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区長瓦版 平成29年10月  (区長からのメッセージ)

最終更新日 2018年11月29日

横浜市神奈川区制90周年記念式典が挙行されました

10月1日、横浜市神奈川区民文化センター「かなっくホール」で、神奈川区制90周年記念事業実行委員会による記念式典が挙行されました。記念式典では、自治会町内会関係者、関係団体、企業などの皆様やご来賓のご出席をいただき、神奈川区制90周年をお祝いするとともに神奈川区の更なる発展を願いました。
神奈川区、この地は、鎌倉時代から神奈川湊と呼ばれ、海上交通・貿易の要衝として栄えてきました。江戸時代には、「東海道神奈川宿」として陸上交通の要衝として賑わい、東海道有数の宿場として繁栄してきました。開港時には、多くのお寺が各国の領事館などに利用され外交の舞台にもなりました。そして、昭和2年、人口11万4000人を擁する神奈川区が誕生し、以来幾多の歴史的変遷を経て、今日に至っております。特に戦火は区の大半を焦土と化し、また、長年にわたる接収など、多くの苦難を区民の皆様の力で乗り越えてきました。
現在では、「海と緑と丘のまち」と言われるように、臨海部のウオーターフロントに広がる近代的な街並み、内陸部の農地が残る緑に囲まれた風景、元気な商店街、尾根沿いの閑静な住宅街など、横浜の縮図とも言われるように、様々なまちの表情を持つ区として成長してきました。まさに、神奈川区は、歴史と新しさを兼ね備え、人情味豊かで活力ある街として発展してきたわけです。この間の諸先輩方のご労苦や「わがまちかながわ」への熱い思いに対して深甚な敬意を表したいと思います。

伊東満実行委員長のご挨拶
【伊東満実行委員長のご挨拶】

子どもたちによるメッセージの発表
【子どもたちによるメッセージ】


記念式典の第一部では、伊東満実行委員会委員長が「区制100周年に向けて、神奈川区が更なる発展を遂げていくことを願っています。」とご挨拶され、来賓の国家公安委員会委員長・国土強靭化担当大臣・内閣府特命担当大臣の小此木八郎大臣と横浜市会議員小松範昭議員からご祝辞をいただきました。特別協賛者への感謝状贈呈のあと、子どもたちから10年後の神奈川区へのメッセージが発表されました。メッセージは、「今後自分が住んでいる町がこうなって欲しい。」という思いを込めたもので、区内公立の小学校19校、中学校7校、特別支援学校1校、合計27校の生徒から寄せられ、いずれも夢と希望に溢れたものです。記念式典では、その代表として、青木小学校、栗田谷中学校、盲特別支援学校の生徒たちが会場の皆様から温かく見守られて元気で真剣な発表が行われました。このメッセージは、タイムカプセルに封印して100周年を迎える10年後に開封します。

迫力極まる神奈川大学管弦楽団の演奏
【迫力極まる神奈川大学管弦楽団の演奏】


記念式典の第二部では、神奈川大学管弦楽団による記念コンサートが開催され、結婚行進曲など迫力ある演奏で会場は感動に包まれました。神奈川大学管弦楽団は、80名の団員が神奈川区にある横浜キャンパスで活動を行っています。学生であるからこそ表現できる音楽を追求し、団員が切磋琢磨しながら地域密着型の演奏会など様々な演奏活動を精力的に行っています。素晴らしい演奏に心から感謝を申し上げます。

感動に包まれた会場から拍手喝さいの嵐
【感動に包まれた会場から拍手喝さいの嵐】


実行委員会では、「区の良さを再発見」、「幅広い世代が参加」、「健康ムーブメント」の3つのコンセプトをもとに、元気な神奈川区を目指して様々な記念事業を企画し実施してきました。また、今後実施する記念事業も多くあり、広報等によりご案内しておりますので、皆様の参加をお待ちしております。
この90周年を契機に今後もしっかりと区民の皆様と協働して「つながりを育み、安心して温かさを実感できるまち神奈川区」を目指し、区政への取組の更なる充実に努めてまいります。どうぞ皆様の引き続きのお力添えをよろしくお願い申し上げます。

平成29年10月
神奈川区長 二宮 智美

90周年


このページへのお問合せ

神奈川区総務部区政推進課

電話:045-411-7021

電話:045-411-7021

ファクス:045-314-8890

メールアドレス:kg-kusei@city.yokohama.jp

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