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ヒートアイランド現象とは
最終更新日 2023年2月28日
横浜市では、地球温暖化に、都市部でみられるヒートアイランド現象が重なることで、夏の暑さが厳しさを増しています。
このページでは、ヒートアイランド現象についてご紹介しています。
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ヒートアイランド現象とは
ヒートアイランド現象とは、都市部の気温が郊外に比べ高くなる現象です。
等温線を描くと温度の高いところが「島」のように見えることから、
ヒートアイランド(熱の島)と呼ばれています。
関東地方における8月の平均気温※(2009~2017年)
関東地方での都市化した影響による平均気温の変化※
※「ヒートアイランド監視報告2017(気象庁,2018)」をもとに一部加工
ヒートアイランド現象の主な要因
ヒートアイランド現象の主な要因としては、
①地表面被覆の人工化、②都市形態の高密度化、③人工排熱の増加
の3つが挙げられます。
地表面被覆の人工化
アスファルトやコンクリートなどの舗装面や建物の屋根面は、夏季の日中に日射を受けると熱を溜めて、大気を暖めます。
また、日中に舗装面に蓄えられた熱は夜間に放出されるため、夜間の気温低下を妨げます。
地表面被覆の人工化による影響のイメージ※
※引用:「ヒートアイランド対策ガイドライン改訂版(環境省,2013)」
都市形態の高密度化
周辺建物が高密度化すると、地上近くの風が弱まり、熱の拡散を低下させることがあります。
また天空率が小さくなるため、夜間の放射冷却が妨げられ、熱が溜まりやすくなります。
都市形態の高密度化による影響のイメージ※
※引用:「ヒートアイランド対策ガイドライン改訂版(環境省,2013)」
人工排熱の増加
建物や自動車、工場などから発生する人工排熱は直接大気を暖めるため、
気温上昇の原因の1つとなります。
人工排熱の増加による影響のイメージ※
※引用:「ヒートアイランド対策ガイドライン改訂版(環境省,2013)」
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