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感震ブレーカー設置促進

最終更新日 2024年4月8日

感震ブレーカーの必要性・設置にあたって

電気による火災について

横浜市の最新の地震被害想定(H24.10)では、火災による死者数が1,548人となり、前回の被害想定(H17.3)から大幅に増加しています。
そして、過去の大震災における火災の原因の6割以上(原因不明分除く)が電気に関係するものとされています。
本市においても強い地震が発生した時には、電熱器具等からの出火、また電気復旧時においては、断線した電気コード等からの出火が予想されます。

感震ブレーカーとは

電気による出火を防ぐためには、避難時にブレーカーを遮断することなどが効果的です。しかし、大地震発生時にとっさにそのような行動がとれるとは限りません。
感震ブレーカーとは、設定値以上の地震の揺れを感知して自動的に電気の供給を遮断し電気出火を防ぐ効果的な器具です。各家庭に設置することで出火を防止し、他の住宅等への延焼を防ぐことで、被害を大きく軽減することができると考えられています。

感震ブレーカーの種類について

感震ブレーカーは主に次の種類のものがあります。

1.分電盤タイプ
ご家庭の分電盤に、一定の震度を感知して電気を遮断する機能が付いたもので、基本的には全ての電気が遮断されます。電気を使用する医療器具等があるご家庭などでは、設置について注意が必要です。

2.簡易タイプ
ご家庭の分電盤のスイッチに接続するもので、揺れを感知した際に、おもり玉の落下又はバネの作用などによりスイッチを落とし、住宅内全ての電気を遮断します。比較的安価なものが多く、工事が不要です。

3.コンセントタイプ
ご家庭のコンセントに差し込むタイプと、既存のコンセントと取り替えて埋め込むタイプ(要工事)などがあります。基本的には個別のコンセントの電気を遮断するため、電気ストーブや鑑賞魚用ヒータなどの電熱器具を接続する箇所への設置が適しています。

(令和5年度は終了しました)感震ブレーカーの設置・取付支援について

「横浜市密集市街地における地震火災対策計画」対象地域にお住まいの世帯を対象に、感震ブレーカー「簡易タイプ」の購入費用の一部助成をしております。
令和6年度の本事業については、開始時期等詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

【対策地域の一覧】
【鶴見区】
市場上町、市場西中町、市場東中町、潮田町1丁目~2丁目、小野町、岸谷一丁目~四丁目、北寺尾一丁目~二丁目、北寺尾五丁目~七丁目、汐入町1丁目、下野谷町1丁目~4丁目、下末吉一丁目、下末吉四丁目、諏訪坂、佃野町、鶴見一丁目~二丁目、寺谷一丁目~二丁目、豊岡町、仲通1丁目、馬場一丁目~七丁目、東寺尾三丁目、東寺尾六丁目、東寺尾北台、東寺尾中台、東寺尾東台、本町通1丁目~3丁目、向井町1丁目~2丁目、
【神奈川区】
旭ケ丘、入江二丁目、浦島丘、浦島町、大口通、大口仲町、神之木台、神大寺一丁目、神大寺四丁目、栗田谷、子安通1丁目、斎藤分町、白幡上町、白幡町、白幡仲町、白幡西町、白幡東町、白幡南町、白幡向町、立町、中丸、七島町、西大口、西神奈川二丁目~三丁目、二本榎、白楽、平川町、広台太田町、松本町1丁目~5丁目、三ツ沢上町、三ツ沢下町、三ツ沢中町、六角橋一丁目~六丁目、
【西区】
赤門町2丁目、東ケ丘、伊勢町1丁目~3丁目、老松町、霞ケ丘、久保町、御所山町、境之谷、浅間台、浅間町2丁目~5丁目、中央一丁目~中央二丁目、戸部本町、西戸部町1丁目~3丁目、西前町2丁目~3丁目、浜松町、東久保町、藤棚町1丁目~2丁目、元久保町
【中区】
赤門町1丁目、池袋、石川町1丁目~5丁目、上野町1丁目~4丁目、打越、大芝台、大平町、柏葉、北方町1丁目~2丁目、鷺山、諏訪町、滝之上、竹之丸、立野、千代崎町1丁目~4丁目、寺久保、仲尾台、西竹之丸、西之谷町、初音町1丁目~3丁目、英町、日ノ出町2丁目、本郷町1丁目~3丁目、本牧荒井、本牧大里町、本牧三之谷、本牧町1丁目~2丁目、本牧原、本牧満坂、本牧緑ケ丘、本牧元町、豆口台、簑沢、妙香寺台、麦田町1丁目~4丁目、元町1丁目~5丁目、矢口台、山下町、山手町、大和町1丁目~2丁目、山元町1丁目~4丁目
【南区】
井土ケ谷上町、浦舟町1丁目、永楽町1丁目、榎町1丁目~2丁目、大岡一丁目~五丁目、庚台、唐沢、共進町1丁目~3丁目、山谷、清水ケ丘、白妙町1丁目~2丁目、高根町1丁目、通町4丁目、中里一丁目~四丁目、永田北一丁目~三丁目、永田山王台、永田東一丁目~二丁目、永田南一丁目~二丁目、中村町1丁目~3丁目、西中町4丁目、八幡町、東蒔田町、伏見町、平楽、別所二丁目~五丁目、別所中里台、堀ノ内町1丁目~2丁目、蒔田町、真金町1丁目~2丁目、南太田一丁目、三春台、宮元町3丁目、六ツ川一丁目~二丁目、睦町1丁目~2丁目、若宮町1丁目~4丁目
【保土ケ谷区】
岩崎町、岡沢町、霞台、帷子町1丁目~2丁目、鎌谷町、神戸町、桜ケ丘一丁目~二丁目、月見台、初音ケ丘、星川一丁目、峰岡町1丁目~3丁目、宮田町1丁目~3丁目、和田2丁目
【磯子区】
磯子一丁目~二丁目、磯子八丁目、岡村一丁目~七丁目、滝頭一丁目~三丁目、中浜町、久木町、広地町、丸山一丁目~二丁目
【金沢区】
金沢町、洲崎町、泥亀二丁目、寺前一丁目~二丁目、西柴三丁目、平潟町、町屋町、谷津町
【港北区】
菊名一丁目、篠原台町、篠原町、篠原西町、篠原東一丁目~三丁目、新吉田東五丁目~六丁目、高田東一丁目、高田東四丁目、綱島西五丁目、仲手原二丁目、錦が丘、日吉本町四丁目、富士塚一丁目~二丁目
【戸塚区】
汲沢一丁目、汲沢三丁目~八丁目、戸塚町
【泉区】
白百合一丁目~三丁目、中田北二丁目~三丁目、中田西二丁目~四丁目、中田東一丁目~四丁目、中田南一丁目~五丁目

※1 鶴見、神奈川、西、中、南、保土ケ谷、磯子、金沢、港北、戸塚、泉の各区の一部。
※2 「感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン」(内閣府)で定める簡易タイプの性能評価に基づき、(一社)日本消防設備安全センターの認証を有するもの。

(令和5年度は終了しました)感震ブレーカー出張説明会について

自治会・町内会等を対象に、感震ブレーカーの設置に向けた出張説明会を実施します。
令和6年度の本事業については、開始時期等詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

1 概要
(1)対象・・・・・・「地震防災戦略における地震火災対策方針」対象地域内の自治会・町内会等
(2)日数・・・・・・1地域につき、1時間程度
(3)日時・・・・・・日程については申請者の方と調整させていただきます。
(4)場所・・・・・・原則、地域に伺いますが、実施場所の確保をお願いします。
(5)実施期間・・・・申し込みが開始され次第、お知らせいたします。

2 説明内容について
以下のプログラムで説明会を行います。(全体で1時間程度)

  1.  地域における被害想定
  2.  感震ブレーカー設置助成事業の説明
  3.  申し込み受付・個別相談

3 お申し込み要件

  • 複数(5人以上)の説明会参加者を確保することができる
  • 自治会町内会館など、説明会の実施場所を確保することができる

4 お申し込み・お問い合わせ
説明会のご希望やご質問については。
総務局地域防災課(671-3456)、またはお住まいの各区総務課防災担当までお問合せください。

(令和5年度は終了しました)感震ブレーカー設置推進事業補助金について

令和6年度の本事業については、開始時期等詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

設置にあたっての注意事項

  • 感震ブレーカーはすべての分電盤に対応可能ではありません。分電盤の種類によって設置が困難なことがあります。判断が難しい場合は、各メーカーへお問い合わせください。
  • 生命の維持に直結するような医療用機器等を設置している場合、停電に対処できるバッテリー等を備えてください。
  • 夜間に地震が発生した場合に照明が消えることで、屋外への迅速かつ安全な避難の妨げになることも考えられるため、非常灯等を準備しましょう。
  • 賃貸にお住まいの方は原状回復が必要となる場合があるため、貸主等とご相談のうえ、感震ブレーカーを設置してください。
  • 発災したのちに復電をする際、焦げたような臭いを感じた場合には、直ちにブレーカーを遮断し、再度安全確認を行い、原因が分からない場合は電気の使用を見合わせることが必要です。
  • 感震ブレーカーを設置した後は、定期的な作動性能の確認や必要に応じて部品等の交換を行いましょう。

分電盤タイプの取付工事に関するお問合せ先

分電盤タイプの取付を行う際は、住宅電気工事センターにて、お近くの電気工事店を紹介しています。
住宅電気工事センターホームページ(神奈川県電気工事工業組合)(外部サイト)(外部サイト)

関連サイト

参考資料

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このページへのお問合せ

総務局危機管理部地域防災課

電話:045-671-3456

電話:045-671-3456

ファクス:045-641-1677

メールアドレス:so-chiikibousai@city.yokohama.jp

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