区長瓦版 平成29年4月 　(区長からのメッセージ)

保健活動推進員は、健康づくりに関心があり、地域で健康づくり活動を実施する意欲のある方などが、自治会・町内会から推薦を受け、横浜市長から委嘱を受けられた方です。 保健活動推進員は、地域の皆様の健康づくりの推進役として、自ら健康づくりを実践するとともに、地域の健康づくり活動を通じて、ご自身や地域の皆様の健康寿命の延伸につながる取組をされています。
４月６日、平成３０年度末までの２年間にわたって、神奈川区の保健活動推進員を担っていただく２０３名の方への委嘱式を開催しました。

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【神奈川公会堂で行われた委嘱式の様子】

平成２９年度の神奈川区保健活動推進員の活動の方向性は、健康づくりキャンペーンやウォーキング、すくすくかめっこ事業、子育て支援活動、体操教室、防災訓練、地域祭り、ふれあい訪問など地域の様々な活動を通して、関係団体と連携して地域の健康づくり活動の推進に取り組むこととしています。

区民まつりや地域のイベントなどで、血管年齢測定や健康チェックを行っている緑のベストを着て、オレンジの帽子をかぶった方が保健活動推進員さんです。また、区内２１地区において、体操教室やロコモ予防、ウォーキングなど健康づくりイベントを実施しているので、気軽にご参加ください。

今年、神奈川区は区制90周年を迎えます。実行委員会では、「健康ムーブメントを広げて、元気な神奈川区を目指す」をコンセプトのひとつにしています。
区制90周年記念事業として6月25日には、神奈川スポーツセンターで世代に応じた健康に関する講座や相談、体操などの健康づくりイベントを実施します。三ツ沢せせらぎ緑道などをウオーキングしやすいようにリニューアルして、秋には「健康みちウオーキングイベント」を実施します。
また、地産地消のレシピコンテスト、介護予防啓発講座など様々な健康づくりに関する記念事業を実施します。これらの行事にも保健活動推進員の皆様のご協力をいただくことになっています。

【ウオーキングイベントの様子】

【健康チェックの様子】

私も、数年前に保健活動推進員さんから「健康を害して生活にいろいろ制限がかかって苦労するより、今、できることに気を付けた方がはるかに楽ですよ」ということを言われました。そこで、無頓着だった生活習慣を反省し、野菜中心の食生活に少し改善しました。その結果、最近はしっかりメタボ基準をクリアすることができております。助言をいただいた保健活動推進員は私の健康寿命の恩人だと本当に感謝しております。
言うまでもなく、豊かな人生を送るには、健康で過ごすことが根底にあります。区民の皆様の健康づくりを推進する保健活動推進員の活動に大いに期待しております。

平成29年4月
神奈川区長　二宮　智美