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日常生活の中で生活習慣病のリスクを下げる行動例
最終更新日 2020年1月20日
生活習慣病のリスクを下げるには、1日普通歩行(犬の散歩程度の速さ≒時速4㎞)60分の身体活動が必要
「普通歩行」は安静時(横になって楽にしている状態)の3倍の運動強度です。
安静時の運動強度を「1メッツ(METs:metabolic equivalents)」とすると、「普通歩行」は3メッツです。
身体活動(生活活動+運動)量は、「メッツ×時間」で表します。
「普通歩行」60分の身体活動量は、3メッツ×1時間=3メッツ・時となります
1日60分「普通歩行」しなくても、家事や運動で同じ身体活動量にできることもある!
生活習慣病予防のためには、「23メッツ・時/週」の身体活動量が必要と言われています。
つまり、1日あたり「3.3メッツ・時」程度の身体活動量が必要です。
3.3メッツ・時と言われてもピンと来ない人も多いと思いますので、ぜひ、下の例をご覧ください。
(例1)犬の散歩(20分)+家事(約18分)+ほどほど歩行(平地、時速4.5~5.1㎞)(10分)+普通歩行(15分)
20分 風呂掃除と掃除機 合計約18分 行き:ほどほど歩行10分
帰り:普通歩行15分
(例2)通勤での歩行(片道15分・往復30分)+階段を上る(合計5分)+家事(18分)
往復30分 合計5分 風呂掃除と掃除機 合計18分
(例3)ラジオ体操第1(3分)+散歩(=「普通歩行」)(30分)+子どもと遊ぶ(歩く/走る。活発に)(17分)
3分 30分 17分
例に出た生活活動動作は、どれくらいの運動強度?
メッツ(運動強度) | 身体活動 |
---|---|
3.0 |
|
3.3 |
|
3.5 |
|
4.0 |
|
5.8 |
|
運動強度は、数字が大きい程、強いです。
(例)
「通勤」や「ラジオ体操第1」は、「普通歩行」と比べると約1.3倍の運動強度です。
3メッツ・時の身体活動量を行うためには
「普通歩行」では60分活動する必要があります。
「通勤」や「ラジオ体操第1」では、約46分活動する必要があります。
同様に
「風呂掃除」の場合は、「普通歩行」と比べると約1.17倍の運動強度ですので、3メッツ・時の身体活動量を行うためには、
「風呂掃除」では、約51分活動する必要があります。
参考 厚生労働省ホームページ
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