がん検診
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、検診受診の際には受診医療機関と十分ご相談の上、受診時期を検討してください。
最終更新日 2021年4月1日
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、がん検診を控えている方へ
がんを早期発見するためには、自覚症状がないうちから、がん検診を定期的に受けることが大切です。
コロナ禍でも安心してがん検診を受診していただくために、実施医療機関では消毒の徹底やソーシャルディスタンスの確保など
感染症対策を実施しています。
今年は受診などで医療機関に行った際に、”あわせて”がん検診を受けましょう。
※事前に受診予約が必要な場合があります。詳しくは、受診予定医療機関にご相談ください。
がん検診
概要
死亡原因の第1位であるがんを早期に発見し、適切な治療に結びつけます。
対象
職場の検診など他に受診機会のない方で、下記の年齢要件等を満たす方
※現在治療中の方は、受診できない場合がありますので、かかりつけの医師にご相談ください。
令和3年度がん検診制度について
1.がん検診の対象年齢
がん検診(大腸・胃・肺・子宮頸部・乳・前立腺)は、令和3年4月2日~令和4年4月1日の間に誕生日を迎え、下記がん検診一覧表の対象年齢になる方は受診が可能です。
対象年齢 | 生年月日 |
---|---|
50歳以上 | 昭和47年(1972年)4月1日以前に生まれた方 |
40歳以上 | 昭和57年(1982年)4月1日以前に生まれた方 |
20歳以上 | 平成14年(2002年)4月1日以前に生まれた方 |
2.大腸がん検診
検診にかかる自己負担額(600円)を無料とします。
令和3年度がん検診一覧表
検診の種類 | 受診回数 | 対象者 | 費用(円) | 検査項目 |
---|---|---|---|---|
大腸がん | 1年度に1回 | 40歳以上(男女) | 無料 | 問診、便潜血検査 |
胃がん(内視鏡またはエックス線)*1 | 2年度に1回 | 50歳以上(男女) | 3,140 | 問診、内視鏡検査 *2 |
問診、エックス線検査(バリウム) | ||||
肺がん | 1年度に1回 | 40歳以上(男女) | 680 | 問診、胸部エックス線検査 |
子宮頸がん*3 | 2年度に1回 | 20歳以上(女性) | 1,360 | 問診、頸部細胞診検査 |
乳がん(aかbの選択制)*4 | 2年度に1回 | 40歳以上(女性) | a マンモグラフィ検査・・・680 | マンモグラフィ検査単独 |
b 視触診+マンモグラフィ検査・・1,370 | 視触診およびマンモグラフィ検査 | |||
前立腺がん | 1年度に1回 | 50歳以上(男性) | 1,000 | 問診、血液検査 |
*1 胃がん検診は同一年度に内視鏡検査とエックス線検査の両方を受診することはできません。
また、連続する年度に内視鏡検査とエックス線検査を交互に受けることはできませんのでご注意ください。
*2 胃がん検診で内視鏡検査を希望される方は、受診当日に保険証を必ずお持ちください。
内視鏡検査は検診の途中で確定診断のための病理検査を目的に粘膜片を採取する生検を行う場合があります。
この生検は保険診療となりますので、別途費用がかかります。
*3 子宮頸がん検診の際に医師が必要と判断した場合のみ、体がん検診も同時に行います。
その際の費用は、2,620円(頸がん+体がん)になります。
*4 乳がん検診は視触診が選択制で、マンモグラフィ検査は受診が必須です。視触診とマンモグラフィ検査を別々の医療機関で受ける
ことは可能ですが、マンモグラフィ検査を受けた後に視触診を受診することはできませんのでご注意ください。
(なお、マンモグラフィは、撮影日時点で40代は2方向、50歳以上は1方向を撮影します。)
※適正な受診間隔(年度内に2回受診した場合など)をあけずに受診した場合は、全額自己負担していただく場合があります。
※受診券は送付しておりませんので、横浜市内の実施医療機関に直接お電話等でご予約下さい。
※検診の結果、「要精密検査」になった場合は、精密検査は保険診療になるため費用負担があります。
費用が免除になる方(※検診を受けた後に費用の免除はできませんのでご注意ください。)
・令和4年4月1日時点で70歳以上の人(昭和27年4月1日以前にお生まれの方)
→年齢確認できるもの(健康保険証など)を検診時にご提示ください。
・後期高齢者医療制度が適用される人
→「後期高齢者医療被保険者証」を検診時にご提示ください。
・生活保護世帯の人
→「休日・夜間等診療依頼証」を検診時にご提示ください。
・中国残留邦人等支援給付制度が適用される人
→「本人確認証」を検診時にご提示ください。
・令和2年度市民税県民税が非課税世帯または均等割のみ課税世帯の人
(世帯員全員の令和元年中の収入に基づきます。)
→検診前に手続きが必要です。お住まいの区の区役所福祉保健課健康づくり係にお問い合わせください。
※令和3年度大腸がん検診は自己負担額無料のため、減免確認書の申請は必要ありません。
受診方法
・医療機関:希望される医療機関に実施日等あらかじめお問い合わせください。→実施医療機関名簿はこちら
・検診車(乳がん検診:南区、栄区):神奈川県結核予防会にお問い合わせください。TEL045-251-2363
・福祉保健センター(肺がん検診):お住まいの区の区役所福祉保健課健康づくり係にお問い合わせください。
・横浜市立市民病院予防医療センター(旧:がん検診センター):電話予約制となります。TEL045-316-6540
※胃がん検診で内視鏡検査を希望される方は、受診当日に保険証等を必ずお持ちください。
がん検診の現状について
がん検診には、がんの症状が出る前に早期に発見し早期治療につながることで、がんによる死亡率を減少させることができるというメリットがあります。
一方、がん検診の検査、例えば内視鏡検査には非常に確率は低いものの、消化管穿孔(穴があく)などが発生するデメリットもあります。
また、がん検診でも100%がんを見つけることができるわけではなく、限界があります。このため横浜市では、より良いがん検診を目指して精度管理を行っていますが、がん検診で「異常なし」と判定されても、その後に何らかの症状が出てきた場合には医療機関への早めの受診をお勧めします。
詳しくは、以下のホームページをご覧ください
※がん検診のメリットデメリットに関すること
日本対がん協会(外部サイト)(外部サイト)
国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」(外部サイト)(外部サイト)
がん検診推進事業
特定の年齢(対象者)の方を対象に子宮頸がん・乳がん無料検診を実施しています。
令和3年度の無料クーポン券は、令和3年6月以降に発送予定です。なお、クーポン券送付前でも、下記年齢の方は保険証等で生年月日を確認することで自己負担額を無料で受診できます。
年齢(※) | 生年月日 |
---|---|
20歳 | 平成12(2000)年4月2日~平成13(2001)年4月1日 |
年齢(※) | 生年月日 |
---|---|
40歳 | 昭和55(1980)年4月2日~昭和56(1981)年4月1日 |
※年齢は令和3年4月1日時点のものです。
問い合わせ
横浜市けんしん専用ダイヤル
受付時間 8:30~17:15(日曜・祝日・年末年始を除く)
TEL 045-664-2606
FAX 045-663-4469
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