【記者発表】令和３年上半期火災・救急概況（速報）

①火災件数が増加。特に電気火災が件数、割合ともに過去最高を記録
　住宅火災では、「こんろ」の火災が増加。死者は全員が住宅火災で発生
・火災件数は、前年同期と比べて23件（6.3％）増加しました。電気火災が増加傾向にあり、今年上半期は過去最高の114件（前年比35件増加）、全火災の29.5％を占めました。
・住宅火災は７件増加し、「こんろ」による火災が前年同期と比べて６件増加しました。死者（放火自殺を除く）はすべて住宅火災によるもので、前年同期と比べて５人増加しています。

②救急出場件数、搬送人員ともに、前年と比べ増加
・令和３年上半期の救急出場件数は94,745件で、前年同期と比べて1,165件（1.2％）の増加、搬送人員は、79,937人で前年同期と比べて1,221人（1.6％）増加しました。
・５月の救急出場件数が前年同期と比べて最も増加（16,140件、前年同期比2,040件、14.5％増）し、その内訳をみると、急病が1,278件（11.4％）、一般負傷が343件（12.4％）、交通事故が186件（26.2％）それぞれ増加しました。