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台風・豪⾬に伴う火薬類・高圧ガス関係事業所における備え

最終更新日 2021年8月19日

 近年全国各地で台風や豪⾬、⾼潮の影響により、火薬類関係施設、⾼圧ガス関係施設が損傷を受ける被害が発⽣しています。
 横浜市内においても、令和元年9⽉に発⽣した台風15号による⾼潮の影響で⾼圧ガス容器が事業所の敷地外へ流出し、その⼀部が海上
へ流出してしまう事案等も発⽣しており、今後も台風、ゲリラ豪⾬等の⾃然災害の発⽣が危惧されている状況です。
 ひとたび被害が発⽣してしまうと、被災された事業所の方々のみならず、周辺の事業所、住⺠の⽅々にも⼤きな影響が発⽣してしまう可能性があります。
 火薬類・⾼圧ガスを取り扱う事業所の皆様におかれましては、下記の風水害対策例をご参考にしていただき、より⼀層の保安管理を推進していただきますようお願いいたします。

⽕薬類関係事業所の方へ

事前の対策

・⼟堤の崩壊や、⼟⽯流、暴風により⾶来した物の衝突等により、⽕薬庫が損傷を受けた場合には、⽕薬類が外部に流出してしまう可能
性があります。設備の状態、周辺の状況を確認し、施設の維持管理をお願いします。
・⽕薬庫や庫外貯蔵庫に保管された⽕薬類は浸⽔等の被害を受けると、商品価値が失われてしまいます。⼤量の⾬をスムーズに敷地外へ
排出するための対策
(排水溝の点検・清掃等)を⾏ってください。
・ハザードマップ等で事業所の⽴地を確認し、浸⽔防⽌対策をお願いします。
・浸⽔等により、重要書類の喪失、機器類のデータ消失が懸念されます。書類・データの⼆元管理をお願いします。
・災害により停電が発⽣すると、機械警備が作動せず、建物に被害がない場合でも盗難のリスクが⾼まります。確実な施錠はもちろんの
こと、鍵、扉や窓等の設備の再点検を実施し、防犯対策を⾏ってください。
・非常時の連絡体制の確認、避難経路・避難場所の確認をお願いします。

事後の対策

・⽕薬庫等の施錠確認、設備が損傷していないかの確認をお願いします。
・吸湿、変質等により原性能、原形を失った⽕薬類は適切な方法で廃棄してください
・万が⼀流出、⽕薬庫や⼟堤等の崩壊等の事象が発⽣した場合には、速やかに⾝の安全を図ったうえ、応急の措置を講じ、消防へ緊急連
してください。
その他事業所の実情に応じて適切な対策を⾏っていただきますようお願いいたします。

⾼圧ガス関係事業所の方へ

事前の対策

・⾼圧ガス容器が転倒しないよう、チェーン等で固定されているかを点検し、転倒防⽌対策をお願いします。
・強風の影響で⾶来した物が、⾼圧ガスの設備等に衝突し、損傷によるガスの漏えい(⾼圧ガスの事故)が発⽣する場合があります。⾼
圧ガス設備等の付近の状況を確認し、強風対策をお願いします。
・洪⽔、⾼潮等の影響により、⾼圧ガス容器が流出してしまう場合があります。容器が流出しないよう、網ネット等を活⽤した流出防⽌
対策
をお願いします。
・ハザードマップ等で事業所の周辺の状況を確認し、浸⽔防⽌対策をお願いします。
・⾼圧ガス施設に関する書類・データ等が浸⽔し、失われてしまう可能性があります。書類・データの⼆元管理を⾏う等の対策お願いし
ます。
・非常時の連絡体制、避難場所及び避難経路を確認してください。

事後の対策

・設備が被害を受けていないか、⾼圧ガス設備等の被害状況の確認をお願いします。
・⾼圧ガスの容器が流出、損傷していないかの確認をお願いします。
・万が⼀漏えい等の事象が発⽣した場合には、速やかに安全を確保し、消防へ緊急連絡してください。
その他事業所の実情に応じて適切な対策を⾏っていただきますようお願いいたします。

このページへのお問合せ

消防局予防部保安課

電話:045-334-6407

電話:045-334-6407

ファクス:045-334-6610

メールアドレス:sy-hoan@city.yokohama.jp

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ページID:793-600-246

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