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「感震ブレーカー」を設置し、地震による火災を防ぎましょう
最終更新日 2025年5月26日
感震ブレーカーとは
電気による火災について
過去の大震災における火災の原因の6割以上(原因不明分除く)が電気に関係するものとされています。
本市においても強い地震が発生した時には、電熱器具等からの出火、また電気復旧時においては、断線した電気コード等からの出火が予想されます。

感震ブレーカーの必要性
電気による出火を防ぐためには、避難時にブレーカーを遮断することなどが効果的です。しかし、大地震発生時にとっさにそのような行動がとれるとは限りません。
地震の大きな揺れを感じて電気を自動で遮断する機器で、地震の際の電気火災(電気機器からの出火や停電が復旧したときに発生する通電火災)の発生を抑制する効果があります。
各家庭に設置することで出火を防止し、他の住宅等への延焼を防ぐことで、被害を大きく軽減することができると考えられています。
主な種類
バネ式/電池式
おもり式
コンセント差込式
- バネ式/電池式
揺れを感知するとバネの力や電池によりバンドが作動してブレーカーのスイッチを落とします。 - おもり式
揺れを感知するとおもり玉が落下し、ブレーカーのスイッチを落とします。 - コンセント差込式
コンセントに差し込んで使います。基本的には漏電遮断機に配線されている系統の電気のみを遮断します。
感震ブレーカー補助制度
対象地域地図

器具代の全額補助(重点対策地にお住まいの方)
「横浜市密集市街地における地震火災対策計画」における重点対策地域にお住いの世帯の方は、感震ブレーカーの器具代を全額補助します。
神奈川区
旭ケ丘、浦島丘、神大寺1丁目、神大寺4丁目、栗田谷、斎藤分町、白幡上町、白幡仲町、白幡西町、白幡東町、白幡南町、白幡向町、中丸、西大口、西神奈川3丁目、二本榎、白楽、平川町、広台太田町、松本町1丁目、松本町2丁目、松本町3丁目、松本町4丁目、三ツ沢上町、三ツ沢下町、三ツ沢中町、六角橋2丁目、六角橋3丁目、六角橋4丁目、六角橋5丁目、六角橋6丁目
西区
赤門町2丁目、伊勢町1丁目、伊勢町2丁目、伊勢町3丁目、老松町、霞ケ丘、久保町、境之谷、中央1丁目、中央2丁目、西戸部町1丁目、西戸部町2丁目、西戸部町3丁目、西前町2丁目、西前町3丁目、浜松町、東久保町、藤棚町1丁目、藤棚町2丁目、元久保町
中区
赤門町1丁目、上野町1丁目、上野町2丁目、上野町3丁目、大芝台、大平町、柏葉、北方町1丁目、北方町2丁目、鷺山、竹之丸、立野、千代崎町1丁目、千代崎町2丁目、千代崎町3丁目、千代崎町4丁目、寺久保、西竹之丸、西之谷町、初音町1丁目、初音町2丁目、初音町3丁目、英町、本郷町1丁目、本郷町2丁目、本郷町3丁目、本牧荒井、本牧町1丁目、本牧町2丁目、本牧満坂、本牧緑ケ丘、簑沢、麦田町2丁目、麦田町3丁目、麦田町4丁目、矢口台、山手町、大和町1丁目、大和町2丁目、山元町1丁目、山元町2丁目、山元町3丁目、山元町4丁目
南区
大岡1丁目、大岡2丁目、大岡3丁目、庚台、唐沢、山谷、清水ケ丘、中村町1丁目、中村町2丁目、中村町3丁目、西中町4丁目、八幡町、伏見町、平楽、南太田1丁目、三春台、若宮町1丁目、若宮町2丁目、若宮町3丁目、若宮町4丁目
磯子区
磯子8丁目、岡村1丁目、岡村2丁目、岡村3丁目、岡村4丁目、岡村5丁目、岡村6丁目、滝頭1丁目、滝頭2丁目、滝頭3丁目、中浜町、久木町、広地町、丸山2丁目
器具代の一部補助(上記地図 水色部分)
重点対策地域以外にお住まいの方は、感震ブレーカーの器具代を一部補助します。
申請要件
横浜市内にお住いの世帯の方
申請者負担額
下記対象器具・申請者負担額をご確認ください。
取付代行(先着1,200件)
※取付代行好評につき、先着1,000件のところ1,200件へ拡大しました!
器具代補助をご申請頂いた方のうち、以下の要件を満たす世帯には、取付代行を行います。
申請要件
同居者全員が、下記のア~カのいずれかであること
ア.65歳以上
イ.身体障害者手帳の交付を受けている
ウ.愛の手帳(療育手帳)の交付を受けている
エ.精神障害者福祉手帳の交付をうけている
オ.介護保険法による要介護、又は要支援の認定を受けている
カ.中学生以下
*「中学を卒業した方」から「64歳以下の方」がいる世帯については、イ~オに該当しない限りこの制度の対象となりません。
補助制度の対象器具・申請者負担額
重点対策地域にお住まいの方
いずれの対象器具の場合も、負担額が無償になります。
対象器具(一覧)
感震ブレーカーはすべての分電盤に対応可能ではありません。分電盤の種類によって設置が困難なことがあります。
感震ブレーカーを選ぶのにお困りの方は、ぜひお気軽にコールセンターへご相談ください!
バネ式(製品名:ヤモリ)
正面からの寸法(mm)
縦145×横66×奥行き55
メーカー名
株式会社リンテック21 TEL:03-5798-7801
重点対策地域以外の申請者負担額
1,800円(送料・税込み)
取り付け方
- 器具付属のバンドをスイッチに引っかけて固定する。
- 器具在中の両面テープで、分電盤に貼り付ける。
遮断までの時間
揺れを感知した直後
注意点
- 本体を地面と垂直に設置
- 付属バンドで位置を調整
- ふたつきの分電盤の場合、ふたを完全に閉められない(ふたを開けたままであれば取付けできる)。
バネ式(製品名:ヤモリ・デ・セット)
正面からの寸法(mm)
メーカーのホームページでご確認ください。
メーカー名
株式会社リンテック21 TEL:03-5798-7801
重点対策地域以外の申請者負担額
2,700円(送料・税込み)
取り付け方
- 器具付属のバンドをスイッチに引っかけて固定する。
- 器具在中の両面テープで、分電盤の外に貼り付ける。
遮断までの時間
揺れを感知した直後
注意点
- 本体を地面と垂直に設置
- 付属バンドで位置を調整
- ふた付きの分電盤に対応(コード部分の隙間が必要である)
- 壁が漆喰壁、砂壁、木壁、壁の状態が悪く押すと凹む場合は取付不可
おもり玉式(製品名:スイッチ断ボールⅢ)

正面からの寸法(mm)
縦58×横34×奥行き28
メーカー名
株式会社エヌ・アイ・ピー TEL:03-3823-6220
重点対策地域以外の申請者負担額
1,700円(送料・税込み)
取り付け方
- 水平器を見ながら位置を調整し、おもり玉を支える台座を分電盤に貼り付ける。
- おもり玉が付いたひもにキャップを結び、スイッチにかぶせる。
遮断までの時間
揺れを感知した直後
注意点
- 分電盤の下におもり玉が落ちるための空スペースがあること
- 本体を地面と垂直に設置
- ふた付きの分電盤に対応(ひも部分の隙間は空けておく必要がある)
コンセント差込式(製品名:Ki感震センサー)
※アース線タイプ、3端子タイプを選択
正面からの寸法(mm)
縦111×横30×奥行き45
メーカー名
ケー・アイ技術株式会社 TEL:0598-20-8858
重点対策地域以外の申請者負担額
3,900円(送料・税込み)
取り付け方
器具本体が地面と垂直になるように壁止めを行い、アース線を接続しコンセントに差し込む。
遮断までの時間
揺れを感知してから3分後
注意点
- 漏電遮断器付分電盤の場合のみに作動
- 壁付けするためのスペースが必要
- 壁へのネジ止めが必要
- アース線との接続または3端子コンセントに差込みが必要
- アース線タイプ、3端子タイプのどちらかを申請時に選択
- 100Vのコンセントに差込み
- 適応主幹ブレーカー定格感度電流 30mA以下
補助制度のお問い合わせ先・申込先
船山株式会社 コールセンター:0120-993-918
(横浜市より上記の事業者へ運営を委託しています)
- コールセンター受付時間:平日午前8時30分~午後5時15分
- FAX:0258-25-2782
- 申請用E-mail:yokohama-kanshin@funayama.co.jp
- 相談用E-mail:info-yokohama-kanshin@funayama.co.jp
器具の選定にお困りの際は、お気軽にご連絡ください。
補助制度の申込方法
電子申請・郵送・FAX・E-mailでの申請が可能です。
電子申請
下記の電子フォームにアクセスし、必須項目を入力してください。
郵送・FAX・E-mail
利用申請書に必須事項をご記入の上、申込先へ送付してください。
郵送での申請の場合は、両面印刷をしてご利用ください。
申込後の流れ
混雑状況により申込から配送・取付までにお時間がかかる場合があります。
申込
- 申込方法は、本ページの申込方法をご確認ください。
- 申込内容を元に、横浜市が利用可否を決定します。
配送の場合
- 利用決定後、利用決定通知およびご希望の感震ブレーカーをお届けします。
- 代引きによる配送をします。配達員に器具の代金をお支払いください。(重点対策地域の方は無償です。)
- 届いた器具をご自身で取付けしてください。
取付代行の場合
- 申請書の取付希望日に訪問します。
- 希望日時での対応が難しい場合、申請書の記載された連絡先に担当者がご連絡します。
取付訪問
- 取付時間は約30分を予定しています。取付当日は立ち会いをお願いします。
- 器具は訪問日に取付員が持参します。
- 取付員に器具の代金を直接お支払いください。お支払いは現金のみとなります。(重点対策地域の方は無償です。)
設置にあたっての注意事項
- 配送後、感震ブレーカーの返品や返金はできません。また、配送された感震ブレーカーの流用や転売は絶対に行わないでください。
- 過去に、感震ブレーカーに関する補助や助成事業をご利用いただいた方はお申込みできません。
- 生命の維持に直結するような医療用機器等を設置している場合、停電に対処できるバッテリー等を備えてください。
- 夜間に地震が発生した場合に照明が消えることで、屋外への迅速かつ安全な避難の妨げになることも考えられるため、非常灯等を準備しましょう。
- 賃貸にお住まいの方は原状回復が必要となる場合があるため、貸主等とご相談のうえ、感震ブレーカーを設置してください。
- 発災したのちに復電をする際、焦げたような臭いを感じた場合には、直ちにブレーカーを遮断し、再度安全確認を行い、原因が分からない場合は電気の使用を見合わせることが必要です。
- 取付け後の感震ブレーカーの維持、管理は自己責任でお願いします。
- 感震ブレーカーを設置した後は、定期的な作動性能の確認や必要に応じて部品等の交換を行いましょう。
注意喚起
分電盤などの訪問販売に対する注意喚起
電話や訪問で「無料で点検する」と言われたために家に上げたら、「工事をしないと危険」や「法で決まっている交換時期を経過している」と不安をあおり、契約させる点検商法のトラブルが多発しています。
当事業において、分電盤等の点検のため訪問することや、申し込みをしていない方へ直接電話することはありません。
また、口座番号等の個人情報を聞き取ったりすることも絶対ありません。
こうした訪問や電話には絶対に応じないでください。
また、不審な訪問や電話があった場合は、警察へ連絡をお願いします。
給湯器・分電盤・屋根修理などの訪問販売に対する注意喚起
関連サイト・参考資料
関連サイト
(参考)「横浜市感震ブレーカー等設置推進事業に係る助成事業実施要綱(PDF:249KB)」
(参考)「横浜市密集市街地における地震火災対策計画」
(参考)「通電火災」をご存じですか? (youtube.com)(外部サイト)
(参考)地震への備え(家具転倒防止・感震ブレーカー) (youtube.com)(外部サイト)
参考資料
このページへのお問合せ
総務局危機管理部地域防災課
電話:045-671-3456
電話:045-671-3456
ファクス:045-641-1677
ページID:462-137-444





