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タバコについて

横浜市緑区では、「タバコに関する正しい知識の普及」や「未成年の喫煙防止」、「受動喫煙対策の推進」などに取り組んでいます。このページでは、保健師が個別相談で禁煙をサポートする「ニコニコ卒煙クリニック」事業、横浜市健康福祉局の「よこはま健康応援団」に禁煙等の分野で登録されている区内事業者の紹介等をしています。

最終更新日 2023年5月24日

緑福祉保健センターの取組

タバコの害について

タバコの煙には、各種の有害成分が含まれています。ここでは、三大有害成分をご紹介します。
自分が喫煙することにより、次のような有害成分を自分が吸い込んでいます。また、周囲の人たちに吸い込ませている可能性もあります。禁煙しましょう。

一酸化炭素

 タバコの不完全燃焼により、有毒ガスである一酸化炭素ガスが生じます。肺に吸い込まれた一酸化炭素は、血液に入り、血液中のヘモグロビンと結合します。酸素よりも結合力が強いため、本来なら肺で取り込まれヘモグロビンと結合して体のすみずみまで運ばれるべき酸素が十分に運ばれなくなってしまいます。酸素不足の症状が起こります。息切れや動悸(どうき)(心臓のドキドキ)を起こしやすく、疲れやすくなります。仕事の能率が悪くなり、スポーツの成績も下がり、心臓の負担も増えます。
 また、肺の中は多数の肺胞とよばれる細かい部屋に仕切られていて、この肺胞で空気中から血液中に酸素が取り込まれます。ところが、長年タバコを吸い続けていると、この肺の構造がこわれ、肺がスカスカとなり、肺気腫と呼ばれる状態になることがあります。肺気腫では肺での血液中への酸素の取り込みが悪いです。肺気腫が進行すると、持続的な酸素吸入が必要な場合もあります。

ニコチン

 ニコチンは吸収されて血液中に入ります。ニコチンには依存性があり、タバコをなかなかやめれない原因と考えられています。ニコチン依存症の治療のために、ニコチンパッチやニコチンガムが使われています。
 また、ニコチンには血管収縮作用があり、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患になりやすいです。
 さらに、ニコチンには胃液分泌作用があり、胃や十二指腸などの潰瘍になりやすいです。

さまざまな発がん物質

 タバコの煙には、ベンツピレンなどのさまざまな発がん物質が含まれています。さまざまな発がん物質は、肺の奥まで吸い込まれて沈着し、がんを引き起こす可能性があります。
 一日25本以上タバコを吸う人は、吸わない人に比べて、喉頭がんが90倍以上、肺がんが7倍の死亡比になるとされています。また、受動喫煙にも気をつける必要があります。妻が吸わなくても、一日20本以上吸う夫の場合、喫煙しない夫を持つ妻と比べて、肺がんによる死亡率が二倍になります。
 国立がんセンターが示している「がんを防ぐための12ヵ条」には、「タバコは吸わないように」という条項があります。この「タバコは吸わないように」という条項の実践によりがんの約30パーセントが予防できるだろうと考えられています。

タバコの害や禁煙について参考になるウェブページ

禁煙週間

世界禁煙デー(毎年5月31日)
WHO(世界保健機関)参加各国により定められた「21世紀たばこのない社会を目指す」世界行動日です。
禁煙週間(毎年5月31日から6月6日まで)
厚生労働省では、世界禁煙デーからの1週間を「禁煙週間」と定め、テーマに沿って禁煙の普及啓発を積極的に行っていくこととしています。

令和5年度世界禁煙デー パネル展

緑区役所1階エレベーターホール前で禁煙に関するパネル展を開催します。
開催場所:緑区役所1階エレベーターホール前
開催日:令和5年5月30日から6月7日まで

よこはま健康応援団 おいしい空気もめしあがれ

横浜市では、市民の健康づくりを応援する取り組みとして、自主的に店内を終日禁煙などとしている飲食店などを「よこはま健康応援団」として登録しています。参加店では、「安心して小さなこどもを連れて食事ができる」などと好評です。

お店まるごと「おいしい空気」

よこはま健康スタンプラリー参加店で、エントリーメニューを食べると、スタンプがもらえます。

参加店については上記リンク先「参加店の一覧」をご参照ください。

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