No.21　夏休みに「プログラミング」を学ぼう♪

　関東学院大学にて、小学生向けの「プログラミング教室」を開催しました。
　平成26年から続くこの事業は、現在、大学と連携したまちづくり「キャンパスタウン金沢」の一環として、関東学院大学と共催で実施しています。講師は関東学院大学理工学部情報ネット・メディアコース専任講師 平野晃昭先生にお願いしています。平野先生は、CGプログラミング、画像工学、ソフトウェア設計などをご専門とされています。
　大学の講座やゼミで利用している情報演習室で、マサチューセッツ工科大学が開発した子ども向けのビジュアルプログラミングツールである「Scratch」を使って、マウス操作でブロックとして用意されている「命令」をパズルのように組み合わせて動きを作り出していきました。小学生でもメニューに従ってプログラミングを行うことで、ごく簡単なアプリやゲームを作れるので、入門編として楽しみながらプログラミングを学べるようになっています。
　今回は、小学校1年生から6年生まで85名もの応募がありました。普段からパソコンに慣れ親しんでいる子は、自ら考え大人も追いつかないスピードで、どんどんプログラミングを進めていました。初めてキーボードに触るような子も、最初はおそるおそるでしたが、先生方の丁寧な指導により、初めてのプログラミング体験を存分に楽しんでいました。
　この教室をきっかけとして、次の時代を担うデジタル人材が金沢区から誕生することを願っています。

※Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。Scratch（外部サイト）から自由に入手できます。

（令和6年8月2日　金沢区地域振興課地域力推進担当課長　渡邊　孝之）