最終更新日 2025年5月28日
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マンションみらいプランナー講座
高経年マンションの将来検討を支援する専門家を育成しています
マンションみらいプランナーとは
分譲マンションが築年数を経過していくと、それぞれの区分所有者は「このまま住み続けられるのだろうか」「今後いくらお金がかかるのだろうか」「古くなって不便だから、建替えられないだろうか」などの思いが生まれます。そのような時に、管理組合等を中心に区分所有者みんなが集まり、自分たちのマンションを今後どうするのか比較検討する必要があります。
この検討は、今後の修繕・改修費用や方法、建替費用などをもとに検討する必要があるため、管理組合だけで始めるにしても、何から始めればよいかわからない、そもそも改修や建替えの仕組みを知らないなど、とてもハードルが高く、専門家の知見が必要になります。
しかし、このような検討を支援できる専門家はまだ少なく、十分ではないため、市と横浜市住宅供給公社、横浜市立大学の3者で連携し、管理組合に一番近い存在であるマンション管理士等を対象の中心として、マンションの将来「みらい」の検討の初動期から支援できる専門家”マンションみらいプランナー”を育成する講座を令和5年度より開始しました。
マンションみらいプランナーの役割
みらい検討は、検討の進み方によってさまざまな専門性が必要になり、一人の専門家だけでは対応しきれないことも多くあります。そのため講座では、マンションみらいプランナーの役割を「管理組合のよる検討を、様々な専門家との連携ネットワークを作りながらサポートする人材」と位置づけ育成しています。
令和5、6年度の講座
講座の様子
令和5、6年度講座では
- マンションのみらいの比較検討コンサルティングの進め方
- 建替事業の仕組み、概算事業費の算出
- さまざまな境遇、意見の区分所有者間での合意形成
の研修・ディスカッションを各年、3回ずつの講座を行い、令和5年はマンション管理士23名、令和6年はマンション管理士の他、一級建築士、宅地建物取引士、弁護士など様々な資格者が参加し計53名がすべての講座を受講しました。
このページへのお問合せ
建築局住宅部住宅再生課
電話:045-671-2954
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ファクス:045-641-2756
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