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帷子川
最終更新日 2024年2月16日
帷子川は旭区若葉台付近を水源として、横浜港に注いでいる全長17kmの二級河川です。
名前の由来は、昔、北側の河口部沿岸がなだらかで、片側だけが平地だったことから「片平」の名が起こり、それが「帷子」となったと言われています。
江戸時代、帷子川河口には舟着場があり、潮の干満を利用した舟運の拠点として、商人が薪や炭を江戸方面に送るなどにぎわいを見せていました。
明治になると絹のスカーフの輸出が急増し、港に近くて水陸の交通の便が良く、清流で豊富な水量があったことなどから、帷子川周辺に染色工場が集まりました。
捺染の最後の工程で、布の余分な染料やのりを落とすため、川の流れを利用して水洗いする作業があり、流れ出した染料で川も七色に変わったと言います。
以前は、川の蛇行が激しく大雨のときなどに度々はんらんしたことから「暴れ川」の異名をとっていましたが、河川改修や分水路の整備が行われ治水対策が進みました。
河川改修によって川辺公園と帷子川護岸の整備を同時に行い、一体的な親水施設となり、区民に親しまれています。
川辺公園親水護岸
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