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本村囃子連中
最終更新日 2019年3月4日
1.団体紹介
本村囃子は、明治初期には伝えられ、大正時代にかけて盛んに行われていたと言われています。明治
中期の本村神明社の神殿修復工事の落成式の際には、本村囃子連中が屋台で演奏したという話も伝
わっています。当時は神田系のお囃子を源流とした演奏でしたが、戦時中に一度中断し、その後、昭和
30年代に東京大森地区の城南囃子という山の手系のお囃子に切り替えて復興しました。
現在は11人で活動を続けており、横浜市の無形文化財保護団体に認定されています。
2.活動を通じて ~メンバーの方からのひとこと~
◆本村囃子の魅力
戦前から戦後にかけて源流が変わっている背景もあり、おどりは神田囃子、お囃子は城南囃子がもと
となっています。本村囃子では3種類のおどりがありますが、種類によって曲の流れが異なり、おどりに
合わせて曲をつなぐことで、お祭りを盛り上げます。
楽器は朗童作の篠笛を使い、曲調によって笛を変えながら心地よい鳴りでお囃子の流れを作ってい
ます。笛、大太鼓、太鼓2名、鉦の5人の息があったときの一体感ある演奏が魅力です。
◆本村神明社例大祭、本牧お馬流し
大きな活動としては、やはり本村神明社例大祭の奉納が挙げられます。毎年9月第1土曜または第2土
曜(9月8日に近い土曜日)に行っています。
また、他地区での活動として、8月第1土曜・日曜に本牧で行われている「お馬流し」(県指定無形民俗文
化財登録)にも参加しています。各地域のお囃子団体が参加している行事で、以前に別の行事でお誘い
があったことがきっかけで、20年ほど前から毎年参加しています。
◆今後について
現在は社会人が中心となって精力的に活動していますが、メンバーがまとまった時間を取って集まる
ことが難しい状況もあります。今後は活動を継続しながら、次世代の育成も考えていきたいと思います。
3.活動(練習)頻度
毎月第1日曜日 19時00分から21時00分 本村会館
4.主な活動状況
- 8月第1土曜、日曜 本牧祭礼「お馬流し」
- 9月第1土曜または第2土曜 本村神明社例大祭奉納
- 1月2日 本村獅子舞
- その他、小学校での体験指導、地域からの依頼によるお囃子など
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