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河川域生物相調査
最終更新日 2021年8月2日
調査概要
環境科学研究所では、市内の水域の河川水質をはじめ、総合的な水環境を評価し、生物相の変遷を示すことで、市民の皆様に川や海への関心を高めていただくことを目的に、昭和48年からほぼ3年ごとに、市内の川や海に生息する生きものを調査しています。
河川域では、平成30年度および令和元年度に15回目の調査を行いました。
この40年近くの間、下水道普及による水質の改善、魚道設置などによる河川環境の改善などにより、アユのように一度は姿を消しながらも、横浜の川へ戻ってきた生き物もいます。川や海を往来する魚やエビ、カニ類の種類が増えてきた一方、外来種の種数も増えてきており、今後の動向に注意が必要です。
調査地点
調査地点は、市内を流れる河川の6水系41地点(平成30年度実績)です。
- 鶴見川水系(12地点)
- 帷子川水系(4地点)
- 大岡川水系(7地点)
- 宮川水系(2地点)
- 侍従川水系(3地点)
- 境川水系(13地点:市外1地点含む)
調査内容
魚類、底生動物、水草、付着藻類、水質を調査し、生き物から河川の水質評価を実施しています。
近年は、1地点につき夏と冬にそれぞれ一回ずつ調査を行っています。
河川生物の例
ホトケドジョウ
テナガエビ
エビモ
ハリケイソウの仲間
調査報告書等
生物データの蓄積・公開
横浜市が行っている川の生き物調査の地点を紹介するマップです。
鶴見川、帷子川、大岡川、侍従川等6水系41地点の写真、生物指標による水質評価結果をご覧いただけます。
このページへのお問合せ
みどり環境局環境保全部環境科学研究所
電話:045-453-2550
電話:045-453-2550
ファクス:045-453-2560
メールアドレス:mk-kanken@city.yokohama.lg.jp
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