。
※該当する火災通報装置の型式は総務省消防庁のウェブサイト(外部サイト)からご確認ください。
対応方法
次のいずれかの対応をすることで事象が解消されます。
1 特定サービスを解約する。
【方法】
ナンバー・ディスプレイ、ダイヤルインサービス、住宅向けサービスの「特殊詐欺対策サービス」を解約する。
【連絡先】
NTT東日本のウェブサイト(外部サイト)をご確認いただき、特定サービスの契約状況など、NTT東日本にお問い合わせください。
【備考】
電話機等の設定変更が必要となる場合があります。
2 別の加入電話回線に変更する。
【方法】
火災通報装置を接続している加入電話回線を別の加入電話回線(ナンバー・ディスプレイ、ダイヤルインサービス、住宅向けサービスの「特殊詐欺対策サービス」の契約がないもの)に変更する。
【連絡先】
消防用設備等の設置・点検を行う業者にお問い合わせください。
3 火災通報装置を対応機種に交換する。
【方法】
火災通報装置を対応機種に交換する。
【連絡先】
消防用設備等の設置・点検を行う業者にお問い合わせください。
【備考】
PBダイヤルインサービスを契約している場合、対応している機種の掲載はありません。(2019年12月現在)
その他
1 加入電話回線の変更、火災通報装置の交換をした場合は消防署に届出が必要となります。
2 発生する事象や対応の詳細については、総務省消防庁やNTT東日本のウェブサイトをご確認ください。
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