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荏田コミュニティハウス
最終更新日 2019年10月30日
荏田コミュニティハウス
名称 | 荏田コミュニティハウス |
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所在地 | 青葉区あざみ野南一丁目4番地1ほか |
構造規模 | 鉄骨造 |
延べ面積 | 250.00(m2) |
設計 | 株式会社川喜田建築設計事務所 |
工期 | 平成30年7月~平成31年3月 |
施工 | (建築)株式会社伊勝 (電気)三光電業株式会社 (空調衛生)株式会社イエス |
外観東面
外観南面
外観北西面
外観南面
交流ロビー
学習室
設計者からのコメント
荏田コミュニティハウスは、東急田園都市線江田駅から北へ徒歩5分の赤田東公園内に位置する地域交流施設です。敷地は公園の地盤レベルから約6.5mの高低差を有する傾斜地という建築が困難と思われるような状況であり、更に北側には4~6.8mの高さの擁壁の下に大きな多目的広場と遊水池があるという環境です。
このような敷地形状に突出せずに自然の中に溶け込むよう、既存樹木を極力残し、緑豊かな公園と一体化したヒューマンスケールの建築として『大屋根の下で育むコミュニティ』をコンセプトとし計画しました。利用者がひとつ屋根の下で集い、語らい、憩うことで良好なコミュニティを育み、絆を深めることができるよう、緩やかな勾配の大屋根が建物全体を覆う計画です。
建物の中央には公園から直接アクセスできる中庭を提案し、採光・通風を促進させ、公園の賑わいを緩やかに内部に引き込む設計としました。内部は、中庭から連続する交流ロビーを中心として地域活動室や学習室を配置し、多様な活動に対応できるよう可動間仕切で仕切ることも可能なフレキシブルな構成としました。
内装は積極的に木質化を図り温もりある空間とし、特に天井はシナ合板のスリット張りとすることで、森の中の木漏れ日のようなリズミカルで印象的な内部空間を実現しました。
また省エネ活動実践モデル施設として、設計一次エネルギー消費量を59%削減し、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)にて五つ星を取得しました。
地域コミュニティを促進する場として市民の皆様に親しまれ、愛着を持って使われることを願っております。
このページへのお問合せ
建築局公共建築部営繕企画課
電話:045-671-2956
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メールアドレス:kc-eizenkikaku@city.yokohama.jp
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