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再エネ導入事例(ブランズセンター北)

最終更新日 2019年1月30日

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ブランズセンター北

神奈川県で初となる太陽熱利用ガス温水システム『SOLAMO(ソラモ)』を設置した環境配慮型分譲マンション

◇プロジェクト概要

ブランズセンター北は、横浜市営地下鉄ブルーライン及びグリーンライン「センター北」駅徒歩3分に立地し、分譲住宅42戸・店舗・貸倉庫で構成される地上10階建て鉄筋コンクリート構造の建物です。
最上階10階と9階の計6戸に太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)(戸別パネル屋上設置型)」を採用しています。

ブランズセンター北 外観の画像

屋上に設置した太陽熱集熱ユニットの画像


◇採用した再生可能エネルギーシステム

バルコニーに設置した貯湯タンク

□太陽熱利用ガス温水システム
ブランズセンター北では、屋上に1住戸2枚(2.7kW)、6住戸分の集熱パネルを設置しています。住戸ごとの集熱パネルユニットで太陽熱を集め、集めた熱で貯湯タンク内(各住戸のバルコニーに設置)の水を温めて、キッチンなどへの給湯やお風呂の湯はりに活用します。
クリーンな再生可能エネルギーである太陽熱を給湯に活用することで、ガスの使用量を削減し、エコでお得な暮らしを実現させる太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(戸別パネル屋上設置型)」の採用は、ブランズセンター北が神奈川県では初(※1)の導入事例です。

※1.2013年4月時点で「SOLAMO(戸別パネル屋上設置型)」の採用は、神奈川県内で初めてとなります。(東京ガス株式会社調べ)


◇再生可能エネルギーの導入効果・特徴

(1)「SOLAMO(戸別パネル屋上設置型)」では、屋上の集熱パネルで太陽熱を集め、集めた熱で貯湯タンク内の水を温め、給湯やお風呂の湯はりができます。天候によってお湯が足りない時には潜熱回収型高効率給湯器「エコジョーズ」で必要な分だけ加熱するため、いつでもお湯を使うことができます。
(2)標準的な3人家族の給湯使用量(※2)の約23%を太陽熱でまかなうことができ、潜熱回収型高効率給湯器「エコジョーズ」と組み合わせることにより、従来型給湯器と比べて年間のガス消費量およびCO2排出量の約40%を削減することができる見込みです。(※3)
(3)太陽熱の利用状況が分かるタッチパネル式リモコンが各住戸に設置されるため、太陽熱利用によるCO2削減量や節約したガスの使用量等を確認することができ、楽しく省エネに取り組むことができます。

※2.出湯温度40度換算で1日あたり平均360リットル程度の給湯使用量を想定
※3.試算条件:従来型熱源機との比較、家族3人、80m2集合住宅(RC構造)、システムを南向き、仰角5°熱媒配管30mで設置し、ふろ熱回収機能を夏季以外使用した場合の東京ガス株式会社による試算例。年間負荷は給湯13.01GJ、風呂保温1.45GJ、床暖房7.75GJ。熱媒循環ポンプ駆動用電力のCO2排出量は含みません。

太陽熱利用ガス温水システムイメージ

タッチパネル式リモコン


◇その他の省エネ対策

緑のカーテンイメージの画像

夏の日差しを和らげる緑のカーテンを設置することができるグリーンシェードフックのバルコニーへの設置や住宅性能表示制度による省エネルギー対策等級4(次世代エネルギー基準)を確保するなど、省エネに配慮したマンションです。


◇建物概要
所在地都筑区中川中央一丁目
建築主東急不動産株式会社(外部サイト)(外部リンク)
設計株式会社フリークス一級建築士事務所
施工佐藤工業株式会社東京支店
竣工年月平成26年3月
建物用途共同住宅、一部店舗及び貸倉庫
建物規模等

地上10階
延床面積:約5,300m2
鉄筋コンクリート造

※このページは、東急不動産株式会社様から提供していただいた資料を基に作成したものです。(2014年3月掲載)
※リンク先の団体及び内容等は、横浜市の管理下にはないため、それらについて市はいかなる責任も負わないものとします。また、リンク先のページについては、横浜市がその内容等を推薦するものではありません。

このページへのお問合せ

脱炭素・GREEN×EXPO推進局脱炭素社会移行推進部脱炭素計画推進課

電話:045-671-2622

電話:045-671-2622

ファクス:045-663-5110

メールアドレス:da-keikaku@city.yokohama.jp

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