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歩行等の運動以外の活動でも生活習慣病のリスクを下げられる事がある!(18歳~64歳)
最終更新日 2020年5月29日
普通歩行(犬の散歩程度)10分と同等の身体活動量を消費するには
生活習慣病のリスクを下げるためには、3メッツ以上の「身体活動」を1週間で23メッツ・時行うと良いと言われています。
具体的には、「歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を、毎日60分行うことで生活習慣病及び生活機能低下のリスクが下がる」と言われています。(18~64歳の方)
※「身体活動」は安静にしている状態より多くのエネルギーを消費するすべての動作の事です。
「身体活動」=「運動」+家事などの「生活活動」のことです。
歩行(普通歩行:犬の散歩程度)を1日60分はできないという方は、他の活動でチョイ足ししてみませんか?
「普通歩行」10分=3メッツ×10分÷60分=0.5メッツ・時の身体活動量です。
普通歩行10分と同じ身体活動量の例
身体活動量(運動強度「メッツ」×実施時間(時))がほほ同じものです。運動強度が強いほど、活動する時間は短くなります。
運動強度 |
普通歩行10分 |
生活活動 |
---|---|---|
3 | 10分 |
|
3.3~3.5 | 9分弱 |
|
4.0 | 7.5分 |
|
5.8 | 5分 |
|
運動強度(メッツ)が普通歩行(犬の散歩程度)ほぼ同じ活動で、同じ身体活動量になるためには、同じ活動時間【分】が必要になります。
例えば
「ラジオ体操第1」、「階段をゆっくり登る」、「通勤」は、4.0メッツの運動強度のため、普通歩行10分と同じ身体活動量(0.5メッツ・時)になる為に必要な時間は、
4メッツ×必要時間X分÷60分=0.5
X=0.5×60分÷4≒7.5分 になります。
普通歩行10分と同等身体活動になる運動と分数は?
生活習慣病のリスクを下げるには、1日男性は9,000歩女性は8,500歩歩くことが必要と言われています。(18~64歳)
歩数が足りていない方は、ぜひ、生活の中に10分チョイ足ししてみましょう!
歩行よりも運動がお好きな方は、ぜひ、1日30分以上の運動を週2日以上行えるようにすると、生活習慣病のリスクが下がりますので、ご参考にしてください。
運動強度(メッツ) | 必要分数(分) | 運動 |
---|---|---|
3.8 | 約8分 |
|
4.0 | 7.5分 |
|
5.0 |
6分 |
|
5.5 | 5.5分 |
|
6.0 | 5分 |
|
参考 厚生労働省ホームページ
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電話:045-334-6344
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