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平成25年度横浜市地域まちづくり推進委員会表彰部会及び横浜市都市美対策審議会議事録(平成26年1月28日開催)

最終更新日 2020年2月27日

平成25年度横浜市地域まちづくり推進委員会表彰部会及び横浜市都市美対策審議会
表彰広報部会合同部会議事録

概要
議題
  1. 座長の決定について
  2. 第7回横浜・人・まち・デザイン賞について
  3. その他
日時平成26年1月28日(火曜日)午後3時から午後4時30分まで
開催場所横浜市開港記念会館 2階9号室(中区本町1-6)
出席者
(敬称略)
地域まちづくり推進委員会表彰部会委員:山家京子(部会長)、岩松二郎、川原晋、小渡佳代子
都市美対策審議会表彰広報部会委員:佐々木葉(部会長)、金子修司、鈴木智恵子、関和明
書記:小池政則(都市整備局地域まちづくり部長)、大塚宏(都市整備局地域まちづくり課長)、
綱河功(都市整備局都市デザイン室長)、塚田洋一(都市整備局景観調整課長)
欠席者地域まちづくり推進委員会表彰部会委員:吉武美保子
都市美対策審議会表彰広報部会委員:竹谷康生
書記:青木治(都市整備局担当理事(企画部長))
開催形態公開(傍聴者なし)
決定事項議題1:座長に地域まちづくり推進委員会表彰部会の山家部会長を選出した。
議題2:選考方法について了承した。また、選考方法やPR手法、募集リーフレットの体裁等について
本日の意見をもとに引き続き事務局で検討を行う。
議事議事1
座長の決定について
○大塚書記
それでは議事に入りたいと思います。まず、座長を選出していただきたいと思います。これまで合同部会におきましては、2つの部会が交互に持ち回りとしていただいております。今回の座長は地域まちづくり推進委員会表彰部会の山家部会長にお願いしたいと思っておりますが、いかがでございましょうか。ありがとうございます。皆さんにご賛同いただけたということで、山家部会長には座長のほうをどうぞよろしくお願いいたします。並びに議事進行のほうもお預けします。
○山家部会長
山家です。よろしくお願いいたします。持ち回りということで、今回の座長を引き受けさせていただきます。私は前回の第6回横浜・人・まち・デザイン賞の地域まちづくり部門の表彰部会を担当させていただきました。地域の皆さんの熱い思いを受けとめるという、楽しみでもあり、大変な選考ですが、よろしくお願いいたします。今、小池部長からも話がありましたが、一堂に会するのはこの1回限りということですので、ぜひ活発なご意見交換ができればと思います。よろしくお願いいたします。
それでは議事に入りたいと思います。本日の配付資料について、事務局より説明をお願いいたします。 配布資料について、事務局から説明を行った。
○山家部会長
引き続き、会議の公開について説明をお願いいたします。
○大塚書記
本日の審議事項でございますけれども、横浜市の保有する情報の公開に関する条例がございまして、そちらの第7条第2項に非公開にすべき事項を定めておりますけれども、いずれにも該当しないと考えておりますので、すべて公開という形にしたいと考えております。いかがでございましょうか。
○山家部会長
それでは公開で進めたいと思います。
2 第7回横浜・人・まち・デザイン賞について
資料を用いて事務局から説明を行った。(資料1~4)
○山家部会長
ここで一度、これまでの内容について委員の皆さんからご質問・ご意見をお願いしたいと思います。まず概要と顕彰事業の推移についてなのですが、初めての委員もいらっしゃると思うのですが、ご質問あるいはご意見などがありましたらお願いできればと思います。いかがでしょうか。もし何か途中で不明な点等がありましたら戻ってご質問をいただければと思います。スケジュールについても、例年どおりということですね。
○事務局
はい。
○山家部会長
きょうのところを見ますと、方針とスケジュールの確認がミッションになっているようです。
資料4は各部会で出された主な意見と対応ということなのですが、こちらはいかがでしょうか。
まず、私が所属している地域まちづくりのほうなのですが、いずれもできるだけ応募のハードルを下げたいといいますか、できるだけ多くの方に応募していただくために、例えば応募用紙などがどうなっているかということだと思います。まちなみ景観部門のほうは現地視察があるのですが、地域まちづくりのほうの特徴としまして、基本的に資料によって選考することになりますので、資料の充実度によって差がついてしまうのは違うのではないかということや、どうすればより応募していただきやすくなるかということから、特にこの中で記載見本を添付しましょうというのは非常に資料が書きやすくなっていいのかなと思いました。
あと、1番目なのですけれども、条例上の地域まちづくりはかなりハード寄りの話になっていて、市街地整備あるいは環境の維持・保全という相当固い内容になっているのです。実際これまでも表彰している活動はもう少し柔らかいというか、ソフト寄りのまちづくりも表彰対象となっていますので、現実のほうが私たちの表彰したい対象に近い感じにはなっているのかなとは思っています。
何か地域まちづくり推進委員会のメンバーの方で補足されること等がありましたら。よろしいでしょうか。都市美対策審議会のほうはいかがでしょうか。これに関して何か補足されることなどはありますか。
○佐々木部会長
ないかと思います。質問というか、もしそれぞれの部会で使っている調査票はこんなのですというものがあれば、回覧でも結構ですのでお願いします。お互いに、自分の部門は見ているのですが、他の部門は見たことがないのでどんなものかなというのを見せていただけると、「ああ、こういうものを見ながら議論しているのか」というイメージがわかるかなと。
○山家部会長
多分、地域まちづくりのほうも、見たことがあるのは前回も行っている私だけで、他の方はごらんになったことはないと思います。
○佐々木部会長
前回でいうと、まちなみ景観部門のほうは応募が198通も来ました。重複を除くと実際には84件だったのですが、いっぱいはがきが来るというのは、事務局は整理が大変かもしれないのかもしれないのですけどうれしくて、地域まちづくりのほうは41通あるいは32件というのは、大体こんな感じのペースで来ておられるのですか。まちなみ景観のほうも選考対象数でいうと増減はありますけど、大体こんな感じです。この辺の状況が、例えば地域まちづくりのほうは応募数が増えてきているのか、大体安定しているのか、どんな感じなのでしょうか。
○事務局
地域まちづくり部門につきまして、前回の応募いただいた通数ということでいきますと、42通いただいておりました。今回41通ということですので、ほぼ同じかなというところでございます。前々回(第4回)は40通の応募をいただいて、対象となったものが36件ということになりますので、大体40通程度を毎回応募いただいている状況になっております。
○佐々木部会長
まちなみ景観部門はどうでしたか。
○事務局
まちなみ景観部門については、第1回が応募総数92件、応募件数が83件。そこから第3回まで増えています。第4回のときには一旦応募総数63件、応募件数が55件と減少しています。そこから第5回、第6回と持ち直しまして、第6回がここに書いてあるとおりです。ちなみに第5回は応募総数89件、応募件数が68件ということです。
○川原委員
地域まちづくり部門は活動なので、視察が一度にできないという難しさは重々わかっていて、これは見ないで選ぶというのも難しそうだなと思っていて、これは勝手に個人で、お忍びでというのも変だけど、行くみたいなことはあってもいいのですか。ただ、見てしまうとすごく思い入れも入ってしまう気がして、そのあたりはこれまでどうされているのですか。
○山家部会長
これまでもまちづくりに実際かかわられているコンサルタントの方なども委員に入られていると、実際その方がメインでかかわられているわけではないけれども、活動そのものは近くで見ていて結構知っているとか、向こうのほうで起きてよく知っているとか、そういうことはあります。六角橋が去年選ばれているのですが、地元なので知らないわけではないというのもありますし、あと委員の中には「ちょっと用事があったのでちらっと寄って見てきた」というようなお話はあったりします。
○川原委員
余り気にしなくてもいいということでいいですか。
○山家部会長
情報としてもちろん偏ってはいけないと思いますが、それも含めて全くみんな同じ条件というのは難しいですね。
○川原委員
そもそも無理という。
○山家部会長
都市美対策審議会のほうを見ていますと、バスツアーやプレートも確かに何かと連携してあるといいのにと思いますし、3番目のプロポーザルの設計実績とみなされるという話であるとか、建築物でないというのも、応募をふやすという意味では非常にいいのかなと思いました。この方向で少し周知の効果があらわれてくるといいのではないかと思いました。
まだ途中ということでありますので、一旦ここまででよろしいでしょうか。最後までご説明いただいて、また議論していただければと思います。それでは残りの部分について説明をお願いいたします。
資料を用いて事務局から説明を行った。(資料5~8)
○山家部会長
ありがとうございます。今ご説明いただきましたので、委員の皆さんからご質問・ご意見をお願いしたいと思います。
まずは資料5の選考方法についてです。地域まちづくり部門については書類の様式の変更、まちなみ景観部門についてはヒアリングを行うことになったというところが相違点ということですが、いかがでしょうか。まちなみ景観部門でヒアリングを行うことになったいきさつというのはどういったことなのでしょうか。
○事務局
募集があったときに、建物をつくった方がどのような意図でどのような経緯で設計したかとか、そういったことを聞き取りたいといった意図があります。その辺のわかりづらい部分を事務局で補足するという趣旨です。
○山家部会長
選考対象すべてに対してヒアリングを行うのではなくて、不明な場合のみということですか。
○事務局
必要に応じて、不明な場合です。
○塚田書記
極力いろいろと調べまして、どうしてもわかりにくいといった内容もそうですけれども、運営とか管理の仕方とか、いろいろと実際の問題もあろうかと思いますので、そういったことについては実際にかかわっている方に我々事務局のほうがお話しさせていただいて入手して、情報を提供していきたいと考えております。
○鈴木委員
実際に今までそういうヒアリングは、1回について何件ぐらいやっているのですか。余りしないのですか。
○塚田書記
今までは行っていないです。
○綱河書記
今までやっていなかったのですが、自薦、他薦が可能なので、極端に言うと、通りすがりで「あ、これ、いいな」と応募できるわけですけれども、そういうものだと非常に情報量が少ないというか、こちらでヒアリング等をやらないと補足できるものが限られてくるので、そういうところも補おうという趣旨です。
○山家部会長
それからやはりまちなみ景観なので、実際ハードで物理的にあらわれているものも大事ですけれども、維持管理であるとか、その経緯も重視していこうということなのでしょうか。
○岩松委員
まちなみ景観のほうは、手を挙げる人というのはだれになるのですか。建物の所有者なのか、設計者が出した場合は他薦ということになるのですか。
○金子委員
だれでもいいのですよね。通りがかりの人でもいい。それが本当は一番いいと思うのです。いいものができたという。
○佐々木部会長
設計者が、自分が設計した建物を出す場合は自薦になります。つまり表彰されるのは、物とそれを設計した人、施工した人、所有者となります。
○山家部会長
例えばここに「あそこの景観は大変いいと思う」ということで、他薦で応募することもできるということですね。
○金子委員
もう一つは、過去に幾つかありましたけど、隣り合っているとか、割に同じゾーンでコンセプトが同じというような感覚のまちづくりに絡むものが同時にばらばらに出ることがあって、それは一緒にしたらどうですかと言いながら選考しています。あれは所有者などにも話をしてもらっているのでしたか。それでまとめたのでしたか。
○佐々木部会長
基本的には我々がまとめ上げているのだと思うのです。
○山家部会長
どちらも同じものに対してというのは、まちなみ景観と地域まちづくりなのでそもそも違うのですが、でもかなりラップしているところがあって、その振り分けのようなところは、基本的に事務局で見ていただきながら重複を避けているような感じでしょうか。
○佐々木部会長
過去にありましたよね。両方で上がってきていて、最終的に「これはそちらでもらっていただいたほうが」みたいなことを言ったことがあったような気がします。
○塚田書記
そうですね。前回表彰したバンカートなどがそうですよね。
○山家部会長
吉田町の防火帯建築も、おそらくジャズ祭のほうは地域まちづくりのほうで出ていたと思います。
○金子委員
ダブル受賞もあるのです。
○塚田書記
ちなみにダブルで受賞したものでは、第4回で表彰した日本大通りの件があります。
○山家部会長
選考方法はすごく大事です。ただ、そのあたりについてはそれぞれの部会で改善といいますか、ここらへんがということを踏まえて出てきているところが、このヒアリングや、様式の変更につながっているのかなということだと思います。逆にお互いの部会から見て気になるところがあれば、ご意見をいただきたいと思います。
○金子委員
先ほど地域まちづくり部門の調査票を拝見したら、これはちゃんと書くのは難しいですよね。ところがまちなみ景観部門のほうは、通りすがりにいい建物ができて、この町がきれいになったと一言書いて出せば、それで一応ピックアップされるのです。この辺、拾い上げるのが大変かもしれないですね。
○山家部会長
そうですね。それは、まず手を挙げていただくのは、確かに通りすがりというわけには多分いかなくて、やはり関係のある方になるのかなと。ただ、活動紹介票から調査票については、実際には事務局のほうでホームページ等からかなり埋めていただいていることにはなるので。
○佐々木部会長
このまちづくり部門は、応募があった団体に調査票を書いてもらう段階で、候補になったことはすべての団体がわかるということですね。
○事務局
そうです。
○佐々木部会長
「ああ、落ちてしまった」とかもわかるのですね。まちなみ景観の場合は、選考対象になっていることを気づかない場合が結構多いのです。だから受賞して初めて本人が気づく、という場合も結構多いのです。つまりこの個票は全部、事務局が外から見て、写真を撮り、確認申請の書類等から情報を確認していく。
○山家部会長
そうですね。ここに書いてあるように、関連局、区役所等に照会してみたり、ホームページも参照してみたりということも、実際に団体にアプローチされるのでしょうか。
○事務局
実際に団体の方に書いていただく書類があるものですから、関係を持つということがあります。
○山家部会長
それはまちなみ景観も、必要に応じてのヒアリングも同じことになるのかもしれないですね。
○鈴木委員
地域まちづくり部門の第6回の表彰の一覧という、この例のところを拝見してちょっと思ったのですけど、この活動というのは、例えば若い世代が中心になってやっているところとか、中高年の方がやっているところとか、いろいろとあると思うのですけど、割と世代的にはうまく、若い人たちがやっているのも入っているし、中高年の人のも入っているみたいな感じなのですか。例えば六角橋のドッキリヤミ市場には、神奈川大学の学生さんが参加していますよね。
○山家部会長
支援団体としてかかわっています。主となる団体は商店街なので、中高年世代が多くなるのでしょうが。
○鈴木委員
その辺はうまく、配分ということでもないけど、やっぱり若い人にこういうところに興味を持ってどんどんついていってもらいたいので、時間がある中高年が一生懸命やっているのだけが表彰されるというのも若干寂しいかなと。自分もそういう年代なので、若い人とのつながりがもう余りないので、大学の先生だったら日常的に若い方と接触されるのでしょうけど、どうなのかなと思って。
例えば日ノ出町や黄金町のアートによる安全・安心なまちづくりは、アートをやっているのは割と若い人でしょうけど、でも安全・安心なまちづくりということになると、町内会というのではないけど、年齢的にある程度の年代の方たちが主にやっているのかなと思いますと、余り若い人が主体的にやっているようなものは入っていないのかなと思ったのです。だからその辺がうまく、若い人たちも多分、私が知らないだけでいろいろな活動をやっていると思うので、そういうのも取り上げていって、そういう賞になると楽しいかなと思ったのです。
でも広報のことを見ると随分、ウエブとかツイッターとか、若い人が好きなそういうものも結構やっていただくようですし、または大学とか高校とか、そういうところにもちゃんと情報提供していただけるみたいなので、少しずつかなとも思いますけれども。
○川原委員
そういう意味でいうと、小中学校のチャンネルが入っていないような気もしますが、数が多いのでそれこそ。
○佐々木部会長
小中学校を入れるとすごい数になってしまいます。
○川原委員
あるのかどうかはわからないですけど。だから小中学校がというよりは、どっちかというと、PTAがとか、市P連とか区P連みたいな、ああいうチャンネルというのもあるかなと思いました。
○佐々木部会長
教えていただきたいのは、この地域まちづくり部門の表彰の名前、例えばドッキリヤミ市場とか、この名称はどうやって決めるのですか。これによって随分、どういう活動、活動のここに応援したいのだとか、着目したいのだというメッセージが伝わってくるので、これはどうやってつくられているのですか。
○事務局
例えば、前回表彰した「新治市民の森一帯の里山景観と生物多様性を守り育てる活動」では、「新治市民の森一帯の」というところは応募書類にはこういったことは一切書かれていません。選考された後に、事務局でまずタイトルの中に必ず地名を入れることを前提に、活動の概要などをもとに案をつくります。それを委員の皆様に確認していただいた後に各グループに電子メールで送りまして、こういう形を考えているのですけどいかがですか、とお伺いするような形にしています。
○佐々木部会長
これは非常に大変な仕事だなと思いながら拝見しています。
○関委員
まちづくり部門のほうを読んでいて、5番目の「生き生きと暮らせる街にしたい」ですが、これも活動名なのですよね。
○佐々木部会長
まちなみ景観部門でも、物件名だけみたいなのでいいのかなという。何とかかんとかを走る山手ライナーとか、何かちょっとつけてあげてもいいかもしれないですね。
○関委員
そうですね。こっちのまちなみ景観のほうは建物の名称で、ちょっとクールで。
○山家部会長
これはさくら茶屋ですよね。確かに「さくら茶屋」という名称は入っていないのですね。
○事務局
さくら茶屋さんとは、表彰式のときに表彰するタイトルもこれになりますので、とお聞きしたのですが、このタイトルで、というお話がありました。
○関委員
ちなみにドッキリヤミ市場、これはもうドッキリヤミ市場という名称で活動が行われているのですか。
○事務局
そのとおりです。
○山家部会長
これは月1でやっているドッキリヤミ市場です。
○鈴木委員
結構有名なのです。
○佐々木部会長
ちょっと我々も考えましょうか。
○関委員
そのままだと寂しいです。
○金子委員
山手ライナー、その次に何かがぱっと入ればいいですね。
○関委員
そうです。一言。
○金子委員
建物の名前だけではわからない、確かにそうです。
○山家部会長
どういったものが表彰されているかという意味では、まちなみ景観部門はこの山手ライナーが入ったのは結構画期的といいますか、建造物で、歴史的な町並みにプラスしてとか、新しく割と建築群でできている町並みと考えがちですけど、こういったものも含まれるとかというのが入ってくるといいですよね。広がります。
○関委員
そういう応募があったのですよね。
○金子委員
その前の年に元町ペットバーという、キタムラのわきなどにあるペットの水飲み場が出てきまして、横浜らしさもあるし、日曜日なんかに朝早く行ってみると、本当にあそこに水をちゃんと上げているのです。メンテナンスして、お散歩に来る人が使えると。「あ、これもおもしろいね」という、それはかなりよかったかもしれないです。
○山家部会長
いいと思います。それによって、ペットを連れている人が歩いている町並みが横浜らしいというのはわかるような気がします。
○佐々木部会長
リーフレット案の写真を見ても、まちなみ景観部門は人が1人も写っていないというのと、こっちのイラストにも人が1人もいないと。これは役割分担を明確にするというのもあるかもしれないですけど、こっちも小さく人がいたりしてもいいかなという気もします。地域まちづくり部門の写真は、もちろん写ることを前提とされているので問題ない、こちらにそういうのがあるからあえて人が写っていない写真を使われているというのもあるかもしれないのですが、もうちょっとこっちにも人が欲しいです。
○関委員
そうですね。最終的には表彰される対象はかかわった人、持ち主とか設計者ということですので、これだと物が中心になってしまう。例えば山手ライナーは、先ほど佐々木先生がおっしゃったように、建物だけでなくて、もうちょっと広がりがあって、土木的なものでも、スペースでも、サイン的なものでもいいという。
○川原委員
地域まちづくり部門のほうは活動を表彰するので、温かくメッセージを出そうというご努力があるような感じがするのですけど、「選考の視点」のところだけ何か、まちなみ景観部門と見比べると非常にあっさりと、「公共性」みたいな。テイストを合わせるのもいいのかなと思ったりしました。
○金子委員
表現が逆みたいですね。
○川原委員
何となくすぱっという感じが。「積極性」は結構困る感じで、どういう積極性かと。
○山家部会長
何を評価しますかといったときにこうなっているのですが、確かに表現として、川原先生がおっしゃったように、ちょっと整えるというのはあるかもしれないです。
○金子委員
これはゲラですか。
○塚田書記
はい。確定までにはまだ時間がありますので、写真等については十分沿うように調整します。
○山家部会長
でも余り同じような写真が並ぶのもちょっと。コントラストがあるのはいいけれども、ちょっとコントラストが強過ぎるかなというところです。
○事務局
資料10に「横浜まちづくり顕彰事業実施細目」というものをつけさせていただいておりまして、ちょうど今「選考の視点」のところでご意見をいただいた部分になります。下側の第3条というところに(選考基準)ということで、まちなみ景観部門の選考基準が第1項の(1)~(6)まで、地域まちづくり部門については第2項の(1)~(5)までということになっております。 まちなみ景観部門につきましては、この実施細目に書いてあるとおりに記載して、やや温かみがあるのだと思うのですが、地域まちづくり部門につきましては、今ご指摘があったとおり、ちょっと冷たい印象がありますので、実施細目のとおりに書くという形にしていくとどうなのかなと今思ったのですが、いかがでしょうか。
○佐々木部会長
でもこれは結局、「が評価されるもの」という言葉がみんな後ろにつくだけでしょう。
○事務局
そうです。
○佐々木部会長
それはちょっと何か。
○事務局
そうすると、ここの中をもうちょっと工夫した書き方ということになりますよね。
○金子委員
「積極性」とは何かということですよね。
○事務局
地域課題を解決するために積極的に取り組んでいる活動である、ということなどを調査資料などから評価します。
○山家部会長
活発であることもこれに含まれているところもありますよね。
○事務局
それもあります。
○山家部会長
活動がどれぐらいの頻度で行われているとか。評価としては、多分「選考の視点」としてはすごくあっさりとしたもので十分なのですが、パンフレットへの記載としては。
○川原委員
少し門戸を広げたいみたいなのがあるときに、書く側は「選考の視点」を見ながら書くのだと思うのです。
○山家部会長
これは、例えばこの実際細目と一致していないといけないのですか。
○佐々木部会長
内容が合っていればいいのではないですか。表現は変わってもいいですよね。
○事務局
基本的にはこれと一致していないとおかしいのかなと思うのです。ただ、審査資料の中ではそのところについて、これまで審査項目となる部分と書いていただく欄などがちょっとずれていたりしていたものですから、今回新たな様式ではそのあたりを直して、記載しやすい体裁にするとか、書類などについては様式を含めて変更するということで対応しようと考えているところです。
○小渡委員
この「人・まち・デザイン賞」は、最初にこのタイトルが出てきたときに、「人」、「・」、「まち」、「・」、「デザイン賞」というのが非常に印象に残って、「あ、人とまちとデザインの賞なんだ」というイメージがあったのです。けれども今回は、前回もそうなのかもしれませんけど、このパンフレットになったときにこの部分が抜けてしまうというのは、初めて見た人は読み方が、そういうイメージ、インパクトがなくなるのではないかという感じがしたのです。両方とも。今まで見てきたのは中点があったので。
○山家部会長
恐らくなのですが、これはきっとこのリーフレットのデザインをされたグラフィックの方がこうされているのでしょうと思います。右のところに一応「人・まち・デザイン賞」と入っているので、例えばこれであるとか、カラーリングは継承して、しばらく周知を図るために同じデザインということであれば、これでもいいのかなとも思います。
○小渡委員
ぱっとポスターなんかで見たときに、割と知っている方はもうわかるのですけれども、初めて見た人、通りがかりの人が「横浜人・まち・デザイン賞」とか、意外とこの賞を知っている人は少ないのです。だから知っている人は知っているけど、一般の人にはそういうイメージで見えてしまうのかなという気がちょっとしました。
○金子委員
第7回の回という字がDになっているのですか。
○佐々木部会長
そうなのです。このデザインはすごく凝っているのです。
○関委員
もう一つは、下の植木鉢か何かが人の顔になっているのです。だまし絵になって。
○佐々木部会長
そうです。これはルビンのつぼになっています。
○山家部会長
意外と頑張って考えています。
○金子委員
これは一生懸命やってくれているのです。
○小渡委員
何か「まちデザイン賞」とくっついていませんか。
○山家部会長
デザイン賞の「賞」も何となく右が、アールが入っているので、その辺を。
○小渡委員
そこら辺は、余り意図はないのですね。
○事務局
デザイナーの方と、今いただいたご意見を参考にさせていただいて、相談させていただきたいと思います。
○金子委員
でも余りそれを言ってしまうとだめになることがあるから。ここにポチが入っていますよと、黒いのがありますと、これはお役所用につくりましたと。そういうふうに言って終わりかもしれないです。そこはよくお話しして、いいのではないですか。余り創造性をだめにしては。
○鈴木委員
これはこれで、デザイン的にもまとまっているから。
○山家部会長
お任せしているので、デザイン的にはいいと思います。
○岩松委員
募集のはがきなのですけど、「今回の募集をどこで知りましたか」という質問がありますよね。今リーフレットの配付先がありますよね。これはどうやって丸をつけるのだろうと思って。もし仮に私が募集するとしたら、例えば行政サービスコーナーで見たという人は「市役所」になるのか、「その他公共施設」になるのか。もちろんこれを全部書けとは言うつもりはないのですけど、募集されたとき、何を見て募集しましたかという何かデータをとっておくと。ひょっとすると必要でないところにも配付しているかなという気がしているのですけど、どうでしょうか。今までそういうデータはとられましたか。
○事務局
統計的にはとってはいない部分があるのですが、これまでこのリーフレットにつきましては、前回1万3000部を作成して配付しておりまして、先ほどの応募の状況となっております。ですので、どちらかというと効率というよりは広く知っていただくことのほうが重要なのかなと事務局のほうで考えているところがあります。
○小渡委員
ちなみに、この「以前から知っていた」と「今回初めて知った」という比率はどのくらいなのですか。
○事務局
「今回初めて知った」という方が圧倒的に多い状況だと思います。
○関委員
このポスターの大きさはどれくらいですか。
○事務局
A2です。
○金子委員
これはホームページでダウンロードできるようにはなるのでしょうね。
○事務局
はい。
○山家部会長
ウエブページからの電子申請というのは、はがきと同じですか。
○事務局
そうです。記載していただく内容は同じです。
○山家部会長
これも具体的に、応募のはがきと電子申請とどちらが多いというのはあるのですか。
○事務局
はがきのほうが圧倒的に多いです。
○佐々木部会長
我々のほうでも、町を歩いていて、スマホでぱっと写真を撮って、そのままさっと出せるといいのではないか、みたいなことは言ってはいるのですが、まだちょっと。
○山家部会長
リーフレット、ポスター、広報等についての議論をしていただいているのですが、ほかに何かございますか。
○小渡委員
この問題ではないのですけれども、先ほど地域まちづくりのほうの応募が40件の上下という感じなのですけれども、その中身として、結構、まち普請関係からつながってきている応募と、全く一般から応募されているようなケースとあるかと思うのですけれども、一般から応募されているというのはどの程度なのでしょうか。というのは、まち普請の方は皆さん、この地域まちづくりにかかわっていらっしゃる方が多いかと思うので、全く一般の方が応募されたという。
○事務局
まち普請の人が大半を占めるとか、一定割合を占めているとかということはないと思われます。
○小渡委員
まち普請だけではなくて、地域まちづくりにかかわっている関係者が応募してくるケースと、それから全く知らないで応募される、一般の方が応募されるという。
○事務局
そうなると、やっぱり地域まちづくり活動など、地域まちづくり行政にかかわる方は一定割合あると思います。
○山家部会長
でも100%ではないですよね。
○事務局
ではないです。そこまでは行かないです。
○小渡委員
一般の方のすそ野を広げていくというところが課題のような気がしているので、そこら辺をどういうふうにアピールしていけばこの活動が横浜市に広く広がっていくかなという気がしていたものですから、お伺いしました。
○金子委員
応募数が増えることがいいかどうかは別にして、特に景観のところに関しては、まちなみ景観は選考対象が100件を超えるといいなといつも思っていたのですが、なかなか100件は行かないのです。でも隔年でやっているわけですから、対象はたくさんあると思うのです。ですからPRというか、告知をきちんとして広げていくといいと思っていたのです。それはなかなか行かないですよね。まちづくりのアクティビティーも同じようなことがあって、今は非常に活発ですよね。
○山家部会長
実際まちづくりのほうなのですが、皆さん、活動に熱心ですし、この間、山路前部会長が表彰式のときにおっしゃっていましたけど、それを、優劣というわけではないのですが、表彰する、しないと決めるのも難しくて、そう考えると、何度か応募いただくのにだめ、というのもちょっと切ないところもあります。少しずつ浸透しながら、もちろん多くの人に知っていただきたいのですが、少しずつ表彰できるといいかなというのはあります。今回広報について、中間支援組織への情報提供は、例えばまちづくりだとかなり直球といいますか、関係者のところにストレートに行くようなところはありますし、ツイッター、メールマガジンあたりが若い方たちのところにうまく届いてくれるといいなと思いました。
ほかはいかがでしょうか。特にないようでしたら、議事「第7回横浜・人・まち・デザイン賞について」はこれまでにさせていただきたいと思います。
3 その他
○山家部会長
「その他」ですが、事務局から何かございますか。
○大塚書記
特にございません。
○山家部会長
それではまだちょっと早いですが、これで予定された議事はすべて終了しています。本日の内容について事務局に確認をお願いしたいと思います。
○大塚書記
きょうご提示した資料につきまして、事務局のほうからご説明させていただきましたけれども、原案了承ということで、幾つかご提案いただいたところは反映させていきたいと思っております。
続きまして、本日の議事録の取り扱いについてご説明いたします。横浜市の保有する情報の公開に関する条例に基づき、議事録を取りまとめましたら、座長である山家部会長にご確認いただき、その後の公開に向けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
閉会
○山家部会長
それでは以上で議事を終了します。今度は表彰式のときにお会いするという感じで、どうかよろしくお願いいたします。それではよろしくお願いします。
○大塚書記
これをもちまして、横浜市地域まちづくり推進委員会表彰部会及び横浜市都市美対策審議会表彰広報部会合同部会を終了させていただきます。本日はどうもありがとうございました。
資料配付資料(PDF:1,772KB)
特記事項本日の議事録については、座長が確認する。

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