このページへのお問合せ
教育委員会事務局中央図書館調査資料課
電話:045-262-7336
電話:045-262-7336
ファクス:045-262-0054
メールアドレス:ky-libkocho-c@city.yokohama.jp
最終更新日 2018年9月3日
認知症は特定の病気ではなく、様々な原因から現れる症状の総称で、今後も患者の数は増えると予想されています。発症すると体をむしばまれる本人だけでなく、介護する家族にも経済的、精神的にとても大きな負担がかかります。また、家族の負担の軽減のため社会がどのようにかかわるべきなのか、幅広く意見が交わされています。 このリストでは認知症について医学的見地から書かれている図書をはじめ、当事者の声や社会的影響を書いた図書、文学作品など幅広く紹介します。認知症に関する知識を深めるためにお役立てください。
平成28年12月13日作成
1 認知症とは何か~まずはここから
2 当事者(本人・家族)の気持ちを知る
3 社会問題としての認知症
4 社会全体で支えるしくみ・制度など
5 フィクションにみる認知症・介護
認知症の症状には、物忘れ、時間や場所が分からなくなるといった症状のほか、徘徊、妄想、暴言など周りの介護する人が特に負担に感じている症状があります。これらの症状の原因や進み方、それに対する対処法、相談できる機関など幅広く書かれた図書を集めました。
Q:認知症は症状の悪化を遅らせる方法はあるのでしょうか?
A:MCI(軽度)の段階で発見できれば進行を抑えられるだけでなく、改善が見られます。最新の研究から認知症が発症するメカニズムを生活習慣で抑えることができると言われています。 (参考文献)
認知症の当事者や介護に携わっている人たちは、日々何を考えて過ごしているのでしょうか。認知症の初期の方は自分たちをよく知って欲しいと訴えています。こうすれば、こうしてくれれば、今まで通り暮らしていくことができる、と。また介護に携わっている方は何に苦労し、どんな時に辛いと感じるのでしょうか。当事者の気持ちに寄り添える図書を集めました。
認知症の症状の一つである徘徊の結果、帰宅できずに行方不明になったり、電車にはねられ死亡し、その遺族が鉄道会社から損害賠償を求められる問題が発生しています。また、認知症の家族を介護するために仕事を辞めた結果、収入がなくなるだけでなく社会とのつながりが途切れてしまうといったことも起きています。こういった問題が起きる背景に迫ります。
介護保険と成年後見制度は、介護の当事者を支える両輪と言われています。介護に直面した人が抱えている課題には、どんな解決策があるのか提案する本を紹介します。また制度や施設だけでなく、社会全体で認知症の人や家族を支えようという動きがあります。街で認知症と思われる人を見かけた時に、あなたにできることはきっとあります。
フィクション(創作)は現実ではありません。しかし、現実では目立たない課題や思っていても言葉にできない感情や意識、感覚を描き出すことがあります。作品に描かれた登場人物の気持ちに耳を傾けてみて下さい。
このリストで紹介した図書は、すべて横浜市立図書館で所蔵しています。お近くの図書館に所蔵がない場合は、予約(取寄せ)もできます。 また、横浜市中央図書館では、みなさまの調査研究・問題解決のお手伝いをしています。お気軽に各階カウンター・電話・Eメールにてお問い合わせください。
〔電話〕 045(262)7336
〔web〕 横浜市立図書館ホームページ http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/library/chosa/referance.html
教育委員会事務局中央図書館調査資料課
電話:045-262-7336
電話:045-262-7336
ファクス:045-262-0054
メールアドレス:ky-libkocho-c@city.yokohama.jp
ページID:154-741-390