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ウエルシュ菌による食中毒について

最終更新日 2024年8月1日

ウエルシュ菌による食中毒が増えています。加熱調理後はすぐに食べる、保管するときは速やかに冷やすなどのポイントに注意し、食中毒の予防を徹底しましょう。

ウエルシュ菌とは

ウエルシュ菌は、ヒトや動物の腸管、土壌、水など自然界に広く分布し、肉類や魚介類、野菜にも付着しています。熱に強い芽胞(がほう)という形態をとるため、高温でも死滅せずに生き残ります。

ウエルシュ菌による食中毒

潜伏時間

約6~18時間(平均10時間)

主な症状

腹痛、下痢など

原因食品の例

・肉類や魚介類、野菜などを使用した煮込み料理

・煮物を使用した弁当

・カレーやシチュー、スープなど、大量に加熱調理され、鍋などのまま室温で放冷されていた食品

原因

ウエルシュ菌による食中毒は、ウエルシュ菌が大量に増殖した食品を食べることにより発生します。

ウエルシュ菌が増える条件の画像

芽胞状態のウエルシュ菌は加熱しても生き残ります。加熱調理後に常温で放置し、45℃程度まで食品の温度が下がると、ウエルシュ菌は芽胞の殻から出て急速に増殖し始めます。ウエルシュ菌が好む条件(無酸素、43~45℃)では、10分毎に菌が倍増し、たった1個のウエルシュ菌が3時間40分後には食中毒を引き起こす菌量に増殖します。菌が増殖しないように注意が必要です。

予防のポイント

・前日調理を避け、加熱調理後はなるべく早く食べましょう。
・一度に大量の食品を加熱調理したときは、室温で放置しないようにしましょう。
・やむを得ず保管するときは、小分けするなどして速やかに冷やしましょう。
・カレーなどを再加熱する場合は、よく混ぜて全体をしっかり加熱し、早めに食べましょう。

チラシ

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このページへのお問合せ

医療局健康安全部食品衛生課

電話:045-671-2460

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ファクス:045-550-3587

メールアドレス:ir-syokuhineisei@city.yokohama.lg.jp

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