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横浜市繁殖センターの飼育鳥類3

最終更新日 2019年3月2日

ミゾゴイ・スバールバルライチョウの紹介

繁殖センターで飼育しているミゾゴイスバールバルライチョウを紹介します。

<学名> Gorsachius goisagi

ミゾゴイの写真

サギ科の鳥で、日本には繁殖のため夏に飛来する渡り鳥です。日本以外での繁殖はほとんど知られていません。越冬はフィリピンや台湾で行うとされています。
日本では、丘陵や低山の茂った林で暮らし、サワガニ、カエル、魚類、昆虫、ミミズなどを食べています。体の上面は暗褐色、腹面には白地に黒褐色の縦班があります。この腹面の縦班は保護色の役割を果たしており、危険を感じると首を伸ばして嘴を上に向け、腹面を相手に向けて木の枝に擬態します。
かつては横浜の里山にも普通に飛来していましたが、生息地の減少で数が減り、現在ではめったに見ることのできない鳥になってしまっています。IUCNのレッドリストでは絶滅危惧1B類に分類されています。
これまでにミゾゴイは長期に飼育された事例がほとんどありませんが、繁殖センターでは、この鳥の保全のため、飼育繁殖技術の確立や性ホルモンの解析を目指し飼育に取り組んでいます。

<学名> Lagopus mutus hyperboreus

スバールバルライチョウの写真

ライチョウは北極周辺のツンドラや高山に生息する鳥で、20を超える亜種に分類されています。スバールバルライチョウはノルウェーのスバールバル諸島やロシアのフランツ・ヨーゼフ諸島に生息する亜種です。日本の高山に住むニホンライチョウもライチョウの亜種の一つになります。
スバールバルライチョウは、ライチョウの中では最も北方に分布する大型の亜種とされています。羽毛は保護色の役割を果たしており、冬は全身白く、夏は黒褐色に変わります。食性は主に植物食で、草の葉や芽、茎などを食べています。
繁殖センターでは、環境省や国内の動物園と協力して温暖化の影響などで絶滅の危機に瀕しているニホンライチョウの飼育下保全に取り組んでいく目標を立てており、そのために近縁のスバールバルライチョウで飼育や繁殖の技術を向上させようと取り組んでいます。

このページへのお問合せ

横浜市環境創造局公園緑地部 動物園課繁殖センター

電話:045-955-1911

電話:045-955-1911

ファクス:045-955-1060

メールアドレス:ks-hansyoku@city.yokohama.jp

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