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帯状疱疹ワクチン接種(令和7~11年度経過措置含む)
最終更新日 2025年6月23日
令和7(2025)年度から、国の示す方針に基づき、帯状疱疹ワクチンの定期予防接種を金額を一部助成のうえ、実施します。
対象の年齢以外の接種や対象期間外の接種は、任意接種(全額自己負担)となりますのでご注意ください。
※帯状疱疹ワクチン接種は、予防接種法における定期予防接種のB類疾病となります。そのため、接種義務及び接種努力義務はありません。
帯状疱疹ワクチン接種のご案内(PDF:449KB)
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。
帯状疱疹ワクチン接種事業
1 実施期間及び接種対象者
2 使用するワクチンについて
3 帯状疱疹ワクチン接種協力医療機関(実施場所)
※医療機関をお調べの際はこちらをご覧ください。
4 接種に必要なもの
5 接種費用
6 接種費用の免除について
7 帯状疱疹ワクチンを接種するにあたっての注意事項
実施期間
令和7年(2025年)7月1日~令和8年(2026年)3月31日
接種対象者
横浜市内に住民登録があり、接種日現在で次の➀~③のいずれか1つに該当する方
※対象者は年度によって異なるため、希望者は対象期間を逃さないようにご注意ください。
※①・③に該当する方には、個別通知(定期接種に必要な予診票を同封)を6月下旬頃にお送りする予定です。
※②に該当する方には、個別通知が送付されません。
1級の身体障害者手帳(身体障害者手帳申請中の場合は、申請時に提出した 身体障害者診断書・意見書の写し)をお持ちの上、ご自身で区の福祉保健課に行き、予診票をお受け取りください。
対象者 | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
① | 年度内に65歳を迎える方
※ 令和8(2026)年4月1日時点の年齢 | ||||||||||||||||||
② | 60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に1級相当の障害のある方 | ||||||||||||||||||
③ | 【令和7(2025)年度から令和11(2029)年度までの経過措置】
※1 令和7(2025)年度に限り100歳以上の方は全員対象となります。 |
帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、組換えワクチン (GSK 社:シングリックス)の2種類があり、いずれか1種類を接種します。
各ワクチンは、接種回数や接種方法、接種間隔、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なりますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。接種を希望される方は、記載内容を参考に、必要に応じ医師とも相談の上、接種するワクチンをご検討ください。
ワクチンの効果と副反応については、「7 帯状疱疹ワクチンを接種するにあたっての注意事項」をご確認ください。
生ワクチン | 組換えワクチン | |
---|---|---|
接種回数 | 1回(皮下に接種) | 2回(筋肉内に接種) |
接種間隔 | ー | 通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種 |
接種条件 | 病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません。 | 免疫の状態に関わらず接種可能です。 |
協力医療機関で接種を受ける際は、以下のものをご持参ください
1.予診票
- 令和7年度の対象者の方には、個別通知にてお送りする予定です。(送付時期は、6月下旬を予定しています。)
- 60歳以上65歳未満の対象者や、転入等により予診票がない方等は、ご自身の本人確認書類をお持ちの上、ご自身で区の福祉保健課に行き、予診票をお受け取りください。60歳以上65歳未満の対象者の方は、1級の身体障害者手帳(身体障害者手帳申請中の場合は、申請時に提出した身体障害者診断書・意見書の写し)も併せて持参してください。
↓外国語版予診票(みほん)は以下をクリックしてください。必ず正規の予診票に転記してください。
[英語版] 今後作成予定です。いましばらくお待ちください。
[中国語版] 今後作成予定です。いましばらくお待ちください。
2.住所・氏名・生年月日を確認できるもの(健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 60歳以上65歳未満の方は、身体障害者手帳や診断書、または障害の程度が確認できるもの
- 自己負担免除対象者の方は「6 接種費用の免除について」を確認ください。
3.1回目の予防接種済証(組換えワクチン2回目接種の場合)
1回目の接種の後、医療機関から交付されます。組換えワクチン2回目の接種の際は、1回目の予防接種済証で接種歴を確認した後に接種を行います。必ず持参してください。
生ワクチン | 4,000円 |
---|---|
組換えワクチン | 10,000円/回 |
※実施期間を過ぎると上記金額または無料で接種を受けることができなくなりますのでご注意ください。
ア~ウいずれかの条件に該当する方は、接種する際に、下記1~8のいずれかの書類1点を協力医療機関へ提出することにより上記の接種費用が免除されます。
接種費用免除の対象となる方 | 必要書類(接種を受ける方の分の書類に限ります) |
---|---|
ア.非課税世帯の方 | 接種する日に属する年度の |
イ.生活保護の方 | 接種する日に属する年度の |
ウ.中国残留邦人等の方で支援給付を受けている方 | 令和7年度の |
※注意 |
|
(2)上記(1)のア~ウの条件に該当するが、上記1~8の書類がない場合、下記「9.帯状疱疹ワクチン接種自己負担免除対象者確認書」発行の手続きが必要です。
- 下表(自己負担免除対象者確認書の申請手続きについて)のとおり区役所窓口または郵送での申請が必要となります。ただし、郵送による交付は事由(住所移動、世帯分離等)により、対応できないことがあります。
- 代理の方が郵送で申請する場合、本人の委任状(参考様式)(PDF:89KB)(PDF:89KB)、接種を受ける方の本人確認書類のコピー、代理で申請される方の本人の確認書類のコピー及び返信用切手を貼った封筒をあわせて医療局健康安全課予防接種係までご郵送ください。
- 高齢者施設等において、入所者分を一括で郵送申請する場合、自己負担免除対象者確認書の様式を印刷して必要事項を記入して、本人の委任状、接種を受ける方の本人確認書類のコピー、代理で申請される方の本人確認書類のコピー及び返信用切手を貼った封筒をあわせて医療局健康安全課予防接種係まで郵送してください。
令和7(2025)年1月1日時点で、本人を含む世帯員の中で横浜市外在住であった方がいる場合は、手続き内容が変わりますのでご注意ください。
※住民登録の反映に時間を要するので、転入届け提出後4日(土日・祝日を除く)以降にお手続きいただくようお願いいたします。
↓詳細は以下をクリックしてください。ご不明点がありましたら、各区福祉保健課健康づくり係までお問合せください。
(1)接種される方が申請される場合(PDF:150KB)(PDF:215KB)
(2)代理人が申請される場合(PDF:155KB)(PDF:221KB)
区役所窓口での申請 | 郵送での申請 | |
---|---|---|
申請先 | 区福祉保健課 健康づくり係 | 医療局健康安全課 予防接種係 |
手続期間 | 原則として申請当日 | 2週間程度 |
受付期間 | 令和7年7月1日(火曜日)~令和8年3月31日(火曜日) ※土日祝・年末年始を除く 組換えワクチン希望の場合は1月には1回目接種が必要なため、令和8年1月までに2回分を申請してください。 | 令和7年7月1日(火曜日)~令和8年3月13日(金曜日)(消印有効) 組換えワクチン希望の場合は1月には1回目接種が必要なため、令和7年12月までに投函してください。 |
持ち物・ 手続方法 | 接種を受ける方の住所・氏名・生年月日を確認できるもの(60~64歳の方は身体障害者手帳等) | A 用紙(便せん等可/横浜市医療局HPに様式あり)に以下を記入します。 |
代理人に | 【同一世帯員の場合】 |
|
(1)ワクチンの予防効果
生ワクチン | 組換えワクチン | |
---|---|---|
接種後1年時点 | 6割程度 | 9割以上 |
接種後5年時点 | 4割程度 | 9割程度 |
接種後10年時点 | ー | 7割程度 |
※ 合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。
(2)ワクチンの副反応
接種後に次のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医師(医療機関)へお問い合わせください。
主な副反応の | 生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK社) |
---|---|---|
70%以上 | ― | 疼痛* |
30%以上 | 発赤* | 発赤*、筋肉痛、疲労 |
10%以上 | そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結* | 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛 |
*ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より厚生労働省にて作成
(3)帯状疱疹ワクチン接種を受けることができない方
ア 明らかな発熱(37.5度以上)を呈している方
イ 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
ウ それぞれのワクチンの成分によって、アナフィラキシーを呈したことが明らかな方
エ 生ワクチンの場合、病気や治療によって、免疫の低下している方
オ その他、医師が不適当な状態と判断した方
(4)帯状疱疹ワクチン接種を受ける際に、担当医師とよく相談する必要がある方
ア 過去に任意で帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)を接種したことがある方
イ 心臓血管系疾患、じん臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を持つ方
ウ これまでの予防接種で、接種後2日以内に発熱、全身性発しんなどのアレルギーを疑う症状を呈したことがある方
エ 過去にけいれんの既往のある方
オ 過去に免疫不全と診断されている方及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
カ 帯状疱疹ワクチンの成分に対してアレルギーを呈する恐れのある方
キ 生ワクチンの接種を希望される場合、輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガングロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上間隔を置いて接種をしてください。
ク 組換えワクチンの接種を希望される場合、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方
帯状疱疹ワクチン接種に関するお問合せ先(横浜市予防接種コールセンター)
横浜市が実施する定期予防接種等のお問い合わせはコールセンターにて承ります。
【電話番号】045-330-8561(FAX番号:045-664-7296)
【受付時間】9時~17時(土日祝日・年末年始を除く)
【対応言語】日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語
※医療機関のご予約やワクチン在庫照会に関する問い合わせには対応しておりません。あらかじめご了承ください。
※任意接種については、各医療機関において接種実施の有無や開始時期等を決定しています。
そのため、任意接種を実施している医療機関のご案内はいたしかねますのでご承知おきください。
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横浜市予防接種コールセンター
電話:045-330-8561
電話:045-330-8561
ファクス:045-664-7296
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