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鶴見区読書活動報告 平成28年度
最終更新日 2019年3月27日
平成28年度「ひろげよう絵本の世界~絵本を高齢者に届けよう」
第1部の講演会では、「介護ブックトークって?」というテーマで吉岡真由美氏(医療福祉専門学校ハーベスト講師)のお話を伺いました。関西弁でのテンポのよい元気あふれる語り口で、あっというまの1時間でした。
「ブックトーク」というと、あるテーマにそって何冊かの本を紹介する技法ですが、「介護ブックトーク」はそれをより参加型にしたものとのこと。「聞き手と語り手が楽しい時間を一緒に過ごす」ことを目的とした介護ブックトークは、絵本の読み聞かせほか、歌や紙芝居も取り入れて、ショーのよう。具体的な事例も織り込んだお話は、活動する方々の参考になったのではと思います。
第2部のパネルディスカッション「つながる魅力、高齢者と絵本」では、吉岡氏を司会として、朗読ボランティア、紙芝居演者、高齢者施設担当者、鶴見区社会福祉協議会事務局長をパネリストに迎えて、意見交換を行いました。
それぞれの活動の紹介の他、高齢者向けの読書活動を進めていくためにどうしたらいいのか、担い手と受入側と相互の立場から話し合いました。会場からの質問も多く出て、関心の高さがうかがえました。
最後に、パネリストの一人である本多ちかこ氏による紙芝居の実演がありました。ライブ感あふれる語りに、目からうろこがおちた、との感想も。平成29年1月から2月にかけて、講演会の受講者を対象に、本多氏を講師に「高齢者への絵本・紙芝居講座」も行われました。
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