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河川域生物相調査
最終更新日 2024年11月28日
調査概要
環境科学研究所では、市内の水域の河川水質をはじめ、総合的な水環境を評価し、また、生物相の変遷を示すことで市民の皆様に川や海への関心を高めていただくことを目的に、昭和48年からほぼ3年ごとに、市内の川や海に生息する生きものを調査しています。
河川域では、令和4年度および令和5年度に16回目の調査を行いました。
この50年の間、下水道普及による水質の改善や、魚道設置などによる河川環境の改善により、アユのように一度は横浜の川から姿を消しながらも戻ってきた生き物もいます。川や海を往来する魚やエビ、カニ類の種類が増えてきた一方、外来種の種数も増えてきており、今後の動向に注意が必要です。
調査地点
調査地点は、市内を流れる河川の6水系41地点(令和5年度実績)です。
- 鶴見川水系(12地点)
- 帷子川水系(4地点)
- 大岡川水系(7地点)
- 宮川水系(2地点)
- 侍従川水系(3地点)
- 境川水系(13地点:市外1地点含む)
調査内容
魚類、底生動物、水草、付着藻類、水質を調査し、生き物から河川の水質評価を実施しています。
近年は、1地点につき夏と冬にそれぞれ1回ずつ調査を行っています。
河川生物の例
ホトケドジョウ
テナガエビ
エビモ
ハリケイソウの仲間
調査報告書等
広報よこはまの川
令和4年度および令和5年度に行った16回目の調査が調査開始から50年の節目であったことをうけ、50年間の横浜の川の変化を分かりやすくまとめた資料「広報よこはまの川」を作成しました。
タイトルには調査で撮影された画像を使用しています。
よ(水草):ミズキンバイ、ヒメガマ、アオウキクサ
こ(魚類):アブラハヤ、カワヨシノボリ
は(付着藻類):Bacillaria paradoxa、カワモズク科の胞子体期、Nitzschia frustulum、Stephanodiscus niagarae
ま(底生動物):カワリヌマエビ属、ヌカエビ、ナミウズムシ、ヒラマキミズマイマイ
川(河川景観):早淵川、宮川、大岡川
(いずれも筆順)
川と海の生き物調査地点マップ
横浜市行政地図情報提供システム(よこはまっぷ)の「川と海の生き物調査地点マップ」では、身近な調査地点などを調べることができます。
よこはまっぷ>地域の魅力マップ>川と海の生き物調査地点マップ
川と海の生き物調査地点マップ(調査地点の紹介)(外部サイト)
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このページへのお問合せ
みどり環境局環境保全部環境科学研究所
電話:045-453-2550
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ファクス:045-453-2560
メールアドレス:mk-kanken@city.yokohama.lg.jp
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