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健全な水環境の再生に向けた取組!

最終更新日 2020年8月17日

「雨水浸透ます」の設置を促進するため、浸透効果実験等を検討してきました。

1 浸透効果に関する実験等の結果

(1) 雨水浸透ますの効果

浸透量

雨水浸透ますの浸透量は、表-1のとおり毎分8.3から14.4リットルでした。
例えば、激しい雨(横なぐりで道路からの跳ね返りがある雨)に対して、10%
程度の効果があると思われます。

表-1 浸透量の実験結果
実験No実験場所対象浸透量(L/分)
1宮沢会館径300mm12.3
2宮沢町内会館径300mm14.4
3径150mm8.3

浸透効果

雨水浸透ますの効果としては、雨水が地面にしみ込む量が増えるため、大雨の時に川に流れ込む量が減り、浸水を防ぐ効果があることが確認されました。また、地下水が増え湧き水や川の水量が豊富になるなど水循環の再生に役立ちます。

(2) 雨水浸透ますの浸透範囲(建物への影響把握)

雨水浸透ますの浸透範囲は、雨水浸透ますの砕石外側から30cmの範囲でした。
アンケートでご質問のあった建物への湿気の懸念についてですが、浸透ますの砕石外側から30cmの範囲の土壌水分の上昇は、4%程度にとどまり、建物への影響はほとんど無いと考えられますので、ご心配はいりません。

2 実験方法

(1) 雨水浸透ますの浸透量

雨水浸透ますの中へ注水してゆき、水位が一定になるまでの給水量を計測しました。給水量を「浸透量」とすると、各実験場所での浸透量は表-1のとおりとなりました。

(2) 雨水浸透ますの浸透範囲(建物への影響把握)

降雨時を再現する実験を行い、建物への影響を調べました。
この実験では、1年間の降雨の90%以上を占める20mm/日、10mm/時の降雨を想定し、次のことが把握・確認できました。

  • 雨水浸透ますの砕石外側から30cmの範囲内の土壌水分の上昇は、4%程度にとどまり、実験終了後30分程度で、初期の状態に回復しました。
  • 地面(5cm程度)の土壌水分は、一般的な飽和状態の60%となりました。

実験方法

(3) 簡易な確認方法(雨水浸透ますの浸透状況)

前項の実験には、機材・機器と時間を要しますが、次の実験方法でお試しいただければ、大まかな浸透効果が確認できます。

浸透効果の簡易な実験方法

バケツに汲んだ水を雨水浸透ますに流し、水が浸透していく様子が、ご覧いただけます。ただし、雨が降り続くと浸透能力は低下しますので、簡易実験の能力は継続しません。

  1. バケツを用意し水を汲みます。
    実験方法写真1
  2. 雨水浸透ますに水を流し込みます。
    実験方法写真2
  3. 初めは、ほとんどの水が浸透します。
    実験方法写真3
  4. 時間がたつと、ますの底に水が溜まり始めます。
    実験方法写真4

3 平成18年度の取組

宅内雨水浸透ますの設置促進を図るため、横浜市雨水浸透ます設置要綱に係る雨水浸透施設設置基準の改訂を行いました。

主な改訂内容

  • 限られた住宅敷地内で設置しやすくするため、小型(軽量)の雨水浸透施設を基準に加えました。
  • 建物等の離隔は、原則として30cm程度の離隔を確保することとしました。
  • 設置判断基準は、基本的には「浸透施設設置判断マップ」を活用する等、明確化しました。

設置状況の写真
小型雨水浸透ます設置状況


おわりに

雨水浸透ますの設置促進に、ご協力いただきありがとうございました。今後も、雨水浸透ますの設置に努めてまいりますので、引き続きみなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

このページへのお問合せ

環境創造局下水道計画調整部下水道事業マネジメント課(計画)

電話:045-671-2838

電話:045-671-2838

ファクス:045-664-0571

メールアドレス:ks-jigyomanagement@city.yokohama.jp

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