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市沢囃子連
最終更新日 2019年3月4日
1.団体紹介
市沢囃子は明治時代初期、市沢町が二俣川村大字市野沢と呼ばれていた頃から、村人の娯楽
として、また、神賑わいの奏楽の一員として継承されてきました。笠囃子等と同じく、神田囃子を
起源としたお囃子で、戦後もメンバーを募集しながら活動を継続していました。
その後、昭和の終わりから平成初期にかけて、後継者不足による活動中止の危機に見舞われ
つつも、市沢熊野神社の世話人有志が若者の育成に努め、平成12年頃に復活。現在では、子ど
も達も含め、17名のメンバーで、正月の獅子舞、祭り囃子の他、地域の様々な行事に参加しなが
ら、活動を続けています。
2.活動を通じて ~メンバーの方からのひとこと~
◆市沢囃子の魅力
市沢囃子は地域に根付いた伝統芸能として、熊野神社例大祭や市沢小学校で行われる市沢フェ
スタなどに参加して、大人から子どもまで多くの地域の皆様にご覧いただいています。活動を通して
地域を盛り上げるとともに、ご覧いただいた皆様からは「楽しい」「自分もやってみたい」との声を
いただき、地域との一体感を感じられるお囃子です。
◆始めたきっかけ、続けてこられた理由
昔、子どもの頃に見ていてやりたいと思っていましたが、大人になり、保存会復活のタイミングで
参加できました。その際は譜面もありませんでしたが、先生の演奏ビデオを解読して譜面に落とす
などして、皆で練習できるように工夫をして続けてきました。
最近では、お祭りでの演奏を見た子どもが親に「やってみたい」と話したことがきっかけで、親子
で参加されたメンバーもいます。
◆後継者育成に向けて
お囃子では笛が全体を支えており、笛が吹けないと継続が難しくなってしまうため、今回の後
継者育成の際は、みんなで笛を習って吹けるようにしました。次の世代にも伝えていきたいと
思っていますので、ご覧いただいて興味を持った方は、ぜひお声をかけてください。
3.活動(練習)頻度
週1回、熊野神社にて練習
4.主な活動状況
- 9月第3日曜 熊野神社例大祭
- 10月下旬 市沢小学校 市沢フェスタ
- 1月1日 元旦祭
- 1月3日 町内獅子舞訪問
- その他、10月下旬の高齢者を祝う集い、1月中旬の賀詞交歓会など
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