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上手な医療機関のかかり方

最終更新日 2021年7月8日

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医療安全を推進するためには、医療機関やその従事者と患者さんが情報を共有し、心をつなぎ、信頼と協力の下で医療が実施される必要があります。では、どのような心構えで医療を受ければよいか、ポイントをしぼっていくつか例示しましょう。

病気の症状を具体的に伝えましょう。

  • 「いつから」「どこが」「どのように」具合が悪いのかを具体的に医師へ伝えましょう。
  • これまでにかかった大きな病気や現在服用中の薬の名前、過去にあった副作用なども伝えましょう。
  • 伝えたい内容や質問したいことは、簡単にメモをしておきましょう。

今後の見通しを聞いてみましょう。

  • 今後、どのような検査や治療が必要かなど聞いてみましょう。
  • そのほか、医療費に関することや治療にかかる期間の目安など、大事なことはメモを取っておくようにしましょう。

診断に対し不安なときは・・・

  • 症状がよくならないなど、医師の診断に対して疑問に思うことや不安に思うことがあれば、きちんと打ち明けましょう。
  • 医師に相談せずに次々に医療機関を変えることは、医療機関・患者の双方にとって、よい結果を招きません。治療を振り出しに戻し、新たに余分な医療費がかかることにもなります。

症状がよくなったかどうかの経過も医師に伝えましょう。

  • 症状がよくなってきたときは、自分で判断して服薬を止めてしまったり通院を中断したりせず、「よくなった」ということを医師に伝え、今後の治療方針も確認しましょう。

気になる症状が出たときは、まず診療所(かかりつけ医)へ

  • 病気になったり気になる症状が出た場合は、まず近所の診療所(かかりつけ医)を受診し、必要に応じて紹介状を書いてもらい、適切な医療機関を紹介してもらいましょう。
  • 医療機関は「病院」と「診療所(かかりつけ医)」で機能分担をしています。紹介状がない状態で大病院を受診すると、原則、患者負担が発生しますので、注意しましょう。

医療費は自分でチェックしましょう。

  • 受診した際は、領収証や明細書で医療費を確認し、疑問に思うことがあれば、医療機関に尋ねましょう。


(平成22年4月から、レセプト電算システムが導入されている保険医療機関等については、「正当な理由」がない限り、領収証の交付にあたって個別の算定項目のわかる明細書を無償で交付しなければならないとされました。)


日頃から上手な医療のかかり方に関する情報を確認しましょう。

  • 納得して治療を受けるために、自分自身の病気に対する理解を深め、主体的に治療に参加しましょう。
  • 医療は、医療機関と患者の双方の信頼関係で成り立っています。コミュニケーションをよく取り、上手な医療のかかり方を身につけましょう。

上手な医療のかかり方.jp(外部サイト)

(上手な医療のかかり方に関する情報を随時発信している厚生労働省の公式ウェブサイトです。)


このページへのお問合せ

医療局健康安全部医療安全課

電話:045-671-3654

電話:045-671-3654

ファクス:045-663-7327

メールアドレス:ir-iryoanzen@city.yokohama.lg.jp

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