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雨水浸透ます
最終更新日 2024年5月23日
横浜市では、都市化の進展により雨水浸透機能が低下し、雨水流出量の増加、良好な水辺の喪失が進むなど、水循環系が大きく変化しています。このような状況に対し、雨水浸透機能を向上させ、浸水被害の軽減、健全な水循環の回復に効果的に取り組んでいく必要があります。
雨水浸透ますは、水循環回復のための方策の一つで、広く全国的に設置が進められています。
「雨水浸透ます」とは?
構造
雨水浸透ますは、普通の雨水ますと違って、底と壁面に穴が開いています。ますの底と周りを砕石で囲んで、土がますにじかに触れないようにします。
役目
雨水浸透ますを設置することによって、雨水を地中に浸み込みやすくします。
効果
ますに集めた雨の一部が地中に浸み込むことによって、全ての雨水が一度に川に流れ込まず、浸み込んだ雨は、地下水や湧水となってゆっくりと川に到達します。これにより、浸水被害を軽減し、また、樹木の育成を助け、豊かな自然の回復に役立ちます。
雨水浸透施設設置基準
横浜市では、雨水浸透ますが効果的に機能を発揮し、また、近接する建物や擁壁などに浸透水が影響を与えないよう、雨水浸透施設設置基準を定め、これに沿って雨水浸透ますを設置することとしています。この中で、ますの構造、建物や擁壁等からの離隔、考慮する土質条件や地下水位条件について説明しており、さらに、浸透施設設置判断マップの活用方法についても説明しています。
雨水浸透施設設置基準(PDF:1,375KB) [平成30年4月1日から適用]
浸透施設設置判断マップ
市域を雨水浸透を促進する区域と規制する区域に分けて着色し、雨水浸透ますの設置検討に役立ててもらいます。浸透施設設置判断マップは、平成23年4月1日より、6色の区分から2色の区分となって見やすくなります。
[実際のマップには横浜市の都市計画基礎調査データ(土地利用現況・建物用途現況)が重なります]
浸透施設設置判断マップの活用
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/chisui/shintoumasu/map.html
浸透施設設置判断マップは、各区の土木事務所と環境創造局管路保全課でご覧になれますが、平成23年4月版のマップは、平成23年4月1日から横浜市のホームページにある行政地図情報「だいちゃんマップ」(外部サイト)からもご覧いただけます。
宅内雨水浸透ます設置検討確認書
平成23年4月1日より、新築・改築する方には、「宅内雨水浸透ます設置検討確認書」(PDF:2,122KB)を各区の土木事務所に提出していただきます。
このとき、浸透施設設置判断マップで、ますの設置場所が浸透に適しているかどうかを判定します。
宅内雨水浸透ますに対する助成制度
住宅や事業所の宅地内に雨水浸透ますを設置する場合、設置費用の一部を横浜市が助成します。
宅内雨水浸透ます設置助成制度
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/chisui/shintoumasu/joseikin/
雨水浸透ます関連情報
- 雨水をゆっくり流す(雨水浸透)効果【第二報】 2007年3月6日作成
- 浸透施設設置判断マップの活用 2006年12月5日作成
- これまでの取組<市民アンケートを反映した取組報告>【第一報】 2006年3月30日作成
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このページへのお問合せ
下水道河川局マネジメント推進部マネジメント推進課(計画)
電話:045-671-2838
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ファクス:045-664-0571
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