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道路局河川部河川企画課
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最終更新日 2023年3月6日
金沢区を流れる宮川水系・宮川。
平潟湾に注ぐ河口域の河川の底質の環境改善、生き物が住みやすい川の環境づくりなどの活動をとおして、都市河川と地域の「かかわり」の再生に取り組んでいます。
宮川の風景(大川人道橋付近)
宮川の河口域(瀬戸橋付近)
釜利谷の歴史について話す様子
今回は、「第3回 宮川 めだかの学校」として、地域の歴史に詳しい方から、金沢区や釜利谷
地域の歴史について、お話をして頂きました。
金沢区と縁が深い鎌倉時代の武将や、釜利谷地区が、なぜ「釜利谷」と呼ばれるようになったの
か等について、資料をご提示いただきながら、わかりやすく解説を行って頂きました。
普段何気なく通っている道や、住んでいる場所について、その歴史や背景を知ることで、新しい
魅力を発見できるということがわかり、改めて、自分が住んでいる地域について知ることの大切
さや楽しさを実感することができました。
宮川の生き物について発表する様子
今回は、宮川に生息している生き物について、自分が知っていることを発表し、意見交換を行い
ました。
クロダイ、ボラ、カニ、フナムシ等について、写真を提示しながら、特徴や生態を伝えあい、情
報を共有しました。
また、参加者の方の中で、メダカに詳しい方がいらっしゃったので、飼育方法や産卵について、
詳しく教えていただきました。
次回は、「第3回 宮川 めだかの学校」として、地域の歴史に詳しい方から、釜利谷の歴史に
ついてお話しいただきます。
来年度の川づくり活動に関する話合いの様子
今回は、川づくりコーディネーターの方にもご参加いただいて、来年度の宮川川づくり活動につ
いて話合いを行いました。
宮川は、潮位の関係で、日中に川に入ることができる時期が決まっているため、それを踏まえて、
どのような活動をしていくか意見を交換しました。
その結果、現時点の計画として、5月から10月は宮川に入って川づくり活動を行い、11月から翌
年3月までは屋内で活動をしていくということになりました。
活動内容として、石組み水制工による生き物のすみか作りや、現在も実施している、活動参加者の
方が主体となって行うお話し会「めだかの学校」の開催等が挙げられ、活発的な意見交換が行われ
ました。
次回は、生き物を専門としている川づくりコーディネーターの方にお越しいただき、宮川の生き物
について、解説などを行って頂く予定です。
宮川 めだかの学校の様子
地域の方が中心となって、釜利谷地区の歴史や宮川等についてお話を行う「宮川 めだかの学校」
が開催されました。
第1回目となった今回は、長年釜利谷地区にお住いの方から、カマリヤンクラブ発足の経緯や、釜
利谷地区と宮川の歴史、ホタル等についてお話が行われました。
「昔は、食べ過ぎて嫌になっちゃうほど、多くのウナギが宮川に生息していた」ことや、「カマリ
ヤンクラブは、元々子どもたちに自然体験をしてもらうためのボランティア活動から始まった」こ
と等を教えていただき、文献や記録ではわからない貴重な地域の歴史を知ることができました。
次回は、「第2回 宮川 めだかの学校」として、川づくりコーディネーターの方にお越しいただ
き、来年度の川づくり活動について、話合いを行っていく予定です。
話合いの様子
令和4年11月から、令和5年3月までの川づくり活動内容について、話合いを行いました。
冬になると、宮川に入ることが難しくなるため、屋内で、川づくりについての話合いや、活動参
加者の方による地域に関する講座を実施することになりました。
宮川の生き物や環境だけではなく、釜利谷地区の歴史やボランティア活動等、幅広いテーマで講
座を行っていく予定です。
次回は、地域の方による第1回目の講座を実施していきます。
石組工補修の作業風景
宮下橋下流左岸の石組工の状況確認と補修、ヘドロ調査のやり方の学習について、川づくりコーディネーターと一緒に実施しました。
6月に設置した石組工は土砂が堆積してきており、干出した干潟部分をさらに増やすことができるよう、現地にある石を用いて石組を補修しました。中には大きくて重たい石もありましたが、参加者の子どもも大人も協力して、石を運んで作業を行いました。
ヘドロの調査については、地点を決めて行うこと、スコップ1杯など決まった量の土を調査地点から採取し、乾いたところに広げて色やにおい、性状などを調べることなどをコーディネーターよりアドバイスを受けました。
水澄む宮川を目指して、更なる川づくりを行っていきます。
生き物調査の様子
宮川宿広場周辺において、生き物調査を実施しました。
当日は生物の専門家である川づくりコーディネーターから生き物調査のやり方の説明を伺った後、30名前後の小さい子から大人まで自らタモ網を持って宮川に棲む生き物を調べました。
調査後はタモ網で捕獲した生き物について、川づくりコーディネーターの方からお話を伺いました。5月に実施した生き物調査の時よりもハゼ類の種類などが増えており、宮川川づくり活動で実施している石組魚の棲み家や粗朶の効果が表れてきているようでした。
粗朶(そだ)の設置作業
宮川宿広場周辺で、生き物の棲み家の設置、土壌改良実証実験箇所の状況確認などを行いました。
川づくりコーディネーターにアドバイスを受けながら、川の中に生き物の棲み家となるように竹の幹を束ねて作った粗朶(そだ)を設置したり、カニ類が定着できるよう干潟状になっている箇所に竹筒を設置しました。また、網などで生き物の採取をしてみたところ、既存の石組の箇所でチチブの幼魚やユビナガスジエビがいることが分かりました。
土壌改良の実証実験箇所では、今年4月にヘドロの改善等を目的として、参加者が使い捨てカイロの鉄粉を用いて土壌改良を試みました。今回、この箇所の土を掘り下げるとヤマトカワゴカイを確認することができました。
また今回は足を延ばして、二級河川宮川の上流部にある釜利谷町小川アメニティの生き物観察を行いました。二級河川宮川は感潮域で潮位の影響を受けますが、この小川アメニティは淡水のため上流側ではアブラハヤやドジョウが生息しており、河川の環境による生物の違いを知ることができました。
石組工設置の様子
宮川の宿広場付近で粗朶(そだ)の設置、手古神社付近で石組水制工の補修と設置を行いました。
粗朶とは木の小さいものや枝を集めたもので、今回は竹の細い枝を束ねて利用しています。
今回は川づくりコーディネーターと共に、既存の石組生き物の棲み家に粗朶を設置しました。
粗朶を設置することでエビなどの小さな生き物がさらに増えることが期待されます。
石組水制工は、大小の石を組み合わせて河道内に設置するもので、川の水の流れに変化をつけると共に、干潟のような場の創出も目指しています。
今回は既設の石組水制工の補修2箇所および、ヘドロの堆積軽減を目的とした新たな石組水制工の設置1箇所を実施しました。
中にはかなり重い石もありましたが、約30名の参加者で力を合わせて設置し、無事に設置することができました。
タモ網を用いた生物調査の風景
宮川(宿広場~宮下橋)の生物調査を行いました。
川づくりコーディネーターの方に生き物調査の方法を教わりながら、昨年度設置した石組生き物の棲み家などにどのような生物がいるか調べました。
参加者自らタモ網を使って調査した結果、エビ類、カニ類、ビリンゴ、チチブ属、マハゼ、アシシロハゼ、ウキゴリ等の生き物が確認されました。河道内にこのような生き物の棲み家があることの効果を改めて実感しました。
「(仮)水澄む宮川再生プロジェクト」では、新規プロジェクトメンバーを随時募集しています。
取組の内容についてご興味がございましたら、お気軽にお問合せください。
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